50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ストレッチの諸問題

今日はカラダのストレッチング、柔軟性についてお聞きいただけたらと思います。

カラダが硬いのでもっと柔らかくしたい~メディアなどの情報も相まってカラダは柔らかい方が良い、と思われている方は多いかと思われます。

 

結論から言いますと柔軟性はそれ自体を目的とするべきではなく、筋力の向上と共にそのトレーニングの結果として備わるものと、捉えていただければと思います。

柔らかすぎると逆に障害の可能性が高いということです。

 

数年前に書店で開脚ストレッチの本が並びました、確かに開脚してお腹が床にペタンと着くとカッコイイですよね~30年前は私もペタンと着きましたが(笑)現在は肘がせいぜい着く位です~今はそこまで開脚してしまうとオーバーストレッチによる障害が怖いからです。その頃は恥ずかしながら競技エアロビクスをしておりました(笑)

例えば野球選手などでも開脚して手が着く位の股関節まわりの柔軟性は必要です、開脚が全く出来ないカラダの硬さ、柔軟性の欠如はよろしくはありません。

 

柔軟性は諸刃の剣でもあります。筋力を備えていない柔軟性は逆にケガを引き起こすことがあります。ヨガのようにカラダの筋群を複合的に動かしたり、姿勢を保つのは筋力で関節をコントロールしようと努めています。呼吸と共にとても良いものと思います。

しかし能力以上に関節を曲げることが出来てしまうと、関節まわりの靭帯や腱そして筋肉を傷める可能性がとても高くなってしまいます。

カラダ、筋肉や関節に違和感、異常を感じたら無理せず休ませることをお勧めします。

 

靭帯や腱は一度痛めると・・・大谷選手がそうですよね・・・筋肉は肉離れを起こした箇所はずっと残るようです、顕微鏡のレベルですが、かさぶたの様に・・・

 

バレエやダンスや体操などはカラダの柔軟性が問われる、問われると言うよりは魅せるパフォーマンスのために柔軟性は必要不可欠なものです。

これらを行っている方に気をつけたいのはあのバーでやるストレチングです。

腰背部の靭帯や筋肉そして椎間板、常に伸ばしているので坐骨神経への負担と、ある意味ではこのストレチングは避けることは出来ないものではありますが、くれぐれもご無理なくです・・・

 

さまざまな運動やトレーニングでカラダ全体の筋力が強化されます、それと共に関節ま

わりの筋力も強化され自然と柔軟性が向上します。そのためには必要な行為はまずカラダのウォーミングアップです。出来れば在宅で様々な運動をする際にもウォーミング

アップを何かしらの手法で行い、必ずストレチングをしてからNiziUのダンスをしましょう~(笑)