50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

子供と大人のタンパク質量の違い

台風15号の影響で千葉の館山の小学校の給食の様子がニュースで流れていました。ご飯と納豆とミルク、後は個人で持参との風景・・・各家庭も台風被害の影響が残る中、弁当持参も困難のようです・・・今日は大人と子供のタンパク質の量、アミノ酸の必要量についてお聞きいただけたらと思います。

 

今年よくテレビで健康長寿の方が朝から肉を食べている、タンパク質を沢山摂っている、高齢になるほどタンパク質を!と度々取り上げていました~結論から申し上げます、加齢と共に子供の頃に比べるとタンパク質の量は減っていく少なくて済むカラダに変化、ということです。ですが館山の学童の給食のご飯に納豆とミルクでは全くタンパク質量が足りていません・・・朝もあまり食べないでこの給食では学童のカラダは大丈夫?給食センターの開始は来年の9月以降とのこと・・・大切な成長期に心配です・・・大人は摂り過ぎると尿酸値が~となります~摂りすぎお気をつけ下さいませ~食べ過ぎたらビール酵母とお水で対処を、特にこれから年明けの時期(笑)

 

タンパク質は20種ほどのアミノ酸(中に9種の必須アミノ酸があります)が色々な組み合わせで多種多様なタンパク質ができています。トンカツはアミノ酸と脂質やビタミン・ミネラルなどの複合産物ということです~ヒレかロースで悩みますね(笑)

ご存知の様にアミノ酸を使って人間のカラダの殆どを形成させています、厳密には再生と分解を繰り返して、赤ちゃんの頃から高齢になるまでアミノ酸にお世話になり生きています。タンパク質の必要量は全体の15%ほど、炭水化物が65%脂質が20%、年齢やアスリートや疾患にかかっている方などで個人差はあります。

 

良いタンパク質とはアミノ酸のバランスがとれた食べ物です、肉や魚や大豆、乳製品では上記の20種のアミノ酸のバランスが各々違い、研究などで指標とされているのは全卵です。卵をアミノバランス100として白米は必須アミノ酸リジンが少ない、大豆はメチオニンが少ないと意外とバラバラなアミノ酸状態なのです。故に館山の給食はご飯はリジンが不足、納豆もメチオニンが少なめ、小さいミルクだけではアミノ酸のバランスも全体的なタンパク質量も超~不足ということになってしまいます・・・

ちなみに魚介類でも甲殻類タウリンが豊富と聞かれたことがあるかと~エビやイカなども少ない必須アミノ酸があるので鍋には甲殻類にタラやサケなどの魚類も入れてバランスを整える~です。

 

1985年の研究データですが世代別の必須アミノ酸の必要量があります~

成人が84 学童が216 幼児が352 乳幼児が714 です。

成人が84とするとデータにはありませんがシニアほど減ってゆくのはその通りです。

学童時期は筋肉も骨も成長期思春期というホルモンの分泌で大人のベースになるカラダをつくり上げる大切な時期です~シニアは逆に加齢、肉体の老化の中でタンパク質の量よりも更にアミノ酸のバランスが必要となるかと思います、

私自身も20歳代から仕事を始めまだアラカンですが(笑)筋トレなどのトレーニングもほどほど、日々のレッスンとカラダの健康に維持するためにタンパク質量、アミノ酸のバランスを特に考慮しています。なんとか髪を染めないでいられるのもタンパク質様様でしょうか~タンパク質量で髪やお肌や爪などの変化が得られるかと思います。

 

老化と共にカラダの臓器は萎縮してゆきます、思春期の頃に最盛期の胸腺という器官、ここは免疫細胞のT細胞の養成所のような所です~加齢と共に一番早くこの胸腺は萎縮するようです。心臓が一番萎縮が遅いのは心臓も筋肉だからなのでしょうか?脳も確実に萎縮しています・・・老化には抗えないように思えますが、骨格の筋肉は鍛えれば90歳代でも筋力が発達するアメリカで研究が~良かったです!適度な筋トレと心臓のポンプ作用を鍛える有酸素運動そして良いタンパク質で健康に長生きできるかも?できたらいいなぁ~です(笑)