50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

大豆の植物エストロゲン効果

大豆のイソフラボンと言う栄養素の名前が認知されて久しくなります。今日は女性ホルモンのエストロゲンと構造がよく似ているフィトエストロゲン(植物エストロゲン)の体内での効果についてお聞きいただけたらと思います。

 

まずホルモンとは何ぞや?ですが、元気の素のようなイメージですね(笑)確かにモツの!?ではなくホルモンの役割は、神経系とともに細胞内の環境を一定に保つ大切な役割を担っています。大体は体内で合成されているようです~しかし日々食事から動植物からホルモン様性物質を摂らないといけないのが現実です。体内で有名なホルモンは糖分を取り込む役割のインスリンや脳内に分泌されるアドレナリンなどが有名ですね~

 

今日は大豆のフィトエストロゲン、植物エストロゲンです。大豆製品は日本では古来から食されています、豆腐や豆乳はすっかり欧米でも大豆の植物ホルモンの効果が認識され、醤油や味噌と共に食されているようです。

何故?海外で大豆製品がこんなに広まったのでしょうか?大豆の植物エストロゲンの効果が認知されたからでしょう~エストロゲンは骨を強化し血管の拡張と強化を促進し心臓病のリスクを低下させる効力があります。

 

 

故にアメリカでは閉経期の女性の半分近くがホルモン補充療法を受けています。日本でも更年期障害で診療を受けるとホルモン補充療法を促されるかと思われます。

内服薬や最近ははり薬タイプもあるようです~合成されたエストロゲンを長年に渡り摂取し、特に女性特有の多くの疾患を予防しようとしています。男性はよく聞いて下さいね(笑)女性は複雑で精密な生殖機能をもっているため、更年期障害月経前症候群、子宮頸がん、卵巣がん、子宮がん、乳がん尿路感染症と危険性が高いのが現実なのです。故に男性は女性に一層の心遣い、気遣いをかと思います~

 

ホルモン補充療法は現実としては諸刃の剣でもあります。過剰になる合成ホルモンの危険性はあまりネットなどには出ていません・・・ガンも怖いですが怖いと思うものは骨しょう粗症です。男性に比べて骨がもろくなるのは致し方なく、知り合いの方がホルモン補充療法を止めたら背骨の腰の部分、腰椎が圧迫骨折してしまいました。何もしていなくて背骨が潰れてしまう・・・手術でプレートを入れても骨がもろいので再手術と・・・

日頃から良質なタンパク質、カルシウムやビタミンDそして大豆製品などを選んで摂り、適度な運動で筋肉を刺激、筋量、筋力を保つことしかこの背骨の圧迫骨折を防ぐ方法はないのではないでしょうか・・・

 

エスゲトロンはカラダのオーケストラの第一バイオリン、いわゆるコンサートマスター

コンマスですね(笑)と言われています。エストロゲンが分泌されると細胞にレセプターがありエストロゲンが結び付くと乳房の発育、思春期の体型の変化、生涯にわたる骨の成長や骨密度などの重要な発育が促進されます。エストロゲンが指令を出して他のホルモン、プロゲステロンや黄体ホルモンなどはコンマスに続くようです~

 

この大切なホルモンの働きを攪乱させるのが環境ホルモンです。食べ物では農薬や食肉に残留しているホルモン剤や抗生剤・・・自動車お排気ガスやごみ処理の後のダイオキシンなど挙げれば枚挙にいとまがありません・・・子供さんがいましたら極力避ける、逃げるように教えていただけたらと思います。子供の未来が心配です・・・

 

スミマセン~コロナ禍ではないですが恐怖をあおってしまいましたらごめんなさいです~結論としましては特に女性の方は日頃から大豆や他の豆類を積極的に摂りましょう~です!!

 

私は作り置き惣菜に大豆カレーに大正金時豆のミネストローネで出来るだけ豆を食べるように心掛けています。1週間分毎日食べるので飽きることもありますが(笑)

最近はひよこ豆ガルバンゾもスーパーで購入出来るようになりました。一昼夜、水で戻す手間はかかりますが、面倒な方はレンティルという小さい少し潰れた丸形の豆があります~あの女性スタッフがメインでコーヒーを試飲できる店や(笑)成城ナントカなどで購入できます。これはオリーブオイルでニンニクと玉ねぎにこのレンティルを炒めて水を入れて、後は数分で塩、胡椒で栄養満点な豆スープが出来ます。

 

赤トンボも飛び始めました~もう少しこの暑さガンバルゾーです(笑)