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子供の成長期のタンパク質

今日は毎日の食事を作っていらっしゃる方々にお聞きいただけたらと思います。

後程、成人、学童、幼児の必要とされるタンパク質量、詳しく言いますとアミノ酸のバランスが各年代、成長期により違うことを述べたいと思います。

 

タンパク質三大栄養素のひとつ、糖質、脂質に比べると比較にならないほど複雑です。食事で言うタンパク質は肉ならタンパク質脂質と多少の糖質複合産物です。

脂質の多い脂身はほどほどにです(笑)

そのタンパク質はわずか20種ほどのアミノ酸から出来ているのをご存知でしょうか?

新型コロナウイルスが最近L型S型に分けられたという報道が~このL型のLは20種のアミノ酸の中の必須といわれる9種のアミノ酸の中のロイシンLのようです。

良いタンパク質とは上記の9種の必須アミノ酸のバランスが取れている、ということになります。肉類や卵は9種のアミノ酸がバランスよく、卵はアミノ酸スコアと言うものが100とされています。詳しくはネットでお調下さい~

 

話少しそれます~ウイルスは30憶年前から存在している人類と共存してきた存在です。人類がせいぜい20万年くらなので大大先輩ですね(笑)DNAが二重らせん構造なのは目に浮かぶかと思います。このDNAは人体の設計図なので60兆ある細胞のひとつひとつの核の中にしまい込まれています。このDNAを書き換える乗っ取ろうとしているのが、今問題のウイルスなのです。ウイルスはDNAより短い作り(RNAというリボ核酸)になっていて、この短いリボンのようなRNAウイルスはDNAを求めて生物の我々に侵入して細胞内へと新型コロナウイルスだけでなく毎年インフルエンザウイルスなどの攻撃に免疫という機能で立ち向かって、我々は生命を維持しています。

このDNAやRNAアミノ酸から出来ているので、日々の食事からタンパク質を摂ることは大切なことになります~

 

免疫機能とは簡単に言いますと血液中のリンパ球が免疫機能のひとつなので、このリンパ球を全身に血液と共に十分に流してあげる、リンパ球の働きが衰えないようにする~

テレビ番組でも言っていましたがお風呂や適度な運動で血流を良くする、のは的を得ています。たまに公園などで子供さんと一緒に大人も鬼ごっこを~です(笑)

 

最期に大人と子供の必須アミノ酸の必要量です。少し古いデータですが大人よりも随分多くのアミノ酸が必要であると言う事をご理解いただけたらと思います。

 

必須アミノ酸  

 

乳児714 幼児(2~5歳)352 学童(10~12歳)216 成人84

 

子供の成長期には多くのアミノ酸、食事からタンパク質を大人よりも多く摂らないといけないことが分かるかと思います。スポーツなどをしていたらより多くのタンパク質が必要となります、脂質と糖質のバランスを考えてタンパク質15~25%と毎食大変かと思われますが、量より質を考えた食事を子供の将来のためにと思います。

よりタンパク質をと考えるとどうしても脂質の量が増えてしまうので、調理の方法や魚類や豆類などを織り交ぜていただけたらと思います。