50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

汗をかくと何故のどが渇くのか?

連日の猛暑で汗をかく日々が続いています~今日はのどが渇くのは喉が渇くから?水分を摂りたくなるのは何故?についてお聞きいただけたらと思います。

汗をかいたり塩分の多いものを食べたりする《のどが渇く》ですよね、実際にのどの部分が乾燥すると思われがちです。のどが渇くと十分な水分を摂らないと渇きが収まらないのは日々体感されていると思われます。

水を飲むと水分をまず胃に20分は滞留している様です、そして腸で吸収となるので水をカブガブ飲んで直ぐに体育の授業などで走って、よこ腹が痛く~どなたも経験がありますよね(笑)故に運動前の場合は20~30分前に水分補給をお勧めします~

 

ヒトのカラダは水分量が不足すると、まずカラダは排泄する尿の量を減らしてカラダの中に水分を保とうとします。尾籠な話でスミマセン、運動をした後の尿が濃い色をしているのは経験があるかと~ もうひとつは能動的に水分を摂り水分量をプラマイゼロにしようとします。

フルマラソンなどは10ℓにも汗が出ると言われています、メディアで水中毒というワードを紹介していました~例えばマラソンランナーが実際はラン中にこまめに水分補給していますが、ゴール直後に一気に水だけを2ℓ3ℓと飲み続けるとこの水中毒、低ナトリウム血症という症状が起こり意識混濁や最悪死に至ることになってしまいます。

 

それだけ塩分はカラダにとって大切なミネラル、電解質なのです~しょっぱい物多く食べても本能として水分を多くとり腎臓から尿として余分なナトリウムも排泄させるので、そんなに塩分の摂りすぎ!は食の楽しみが軽減されしまいます~水分補給と野菜や果物のカリウムとのバランスを考慮していれば、と私は思います。

亜熱帯に住む象が塩分補給のために河の泥をなめているシーンをテレビで観たことがあります、それだけ塩分は大切なものということです~

 

のど眼球は常に潤いが必要な箇所です。のどは常に唾液が分泌されて潤いがありますよね、この潤いでウイルス感染などを予防しています~目はまばたきをパチパチして眼球の乾燥を防いでいます~二つ前で不感蒸泄(ふかんじょうせつ)を紹介しました、ヒトは動かない状態でも呼吸やまばたきや皮膚などから1日1ℓ近くの水分が失われる、蒸発してしまいます。

 

動き出すと当然のどが渇きます~のどが渇くと感じるのは水分量が減ってくると心臓や腎臓にカラダの水分量を感知する場所があり、そこが感知すると脳の視床下部という脳の深い部分にある、呼吸などの生命維持の機能を担っている部分で水分が足りないと判断されて、のどが渇く~となります。

メディアでものどが渇いたと感じた時は既に軽い脱水症状と言っていますが、その通りかと思います。水は胃から腸カラダの水分量を元に戻すには多少のタイムラグがあるので、自宅でも外出中でも運動中でも、のどを潤す感じで(笑)頻繁に水分補給が必要かと思います。

 

40代までは高温下でもトレーニングでガンガン走っていました、まるで密教の修行僧のごとく自分にノルマを課していました(笑)ラン中もペットボトル持参で水分補給しながら、帰宅後もしっかり水分を摂っていました、摂っていたつもりだったのですね~

塩分が不足していたのでしょう、数時間後頭がガンガン~まるでひどい二日酔いの感じです・・・

何度かありました、軽い熱中症の症状です・・・手のひらに塩を直接舐めて症状は治まりました。一般のスポーツドリンクは糖分などバランスがとれた飲料ですが、高温化での多量の発汗の場合は塩分のタブレットなどでナトリウムの摂取を考慮していただければと思います。

 

動物なども汗をかきますがヒトは動物などと違い裸です~発汗の天才?でしょうか、ヒトは汗を多くかけるので人類はアフリカから全世界へ移動が可能となりました。汗腺の数は住む環境により違いがあるようです、汗を多くかけるのは体温調節に長けている体力があるということです。水分補給はもとより電解質と言われるナトリウムやカリウムの摂取も考慮して、この暑さに対する対策をと思います。