50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

背骨を守る

ニュースでジェットコースターによる背骨の骨折が発生したと報じられました。今日は骨折の原因の考察と骨粗しょう症の予防についてお聞きいただけたらと思います。

 

あの富士山を目の前に乗るジェットコースターは格別なものがあります、昔のあのカタカタと時間をかけてピークまで昇るドキドキとワクワク感はたまりませんね~真冬に乗ると最高です(笑)

現在の絶叫系はいきなりスピードが180㎞!?そして急旋回などと確かに首まわりへの負担は致し方ないのでしょうか?このような傷害、障害が発生したしまったことは残念なことです・・・

骨折の詳細は分かりませんが、頸椎の骨折、圧迫骨折!?(これは殆どは腰の辺りで発生します)、ひとつ詳しいのは第二頸椎の骨折、若年の女性の方が。やはりあの戦闘機がカタパルトでいきなり加速して離陸するような加速は相当なG、重力がかかるのでしょうか・・・

 

ちょこっと背骨についてです~背骨はタツノオトシゴの様にクネクネしているのは想像がつきますよね、首の骨は7つあります。首だけお辞儀すると背中の首下に骨の突起が触れるかと思います。これが7番目の頸椎(けいつい)です。

 

ここから下は胸椎(きょうつい)そして腰椎、仙骨(このまわりに骨盤があります)そして尾骨(これは3つないし4つと人それぞれのよう)と生理的湾曲と言われるS字カーブを背骨は形成して、多様な(擦り切れた感がある言葉ですね)動きを可能としています。

 

腰から背中は弓なりのS字カーブが理想のカタチでして、頸椎、首の7つも理想はS字カーブと言われています。最近言われているストレートネックはよろしくはないのは認識され始めました。

 

先日ヘップバーンのローマの休日麗しのサブリナを久しぶり観ました~ローマの休日はあの真実の口のシーンが有名ですね~最近はさんまさんがCMでヘップバーンと共演していました(笑)麗しのサブリナではサブリナパンツ姿の彼女の美しいスレンダーな姿勢が良く見て取れました。

彼女のスレンダーな姿勢は見事なS字カーブ、腰から背中そして首が長~い!ローマの休日の最後のシーンのあのドレス、鎖骨がきれい~スミマセン、戻ります。

 

要は頸椎の7つもヘップバーンのように緩やかなカーブが必要、機能と美しさを兼ね備えていると言う事です。この首まわりを形成するには土台となる腰椎、骨盤まわりなどを作らないと頸椎はストレートネックとなってしまいます・・・

ではどうすれば?ですが、これは私の仕事、ライフワークでもあるので事あるごとに姿勢についてお話しさせていただきますね(笑)

 

戻ります、これは推察ですがストレートネック気味が原因のひとつかと思われます。あとは骨自体の問題、いわゆる骨粗しょう症、女性の方が大半なのはこれが要因かと思われます。スマホを見る姿勢はホントに首に首まわりの筋群や頸椎に負担がかかります。

疲れたら休むそして動かす、首や肩まわりをストレッチをお勧めします。お風呂やシャワーあとカラダが温まっている時に2~3分でも、効果ありますよ~動かして嫌な痛みや感覚があったら中止のサインです、お気をつけ下さいませ~

 

骨粗しょう症についてです、骨粗鬆症のこの鬆(す)は字の如く骨がスカスカの鬆になることを表しています。年寄の病気じゃないの~?ではないのがこの度の頸椎の骨折です。カルシウム不足、牛乳をよく摂ればいいのじゃないの?は長年かけてお上が国民へのある意味での刷り込みなのです。

 

戦後GHQが聞いたことありますよね、脱脂粉乳を学校給食に。私より4つ上の方はそのご経験があると聞いたことがあります。確かに栄養状態は戦後間もないので改善されたようですが、そもそも牛乳やチーズの乳製品は諸刃の剣でして、カラダには栄養にも毒にもなるものなのです。(お上は今でも推奨してるぞ~!?です)

 

毎日大量に牛乳を飲み乳製品を食べる欧米の高カルシウム民族の方々は、日本人に比べて数倍骨折の発生率が高いのご存知でしょうか?カルシウムは吸収率が問題でして、多く摂っても吸収されず排泄されてしまうのが現実です。

 

日本人も牛乳、ヨーグルト、チーズにアイス(笑)冷蔵庫に常備されています。確かにカルシウム豊富なのですが最近の日本人も食は欧米化(古いギャグですね)カルシウムは腸管から吸収される際に脂肪酸(ここではお肉や乳製品類です)が多いとカルシウムはカラダに吸収されずに排泄されてしまいます。

カルシウム豊富な切り干し大根の煮物を食べる時にカルシウムを吸収したいとしたら、いっぱいの焼肉やチーズなどの乳製品は禁忌行為となるかもしれません。

 

切り干し大根の煮物は適度なタンパク質とデンプン、ご飯で食せばカルシウムはカラダへと、ということになります。脂肪酸は美味しいですよね・・・適度にです。

 

更に筋トレをしていたら筋肉も骨も強く!です~夕食は良いタンパク質を少し多めに食べて成長ホルモンを夜に出しましょう~(笑)

骨折箇所もタンパク質で早く骨が再生する様お祈りしています。

 

骨はカルシウムとリンが結合してあの柔軟性のある硬いものに、それらの接着剤の役割をはたしているのがコラーゲンです。コラーゲンもこれほどが誤解されているものもありません。コラーゲンは動物の体内に多く含まれるタンパク質なのです、30%にも及ぶと言われています。厳密ではありませんがタンパク質イコールコラーゲンと思っていただいてよいかと思います。お鍋の底に残ったプルンプルンはコラーゲンではないのですね(笑)

前回のジャガイモでも話しましたが、大切なのはタンパク質と言う事になります。強くてしなやかな骨にもタンパク質が(9種の必須アミノ酸を考えて食事から摂ることが大切ということです。確かに乳製品はカルシウム豊富しかも9種の必須アミノ酸も豊富ですが、吸収率の問題とあと残留しているホルモンなどの問題があります。

 

乳製品を多く摂ると乳がんや男性は前立腺がんの罹患率が高いのは、日本のお上は積極的に報じないのが現状です。

 

3週から4週でカラダの中では細胞が破壊(アポトーシス)と再生を繰り返してカラダを健全に健康に保っています。細胞レベルでは今の顔と1カ月後の顔は違うということになります(笑)その為には肉類や乳製品類に偏らないタンパク質の接種が大切になります。9種の必須アミノ酸を動物性、植物性とどちらかに偏らないよう考慮して食事を楽しんでいただけたらと思います。

 

今夜は鶏の胸肉と秋鮭を一緒に煮てしまいます~ズボラだけど考えられた食事かな(笑)

お肌に関心のある方はコラーゲン形成を考えたらビタミンCと鉄分のあるものも考慮されて下さい。骨でしたらビタミンD、最近ビタミンD強化の商品も多々ありますよね。

食品ならサケやサンマやキノコなどに含まれています、これらは腸管から吸収され骨や歯に沈着されるようです。ビタミンDは少し前はあまり取り立てられていませんでしたが、細胞の増殖や分化、そして免疫機能に関わるなどと新たな情報が発信されるでしょう。

適度な紫外線もビタミンDを形成するので適度に日光浴ですね~