疲労回復とアミノ酸

疲労回復というとCMでナントカミンEXとかナントカゴールドαプラスなどのビタミンB群の医薬部外品がよく流れています。効きそうですよね～疲労回復にビタミンＢ１やＢ６やＢ１２などのＢ群が添加されているのは、消化吸収の過程で物質代謝に関わる大切なビタミンなのでプロテインなどにも添加されています。

しかし疲労回復にはアミノ酸が極めて効果的です。アミノ酸はエネルギーになったり脳内でしたら神経伝達物質の前駆物質であったり、抗ウイルス物質として作用し免疫システムを刺激したりと、アミノ酸さん！？は大切な栄養素なのです。

アミノ酸はタンパク質の基礎単位なので私たちはアミノ酸なしでは生きてはいけない

と言うことにまります。

ちょっと下の玄人のシロウト！？が考えた図をご覧ください。

会社経営の社長　　　　　遺伝子　　　　　　　自己の維持と再生

部・課　　　　　　　　　タンパク質　　　　　DNA　（２重らせん、染色体）

社員　　　　　　　　　　アミノ酸　　　　　　mRNA（２０種、必須は９種）

アミノ酸っていったい何？と考えるにあたって、上記のように例えると分かり易いかと思いつきました（笑）

メディアでもゲノム解析などと流れますが、ゲノムとは遺伝子の総体のことです。

社員であるアミノ酸は営業部や経理部のタンパク質の指示命令で働き、タンパク質は社長である遺伝子の意思、命令で働いている～

分かりますか？やはり例えが悪いかもです（笑）お付き合い下さい～

社長である遺伝子は会社のために（カラダですね）自己の維持・再生の役割があります。厳密に言うと遺伝子とDNA（あの２重らせんのヤツ）は違います。

DNAは４つの塩基、AとかTとかGとかCが絡み合い２重らせん状になり、これが染色体というケースに収まり細胞の中の核というものの中にDNAは管理、守られています。

６０兆と言われていますがNHKのBSの織田裕二さんの番組では３７兆と言っています！？いきなり減ったのかな（笑）おのおのの細胞には必ず核がありその中のDNAは大切に、会社で言えば課長さんや部長さんに守られているのです（笑）

３７兆として各々の細胞は各々の役割を果たしています。目の細胞は目として再生などを繰り返し、決して目の細胞は心臓になっつたりということしません、それは遺伝子、社長さんがちゃんと会社を管理しているということになります。良かった～ナントカ納まりました（笑）

現在のワクチンはmRNA、メッセンジャーRNAを利用したワクチンであることは周知されていますね～上の図でアミノ酸はｍＲＮＡとありますよね、

このmＲＮＡはＤＮＡがメッセージとしてアミノ酸を作る際の媒体のようなものなのです。ＤＮＡが核の中でしっかりと守られているＣＤとすると、mＲＮＡはカセットテープのような少しもろい！？切れやすいようです。今現在もあなたの細胞の中のＤＮＡがmＲＮＡを使いアミノ酸を作り出しています（笑）

ワクチンはこのmRNA,（ものすごく小さいらしい）を使い血液中に流され抗体を作り出すとい戦術のようです。

ちょっと長くなりますスミマセン～

生物、ヒトも植物も動物も虫も鳥もゴキさんも（笑）すべての生き物は自前でアミノ酸を作り出すという原則から始まりました。約３０億年前からです！？その前はまだ地球は原始のドロドロした海のようでした～５億年前のカンブリア紀、テレ東のカンブリア宮殿ではありません（笑）カンブリア紀にそれまでアメーバのような単細胞的な生き物が突然、細胞と細胞を隔てる各々の核にＤＮＡを保管するようになり、あの三葉虫や目がギョロッとした手足がムカデのように何本もある、奇妙な生き物が現れて現在に至っています。遺伝子的にも彼らはパイセンなのです～

基本的には全ての生き物の遺伝子情報は共通しています。ＡＴＧＣの核酸塩基が2重らせんのＤＮＡになり、mRNAがアミノ酸を作る際はＴがＵに変わるようです。必須の９種のアミノ酸は我々は作り出せないものなので、様々な食べ物から摂らないと生きてゆけない進化を選んで！？しまいました。

植物は９種のアミノ酸、２０種全てのアミノ酸を作り出せる偉い生き物なのですよ～生き物が現れない時代から植物は現存していたので、偉大なる植物かなと思います。

アミノ酸はとても大切な栄養素だということを理解いただけましたでしょうか～

スミマセン長くなりましたので、９種の必須アミノ酸の中の分岐鎖アミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシン（呪文みたいですね）運動の回復の為にはグルコース（ブドウ糖）との同時摂取が有効なこと、などは次回にしたいと思います。