50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

絶食は脂肪がつくのを促進する

秋から冬は気温が下がり動物も植物も脂肪を蓄える季節、美味しい季節です~今日は美容の永遠テーマ、脂肪の燃焼についてお聞きいただけたらと思います。

昼食をプロテインパウダーにしたり夕食を絶食したり、極端な糖質制限をしたり、結果は上手くいかない経験が少なからずあるかと思います。ヒトのカラダは絶食状態、飢餓状態が長く続くと生命を維持するために、カラダは脂肪を蓄えることをご存知でしょうか?

 

絶食が続くとカラダは脂肪を蓄える酵素が増える、活性化するようなのです、とどのつまり体重は減っても体脂肪率は上がってしまうと言う事です。これはラットなどでの実験で研究されているようです。

太古の頃は何日も食にありつけないことは当たり前、次の食事のためにカラダ自体が生命維持のために脂肪を蓄え、カラダを動かすためのエネルギーに変換させて、生き延びて現在に至っています。現在のホモサピエンスはこのDNAを脈々と引き継いでいるようです。

 

ヒトは生きる、生命維持活動のためのエネルギーは大きく3つ、炭水化物グルコースいわゆるブドウ糖、2つめに脂肪酸、飽和脂肪とか不飽和脂肪ですね~あと中性脂肪コレステロールもです。3つめはアミノ酸、これはタンパク質と言われるアミノ酸やデンプンや脂肪酸の固まり、混合物です、牛丼やカツ丼です(笑)

 

上記の1番即エネルギーとなる炭水化物ブドウ糖は直ちにエネルギーとして使われますが、蓄えが効かないものなのです。通勤で使うチャージを頻繁にしないといけないICカードのようです(笑)朝食べないでいるとランチまで頭がボ~ッとするのはこのためですね~脳はブドウ糖の大食漢なのです。

 

タンパク質、アミノ酸もエネルギーに変換されるのですが、例えばトーストとゆで卵のモーニングでトースト、糖質を食べないで出勤したとすると、上記の即エネルギーの糖質が無いので卵のアミノ酸を糖質に変換させてエネルギーに変えることができます。

 

しかしカラダはこの状態はあまりよろしくない状態です。詳しく言いますと血中のブドウ糖や肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンが枯渇すると、カラダは筋肉などの体タンパクを分解してエネルギーに使う事になります。そうしないとよく言われる低血糖状態のように脳が正常な活動が出来ない危険な状態に、と言う事です。

 

拘置所などに収監されて出所された際に誰しもカラダはシェイプされた状態に~3食食べているようですがタンパク質量も糖質量も足りていない食事内容、カラダは体脂肪や体タンパクをエネルギーに・・・出所して筋肉は細くスレンダーなカラダに・・・しかし体脂肪率は意外に高い、変わっていないのではないでしょうか?

 

では脂肪を燃やす、エネルギーとして使うダイエットは運動を行いながら、上記の炭水化物、脂肪酸アミノ酸をバランスよく摂りながら、定期的な運動を、ということになります。運動のポイントはエアロビックな運動有酸素運動ですね~エアロビックな運動は出来れば脈が少し上がった状態、個人により感覚が違いますが少しドキドキ!?だけど呼吸が荒くハァ~ハァ~にならない程度、恋に落ちた始めの頃のように(笑)

 

これくらいの脈拍を保つ必要があります~この状態だと全身に血液が巡り、体温も上昇、細胞の中のDNAの脂肪燃焼のための酵素も活発になるようです~この状態がいわゆるファットバーンかと思います。

この脈拍を少なくとも15分~を目安に年齢や個人の健康状態を十分に考慮した継続時間を保っていただけたらと思います。この15分の前段としてウォーミングアップ、カラダを徐々に動かし温めて脈をゆっくり上昇させる時間は入っていません。アップしたら少し長めのダンスなどの動画をお選び下さい(笑)如何に脈を保つかです~

 

普通のウォーキングなら同じく15分くらいはアップと考えて、メインの部分が30分としたらクールダウンに、脈を徐々に下げながら最後にストレッチも同様に15分くらい。故にメインの部分の脈拍を上げる運動は必然的にエアロビックな運動が理想です。

メインの部分は階段を選んだりノンストップで歩ける場所を選んでいただけたらと思います。

 

昔流行ったダンベル体操のようなエアロビックとアネロビックの中間の様なものでも結構ですが、負荷がある程度かかる筋トレはまず使うエネルギーはブドウ糖などが中心なので、出来ればエアロビック的な動作、運動をお勧めします。

 

正月に向けて実業団や学生の駅伝の予選が催されています。彼らランナーの体脂肪率は低いと5%などと競技の形の淘汰されたカラダです。ほとんどカラダに脂肪がないカラダで20㎞、フルマラソンとあのスピードで走り切るには、カラダに競技に向けてエネルギーとなるグリコーゲンを蓄えて当日のランとなります。フルマラソンとなると誰でも蓄えたエネルギーは枯渇するので、最後は如何に脂肪をエネルギーとして使うか?

使えるかにかかっています。

 

話少し飛びます~ヒトの細胞のひとつひとつ、中にがありこの中にDNAがあります、60兆も(笑)

我々のカラダはこのDNAからRNAというリボンのような物が出て目まぐるしくアミノ酸を作っています。このRNA新型コロナウイルスのワクチンで話題に出ているmRNA,メッセンジャーRNAです。間違った言い方かもしれませんが、ワクチンのmRNAがコロナウイルスに乗っ取られたDNAに攻撃をしかけて、やっけられるか?そして抗体を作り出し全身の血液に配置できるか?これがワクチンの使命かと思います。

 

エアロビックな運動の継続により細胞の中のミトコンドリアも増えるようです。ミトコンドリア心臓や筋肉などの場所によっては1つの細胞に数百~1000にも及ぶ数が存在しています。想像すると気持ち悪いですね(笑)ミトコンドリアエネルギーの発電所のようなものなので大食漢!適度な糖質、炭水化物は必要ということになります。

 

運動、エアロビックな運動はDNAを刺激して脂肪を燃焼させる酵素をより作り出すことが出来ます。この酵素の合成のためにはアミノ酸が必要になります。特にヒトのカラダでは合成できない必須アミノ酸と言われる9種のアミノ酸、詳しくいちどネットでお調いただけたらと思います。白米はリジンが足りないとか

筋肉に必要なBCAA、分岐鎖アミノ酸など~これらのアミノ酸を食事から摂り常にカラダの状態を健康に、この時代は免疫機能ですね~タンパク質、アミノ酸を意識していただけたらと思います。