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風邪・インフルエンザに備える

朝晩が冷え風邪など感染症の心配な季節になってきました、今日は風邪などを予防する知恵についてお聞きいただけたらと思います。

風邪をひいたと言いますが医学的にはかぜ症候群というらしく、普通感冒、咽喉頭インフルエンザの大まかに3つに分けられるようです。一年中風邪のウイルスは存在していて鼻や口内、咽頭喉頭(のど)、気管支を総称して上気道がウイルス感染の危険にさらされています。咽頭炎(いんとうえん)ならアデノウイルス、鼻水、鼻づまりならライノウイルス飛沫感染、実際は空気感染でウイルスは生き延びるための活動をしています。

 

このコロナ禍でウイルスという呪いのような言葉が毎日メディアで流れています。今一度ウイルスって何?ですが、ひと昔前はローマ字読みでビールスと呼ばれていました。

 

ウイルスは簡単に言いますと細胞を持たない生き物です、風邪やインフルエンザウイルスなどはRNAウイルスです。DNAとRNA、生物の授業で1度は出てくるヤツです。ご存知DNAは球団じゃなく(笑)スミマセン~人間の細胞60兆の一つ一つにというものがあり、その中にDNAが2重螺旋状に存在しています。それがいわゆるゲノム、遺伝子で両親から半々に子供はこの遺伝子、DNAを引き継いで人類は現存しています。

 

ヒトは毎日その瞬間にこのDNAからRNAしてタンパク質などを作っています。DNAがCDでRNAがカセットテープというと理解し易いでしょうか~CDは直ぐに書き換えられては困るのでRNAというテープ、リボンのようなヒラヒラした短い状態にして日々遺伝情報が操作されています。風邪のウイルスやインフルエンザウイルス、コロナウイルスもです、このようなDNAを持たないウイルス、彼らは生き延びる為に他者に乗り移ろうとしています、ゾンビみたいですね・・・

 

コロナウイルスは9時間くらい生きていられるとの報道が・・・しぶといヤツです・・・上気道などにリボンのようなヒラヒラしたRNAウイルスが付着すると、ヒトのカラダはここで免疫機能が発動されるのです。

もし細胞の中の核、DNARNAウイルスに負けて乗っ取られてしまうと発病となる訳です~ヒトの免疫機能など日々その瞬間をウイルスや細菌に化学物質や様々なストレスをカラダに悪影響を及ばさないよう奮闘しています。故にカラダはストレスのリダクションであったり免疫機能が落ちないための食事や適度なGO TO イートやドリンクなどが(笑)必要となります。

 

自粛時期メディアでサイトカインとかインターフェロンなどのワードが度々出ていました、サイトカインはNHKの番組であのIPS細胞の山中教授が、これはサイトカインストームではないか?と発言していらっしゃいました。

免疫機能はこれだけで半年はかかるので省略します~RNAウイルスがカラダの何処かで増殖しようとするとまず好中球とかマクロファージという免疫細胞がかけつけます。

インターフェロンは厳密に言いますとこれら好中球などの免疫細胞とは異なる物質です。サイトカインも同様で細胞間の調整役を担っているのがサイトカインなのです。

サイトカインがT細胞とかB細胞などに指示役として重要なタンパク質分子の一つです。B細胞は免疫グロブリンというのですが、この抗体は自粛時にメディアで度々IgMとかIgGという抗体を聞いたことがありますよね~この抗体検査をしてこの抗体の有無で陰性陽性を判断しているようです。

 

山中教授が行っていたサイトカインストームはこの細胞間の協調性を無くす、最悪の場合は免疫機能がカラダを攻撃してしまうことのよう・・・怖いですね・・・免疫機能は正常に働いていてもサイトカインやインターフェロンが暴走してしまうと死に至ってしまいます・・・原因は解明中です・・・

 

カラダにウイルスが侵入すると好中球などの白血球が動員されますが、まずはこの免疫細胞の旗振り役のインターフェロンが重要になります。インターフェロン糖タンパク(糖とタンパク質の複合体)、インターフェロンは周囲の免疫細胞に警戒信号を出します。

要はこのインターフェロンを欠かさなければ風邪などのウイルスを撃退できることになります。このインターフェロンが体内で作られる際に大切な栄養素がタンパク質ビタミンCです。様々な民間療法で風邪の際はスープを飲んだり、柑橘系の果物やネギなどやニンニクと~ちゃんと理に叶ったものですね~

 

寒い季節だけではなく日頃から良質なタンパク質、肉類、魚類、穀類をバランスよく、詳しくは9種必須アミノ酸が量として網羅された状態、ネットで検索下さい~そして果物や野菜類などからビタミンCなどを食べ物から摂取していただけたらと思います。

 

以前、小児科の先生に聞いたことがあります、先生は風邪ひいたらどうされるのですか?自分で薬を処方されるのですか?お答えは、カラダを温め水分を多くとり安静によく寝る、とのことでした~症状が芳しくなければ投薬となるのでしょうが、ちょっとした風邪の感染症なら自分で治す、ようです。

インフルエンザワクチンを先生はうつのか?の質問はやめておきました(笑)

 

今年のインフルエンザワクチンはA型B型でいくつかの株の混合、インフルエンザ株と言って前年に決めたものらしいです、興味のある方はネットでインフルエンザワクチン株でお調下さい。

 

あとは腸内の環境でしょうか~これはヨーグルト類が沢山あるので色々試してみるのも良いかと思います。私の見解ですが、アジア系の民族は発酵食、漬物やキムチや魚醤、納豆は最たるものですね(笑)を多くが日常で食されています。乳製品系が苦手な方は発酵食を取り入れて、ちょっと風邪気味、疲労気味かな?の時はひとかけの生ニンニクを!ホント効きます~臭い翌日ご注意下さいませ(笑)