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ガンにならない人の食事

今回は1994年に出版された 食事で治す本 ジーカーバー/丸元淑生 訳 の中にある、ガンにならない人の食事の文章を分かり易く解説したいと思います。

先ずはその文章をそのまま載せます。

 

もしも、あなたがが生まれたばかりの赤ちゃんで、その後の人生でガンにならない正しい食事をするとしたら、あなたはベジタリアンフイッシュ・ベジタリアンになるだろう。だいたいは食べない。

飽和脂肪の多い動物性食品と乳製品は避ける。緑黄色野菜と果物はたっぷり食べる。

無精製の穀類を食べ、豆もよく食べる。

 

ふだんは緑茶を飲み、たまに欲した時にコーヒーを飲む。ミルクはローファット(低脂肪)のものを飲む。ヨーグルトはよく食べる、特にアシドフィルス菌のヨーグルトを食べる。

もしも、あなたがアルコールを飲むとしたら、非常に控えめである。ビタミンDオメガ3油を多く含んだ青魚も好物である。

 

濃い塩をしたものや塩蔵品はあまり食べない。肉を食べるとしたら、皮を外した鶏の胸肉である。絶対に口にしないのがベーコンやサラミなどの燻製肉である。

パンは全粒粉で作ったしっかりしたもので、バターもマーガリンもつけない。

油を使う場合はコーン・オイルや紅花油などのオメガ6油は避ける。加熱調理に使うのはオリーブ油や菜種油(キャノーラ・オイル)などのオメガ9油で、サラダに使うのは亜麻仁油である。

 

あなたはサラダが大好きで、ブロッコリー、人参、トマト、オレンジ、玉ねぎはいくら食べても食べ過ぎたということがない。生でも加熱してもニンニクの香味が好物。

イチゴ、ラズベリー、スイカ、オレンジなどのカラフルな果物に食指が動く。赤いブドウには目がない。

ビタミンEが豊富なナッツ類はみな好きでよく食べる。レニウムが豊富なブラジル・ナッツ、オメガ3が豊富なクルミ、オメガ9が豊富なアーモンドは欠かさない。といって、それが余分な体重がつくまでは食べない。

 

以上です。太字の部分を解説しますね~

 

ベジタリアンよりは現在ではビーガンの方が分かり易いかな、日本生まれなのにあまり認識されていないマクロビオティックいわゆる精進料理的なマクロビオティックアメリカでの方が広まっています。豆腐や納豆に麹など、生の魚なんぞ食えるか~昔ですね(笑)

 

肉類は食べると9種の必須アミノ酸ビタミンB群が豊富なので日々摂ると良いかと。

鶏の胸肉やささ身がお勧めです。豚肉や牛肉は頻度を減らす方が良いでしょう。

飽和脂肪、逆が不飽和脂肪ですね、鶏肉➡豚肉➡牛肉、食べる部位により前後しますが、飽和脂肪が多くなるので鶏肉をお勧めします。

 

乳製品類は美味しいですよね~カルボナーラやピッツァ、最高です(笑)

乳製品は飽和脂肪が多いので女性の方は頻度を考えた方が無難でしょう。乳がんや子宮がんや卵巣がんは過剰の女性ホルモン(エストロゲン)がガンの成長に拍車をかけます。

エストロゲンは女性の方の全人生を通じてリスクファクターなので、閉経期前も閉経期後も食事の選択は大変重要になってきます。ガン以外にも骨粗鬆症は女性の方はリスクがあります、腰椎の圧迫骨折などはガンよりたちが悪いので、食事の選択は重要になります。

 

ヨーグルトは現在は免疫機能にとのCMで昔より摂る方が増えましたよね~加齢に伴う免疫機能(貪食細胞やリンパ球や顆粒球、詳細は省略しますね)は確かに衰えるようなのですが、腸内の細菌類、免疫細胞だとNK細胞ナチュラルキラー)は加齢に関係なく腸内をよい環境にしておくとこの免疫細胞はまだまだ活性化するようです!

 

コーヒーは覚醒作用や利尿作用があるのでTPOに合わせて適度にですね~コーヒーの効用は毀誉褒貶が激しく運動前に良いなどと、私は1日2杯抑えています。

 

アルコールは気分の効用など得られるので生活に欠かせないものですね~問題はアンモニアの解毒です、アンモニアは生体にとって極めて毒性が高いのです。酷い二日酔い大変ですよね(笑)健常者でしたら肝臓の尿素回路というもので尿素までに解毒され、尿中に排出されます。お水が飲んだら必要なのはこの訳です。

詳しくは省略しますがアルコールを楽しむ際は食べながら、帰ったらドンドン水をお飲み下さいませ~

 

ビタミンDは骨の成長なのですがあまり情報がなくスミマセン。あえてミルクにビタミンDが添加されているものを選ばなくても、紫外線は皮膚の中でビタミンDを形成するようなので心配はありません。

 

オメガ3とかオメガ6オメガ9は昨今メディアでも流れるようになりました。亜麻仁油はスーパーでも手軽に購入出来るように。要は魚類の不飽和脂肪酸がオメガ3でEPAとかDHAなどがそれです。オメガ9の代表がオリーブオイルです。

 

問題のオメガ6の不飽和脂肪酸、代表格はサラダオイルですね~昔は沢山摂るとカラダに良いなんて!?お国お上はのたまっていました・・・揚げ物した後に油こしで濾して

また揚げ物に再利用していた昭和な時もありました~今思うと!????ですね・・・

 

オメガ6は摂り過ぎると現在は動脈硬化や免疫系の攪乱などドンツになりました。

あのフライヤーで揚げた揚げ物はホント頻度を考えた方がよいと思われます、ほんと。

 

塩蔵肉類、燻製してあるもなどハムやベーコンやソーセージはとても美味しいです、ほんとに(笑)これらは製造するにあたり細菌の繁殖を防ぐために亜硝酸ナトリウムという化学物質が添加されています。致し方ないのです、製品として流通させるには最低限度添加が必要なのです。

 

多少食べても肝臓が解毒するので心配はないのですが、食べて胃に入るとニトロソアミン、怖そうな名前ですね、イクラやタラコや明太子にも変色防止の為に使われている

亜硝酸ナトリウムは胃の中でニトロソアミンに変化するようです・・・・

 

胃がんの原因のひとつとこのニトロソアミンは考えられています。日々胃の粘膜細胞は様々なものにさらされているので、避けた方が賢明でしょう。

 

ビタミンEセサミンに代表!?するようにカラダにいいものです(笑)ビタミンCに並び最強のビタミンとされています。心臓や呼吸器など多くの疾病予防に長くサプリとして愛用されています。有体に言うとビタミンEは活性酸素から守ってくれるので、周り巡って様々な病気に利き、健康維持増進に良いとされています。

 

活性酸素は長くなるので短く言うと、カラダに酸素がとりいられて約2%が活性酸素になります。これを除去!?できると水素水とういものが流行りましたよね~

活性酸素は必要なものでもあります、カラダに侵入してきた病原菌は白血球の中で溶かされて排出されるのですが、この溶かすのが活性酸素なのです。

 

あまり激しい運動をするとこの活性酸素を除去する酵素が除去しそびれると、この活性酸素は細胞にとって大変やっかいなもので、これが細胞をガン化させるようなのです・・・

ビタミンEは故に良いものなのです。

 

ビタミンを取るならベーシックなビタミン、マルチミネラルビタミンがお勧めです。

マルチにはCやE、ビタミンB群、このB群は大切なものでネットで検索してみて下さい。

私はこれをベースのCを増やしたりベータカロチンを増やしたり、アルコールにお世話になった際にはビール酵母です(笑)

 

そうです、アリナミンのCMは目や腰や肩こりなどと宣伝していますよね~メインはビタミンB群がメインの医薬品です、チョコラBBもお肌にですね。

医薬品は高いのでBコンプレックスで購入できますよ~製薬会社の方ゴメンナサイ~

 

ヒトのカラダは60兆の細胞の集まりと言われています。その60兆の中で10憶~20億にガン細胞が増えると健診などで見つかる場合があります。

長年かけてガン細胞は増殖してゆきます、現在もガン化しそうな細胞を正常にしたりと、カラダの中では戦国時代のように細胞は戦って、ガン化を防いでくれています。

その為にも良いと思われる食事をしていただけたらと思います。