50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

体内のタンパク質の損失

お正月の休み中、食べ過ぎでカラダが重いという方が多いのではないでしょうか?私も日頃のルーティーンから外れた美味しい食べ物で、カラダが重いです(笑)今日は多すぎるタンパク質の弊害と過度な糖質制限による体内のタンパク質の損失についてお聞きいただけたらと思います。

三大栄養素タンパク質糖質脂質のバランスをご存知かと~年齢や活動量や性差に疾患などで上下はありますが、大体の割合は、タンパク質が15%前後、脂質が

20~30%、糖質が60%前後とされています。補酵素とされているビタミンやミネラルは微量ですが、3つの栄養素を潤滑にエネルギーになるために欠かせないものです。サザエさん一家ではタラちゃんから船さんまで(笑)年齢も活動量も様々なので、厳密に言うと皆各々のバランスがあるということでね~

 

日頃の食事でタンパク質の量が多過ぎると、体内のタンパク質の損失を招いてしまう~と言われても疑問に思いますよね。多くタンパク質を食べているのに何故?です~上記の三大栄養素のバランスは自動車に例えると、燃費がよく長くスピーディに円滑にエンジンが動いて、目的地に到着するためには各々のバランスが大切になってきます。

 

例えばお正月で朝からタンパク源ばかり食べてしまい、お雑煮などは食べなかったとします~人の脳はブドウ糖グルコースしかエネルギーとして使えないのは周知ですね、炭水化物、デンプンなどを食べないとカラダは脳やカラダのエネルギーの為にタンパク質をエネルギーに変換して活動に当てることになります。

本来は食事で摂ったタンパク質は生命活動細胞の再生や破壊筋肉組織の修復に使われることが理想です。お肌にもですね(笑)エネルギーとしての糖質、デンプンを摂らない少ないということは、たくさん食べたと思ったお刺身やお肉類のタンパク質は糖質に変換されてエネルギーに使われるので、筋肉の修復などの大切な方へは行かないということになります。

 

では更に多くのタンパク質を摂ればいいのでは?ですが、タンパク質は窒素が構成上含まれていましてこれが体内で代謝されると尿素窒素として、尿などで体外に排出しなくてならないことに~通風がそうですね~血中に多く残ってしまうと腎臓などはフル回転状態、水分が多量に必要になるので、水分喪失にによる体重減少が起こってしまいます。

カラダの水分は直ぐに水分補給しても補充されないので、糖質制限すると体重が減少するのはこの訳です。

 

糖質はインシュリンを刺激するので昨今は悪者扱いにされています。未だに昼は糖質は摂らないように!と指導する専門家もいるのも現実です。短期の体重コントロールは大変危険なことです・・・直ぐに正常な生命活動に支障をきたすことはありませんが、60歳70歳と加齢と共にガンや神経障害や自己免疫疾患などの原因になることも否めません・・・

糖質は確かにクリーンなエネルギーですが多すぎると脂質に転換されてしまいます。各々の活動量などに合わせて適度にとしか言えませんが、食べたタンパク質を本来の目的のためにも糖質を摂っていただけたらと思います。カツオくんは良く遊ぶのでご飯は2~3膳、波平さんは晩酌をするので軽く1膳でしょうか(笑)