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姿勢を直し腰痛を根本改善

アミノ酸インバランス

しっかり食べていてもタンパク質が不足してしまうアミノ酸インバランスについてお聞きいただけたらと思います。

例えば普段ランチでラーメンとチャーハンでお腹いっぱいになっても(笑)栄養学に詳しい方はこれではタンパク質が足りないよ~と指摘されるかと思います。

ラーメンにチャーシューと卵くらい?チャーハンに細切れの肉が入っていても、トータルタンパク質は10グラム~15グラムかな、麺やお米の糖質が多いのでカロリーは満たしていますね~そもそもアミノ酸の前にタンパク質とアミノ酸って違うの?を説明しますね。

 

生化学的な言い方をすると、タンパク質はアミノ酸のみで構成された単純タンパク質、この単純タンパク質に色素や金属、糖、脂肪などが結合した複合タンパク質があります、普通の食品はこれに当たります。霜降りの牛肉は脂肪が多いのは見て取れますよね、これを油で揚げたら半分以上は脂質にです・・・美味しいけど(笑)後は人工的に創られた前回でも紹介したアミノ酸があります。

 

後でも詳しく話しますがこのアミノ酸ビーズのように長く結合した、これをペプチドと言います。この鎖のようなペプチドがアミノ酸と思っていただいても間違いではないかと~

 

話が飛びますが、ヒトの60兆ある細胞の中にひとつひとつにというものが存在しています。この中に遺伝子、DNA、親から約50%ずついただいた設計図が大切に保管されています。これを現在ウイルスが乗っ取ろうとしている最中です・・・

 

このから指令が出て絶えずアミノ酸を作り出す作業を、細胞の中で繰り返しています。ヒトは20種のカラダを構成しているアミノ酸の内、9種のアミノ酸を食べ物として補給しないといけない生物なのです。植物は20種のアミノ酸全て作り出せる哺乳類、ヒトの大先輩なのです。ヒトが両生類、哺乳類が地上に現れる前から植物は地球上、陸に存在していたパイセンなのです(笑)

 

アミノ酸を作る際にRNAというペプチド、今はmRNAと言うと分かりますよね、現在のワクチンはメッセンジャーRNA、mRNAの形、ものすごく小さなリボ核酸RNADNAはちなみにデオキシリボ核酸、生物学の授業でやったかと~、このmRNAを体内に細胞に働きかけて抗体を作ろうとする戦術なのです。政治上の戦略はその場主義で今年もまた同じ現状が続くのでしょうか・・・・

 

そもそもアミノ酸とは?ですが少し公共放送ぽく!?話します~生命が誕生するはるか昔地球は水やアンモニアなどの単純な物質の原始のスープのような感じだったらしいのです。この味気の無いスープが具の沢山入った栄養あるスープに変わる、進化するには何十億年もの月日がかかります~

 

原始のスープは紫外線やピカピカゴロゴロなどで複雑な分子を構成するようになったのです、これがアミノ酸です。始めはアメーバ状の単純な生物、これは上記でも話したDNAがなく細胞の分裂を繰り返し増えてゆくだけの生物でした。ある説ではこの頃からRNAが存在していたとのこと、あらゆる生物のRNAはパイセンなのかもです(笑)

 

大腸菌が良い例で絶え間なく分裂して未曾有に増えてゆく、映画のゾンビのような存在です。それがヒトの腸内に存在してして良い乳酸菌などとバトルを日々繰り返し、ヒトは生き続けています。どうして体内にそんな菌を取り込んでいるかは未だに謎の様です。食物繊維いっぱい摂りましょう(笑)

 

この数十億年たった現在でもアミノ酸はヒト、あらゆる生物にとって生命の基礎単位なのです。核の中のDNA、遺伝情報は20種のアミノ酸の組み合わせから読み取れるタンパク質で構成されています。

上記に9種のアミノ酸は我々は構成、作ることが出来ないアミノ酸なのです。

 

ようやく本題です(笑)昔の木の桶を想像してみて下い、板を上手に組み合わせてありますよね~この板が9枚あって9種のアミノ酸が水がこぼれないように平均的に組み合わされることが大切なのです。

 

白米や白いパンなどは精製される時点でリジンというアミノ酸が少なくなってしまうので、桶の水はこぼれ出てしまうことになります。この桶、タンパク質は無駄ではありませんが他の栄養素の労働の負担が多くなってしまうことになります。

 

江戸時代の長屋の1日、朝5合の白米を炊いておかずは納豆や豆腐、時々魚の干物などで何とかアミノ酸のバランスが取れていたのかな~大江戸1000万の人口はアミノバランスの充実で更に人口増加を迎えます、その当時は世界でも有数の大都市であり暴れん坊将軍もサブちゃんも朝から!?頑張っていました(笑)

 

9種のアミノ酸は詳しくは割愛します、ネットなど一度お調下さい。3つだけ説明しますね~それは前回のアルコールの回でも少し出た分岐鎖アミノ酸、BCAAです。

バリン、ロイシン、イソロイシンの3つを分岐鎖アミノ酸と言います。何だか呪文のようで覚えやすいかもです(笑)

 

このBCAAはアスリートなどに向けたアミノ酸の商品として企業が売り出しました~

この度のアミノ酸インバランスはこの3つのアミノ酸が少ない、減少すると主に肝臓病に至ってしまうものです。いわゆる低タンパク質栄養状態ということになります。

 

ある程度なら人体は様々な防御機能でこの3つのアミノ酸の不足をカバーはしますが、

健康で文化的な~という訳にはならなくなってしまします。それだけ9種のアミノ酸の中で分岐鎖アミノ酸が大切ということなのです。

 

何故分岐鎖アミノ酸が大切なのかですが、運動向けにBCAAを企業が売り出したのはBCAAが筋肉でものすごく消費される、され易いので、アスリートの栄養補給として今でも主に販売されています。

 

3つのアミノ酸アミノ酸としてまず肝臓に運ばれます、あらゆる栄養が肝臓の化学工場、沈黙の臓器に運ばれるのは前回お話しました。この3つのアミノ酸は実は肝臓を素通り?肝臓では殆ど代謝されずに筋肉で代謝されるようになっています。

 

それだけ筋肉を使うカラダを動かすにはアミノ酸を使わないと成り立たない?からだと思われます。炭水化物、糖質などのエネルギー源、グリコーゲンやグルコースは直ぐに枯渇してしまうので、筋肉のBCAAや脂質をエネルギーとすることで長い時間の活動できる、人類の進化で考えると東アフリカからホモサピエンスが世界中へ移動することが出来たのしょうか?

 

移動が出来た種は肉や木の実や様々な植物を上手に摂ることが出来た種が、生き残れた

種を保存出来たということになりますね。

 

ということでバリン、ロイシン、イソロイシン~♪覚えましたか?私の年代はハクション大魔王というアニメを見ていて、子供が呪文を唱えるとハクション大魔王が呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャーン♪と出現します~お酒の宴でお使い下さい(笑)

 

専門用語で血漿アミノ酸異常というものがあり、肝臓に疾患がある方は食べていても

アミノ酸インバランスから低タンパク質栄養状態の方が多いようです。

 

BCAAは肉や魚や乳製品を採っていれば滅多にアミノ酸インバランスにはなりませんが、年配の方々はどうしても小食、肉はあまり卵も1日1個か2個!?厚労省の刷り込みでどうもタンパク質が不足気味になる傾向にあるようです。

 

私の例ですがタンパク質は必ず肉類と魚介類を一緒に摂るようにしています。それも出来るだけ煮て余分な油類は控える、肉自体に飽和脂肪酸も含まれるので~今年暦がまわるので気をつけないとです(笑)

これからも健康で活動的な生活を送る為には、アミノ酸バランスに清き一票を~(笑)