50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

肉抜き糖質抜きの危険性

メジャーリーグで大谷選手の活躍がメディアで連日流れています。身長195㎝

体重100㎏の日本人離れした肉体が打っては投げ~の!時節、溜飲が下がるという表現がビッタリではないでしょうか~

今日は疲労回復に必要なアミノ酸、特に3つのアミノ酸BCAA(分岐鎖アミノ酸

ロイシン、イソロイシン、バリンそして特に肉体疲労に効果的な糖質(グルコースアミノ酸の同時摂取についてお聞きいただけたらと思います。

 

大谷選手、いったい肉体回復のためにどの様な食事をしているのかと思い、ネットで情報を得てみました。炭水化物、糖質はグルテンフリーにしたらしく、卵のオムレツも控えているとのことです。

グルテン(小麦)を他の糖質に変えるアスリートが増えているようです、先日の全仏で優勝したジョコビッチ選手、髪が昔モンチッチに似ているな!?と、失礼しました~

ジョコビッチ選手もグルテンフリーにして体調が改善したのは有名な話ですね~

 

大谷選手が225㎏でデットリフトをしている動画がアップされていました。しかもベルトなしで凄い!の一言です。多分オフシーズンの筋トレだと思いますが、ちなみにインシーズンでもそれなりの筋トレはしているので、肉体の疲労回復には考えられた綿密な、ある意味企業秘密的なケアをしているのでしょう~でなければあれだけの活躍は不可能かと思われます。

 

肉体を動かすにはグルコースブドウ糖)自動車で言えばガソリンのようなものだとは知られています。ダイエットなどで糖質制限や糖質抜きなども未だにブームなのは否めないですが、肉体を生命を維持するためにはグルコースがなければ脳は低血糖でフラフラの意識混濁、筋肉のグリコーゲンは動くため(筋の収縮や伸張のため)の主要なエネルギー源なのはご存知ですよね。

 

しかし糖質がブドウ糖が無い時には人間は体タンパクをブドウ糖の代用品とすることが出来るのです。しかし筋肉が減る(サルコペニアと言うようです)、細くなるということは?見た目は確かにスレンダー、きれいなボディなのかもしれませんが・・・体力は落ちる、疾患にかかりやすい、骨が折れる折れやすく、など筋力の低下の悪影響は挙げれば枚挙にいとまがありません・・・

 

ヒトは20種のアミノ酸を色々と組み合わせて生命を維持しています。9種のアミノ酸は食べ物として(静脈注射などで場合によっては可能ですが)摂らないと生きてゆけない生物、ヒトは糖質と脂質のみでは生きてゆけない生物なのです。

 

ちなみに植物は20種全部アミノ酸を自前で作れるのです、CO2を吸収して酸素を出してくれる、エライ!海と山はつながっている!?朝ドラです(笑)植物にも意思!?があると思います個人的には、ブドウに音楽を聴かせると良いブドウになるようです(笑)ヒトは体内で作れない9種を動物類、木の実などを食べて補うことで進化してきたと言う事です。

 

しかしアミノ酸の20種のバランスが環境により全て何時も足りている、とはならないのが人類の現状です。戦争だったり内戦や貧困などで十分なアミノ酸が不足する健康で長生きとはならないのです・・・残念ながらどのアミノ酸が欠如してどの様な?疾患になる、疾患にかかりやすい?というデータ、研究はまだまだのようです。

 

BCAA、分岐鎖アミノ酸(ぶんきさ)のバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸はスポーツの世界では多少広がりましたが、一般の方々にはあまり知られていません。昔大塚製薬がスポーツドリンクで流行らせようとしたのですが、如何せん分岐鎖アミノ酸、分かり難いですよね~

何故この3つのアミノ酸が大切かと言いますと、筋肉で分解(使う)されやすい、からです。普通は食べ物は胃で攪拌され腸の壁から門脈を通じて肝臓へとなります。

ここでグルコースブドウ糖)はグリコーゲンとなり血中へ、筋肉へ行き、筋を収縮させたり伸張させたりで階段を上ったり、営業に出かけたり出来る訳です。

脳はグリコーゲンはエネルギー源としては使えないので、ブドウ糖グルコース)が足りないと集中力が低下、低血糖、営業中に集中力が無くなる!?と相成ってしまします。朝食は大切だ~です(笑)

 

話戻ります~このBCAAの3つは肝臓に留まらず(ある酵素の力のようです)筋肉へエネルギー源として行くので、特に運動の世界では重宝されていると言う事です。

運動の世界のみならずBCAAは肝臓を損傷から守る!お酒の肴は鶏のレバがいいですよ(笑)筋肉の持久力を高める!どうやら血中の二酸化炭素量を減らし、肺への負担が軽くなる、呼吸器疾患に効果的かもしれません。

BCAAはあらゆる筋肉と器官を保護する効力があるので、心臓の疾患にも、心臓を活動させる力の源にもなるかと思います。術後の回復にも効果があるのでもし手術の際には、BCAAが多く添加されたプロテインやビタミンCなどを術後にという手もあります。

病院食だけではとてもかと・・・

 

最後に9種のアミノ酸動物性のもの、乳製品や肉類や卵に(BCAAもです)多く均等に含まれています。最近は動物性のタンパク質を全く摂らない主義者も紹介されています。大豆などで9種のアミノ酸を賄うことは可能で、日本は昔から大豆を味噌や醤油、豆腐や納豆や油揚げと形を変えながらご飯と共に食していました。

しかしながら大豆はBCAAのバランス、量としてはイマイチ、満たすなら大豆を多く食べないとということに~1個の卵、1杯のミルク、いっぱいの鳥の唐揚げ~これは脂質オーバーです(笑)

 

動物性と植物性のタンパク質をアレルギー等考慮しながアミノ酸のバランスがとれた食事をと思います。今夜はブリのあらを煮てこれでは足りないので、卵と納豆でアミノ酸バランスをという感じ、美味しさより頭で食べてる感じです(笑)

 

そうだ~いつも長くなりスミマセン、糖質との同時摂取です!面白い研究データが~

2002年にアメリカ海軍新兵の54日の訓練後に疲労回復の実験をしたデータです。

訓練直後に①栄養摂取なし ②糖質と脂質 ③タンパク質と糖質と脂質 の3つに分けていわゆる人体実験を行ったようです。

訓練中に感染疾患、筋肉・関節障害、熱中症などの治療を受けた人数の結果、

③のタンパク質を摂取したグループは他のグループより30%、治療を受けた人数が少なかったとのこと。筋肉痛などは③のタンパク質、糖質の同時摂取のグループは34日目で回復、①②のグループは54日目まで筋肉痛は続いたようです。

ということは運動直後のタンパク質の接種は筋タンパク合成を高めるのみならず

筋肉痛なども軽減する作用があるということになります。

20日も短いのですよ~お子さんが野球やサッカーなどの試合が終了したら帰宅前に、

バナナとミルクだけでも是非!です、サプリメントアミノ酸は高いので(笑)

 

ガンにしても感染症にしても自分の細胞が遺伝子異常にならないように、免疫力であったりカラダの抵抗力は日々の食事、アミノ酸のバランスと言っても言い過ぎではないかと思います。一度9種の必須アミノ酸、分岐鎖アミノ酸(BCAA)お調いただけたらと思います。