50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

脂肪はいつも燃えて(使われて)いる

NHKの番組で遺伝子について放映していました~人のカラダには40兆の細胞、60兆という情報もありますが、その細胞は200種にも及び遺伝子、DNAが大体200憶ほど核にあるので、40兆かける200億の遺伝子があるようです!?考えると夜も眠れない感じです(笑)

細胞自体はタンパク質、グルコース(糖質)、脂質と核酸(DNAやRNA)がメインで作られているようで、前にもっとミネラルを!の項でお話しましたナトリウム・カリウムのイオンポンプはこの細胞などにポンプ作用で水分を供給しています~バナナやジャガイモ食べましょう~(笑)

脂肪、脂質はいつも使われている!ですが実は生命を維持するために脂質は常時使われています。安静時に6~7割ほど脂質をエネルギーとして使われています。もちろん食べたグルコース(糖質)も使いますが、グルコースは直ぐにエンプティになるので、飢餓に耐えるDNAなのでしょうか?動いていない時は出来るだけ体内の脂質をエネルギーとして生命維持、生き抜く術を我々は身に着けています。

 

昨年タイのサッカー少年達が増水により洞窟に閉じ込められてしまった事、記憶にもまだ新しいかと~彼らの体内では飢餓状態を生き抜く為に、貯蓄してあったグルコースなどは直ぐに使い切り、次に脳を維持するためにグルコース(糖質)が常に必要なので、個人により差がありますが、筋肉を分解してグルコースに、体内の脂肪、皮下脂肪や内臓脂肪もエネルギーに~救助された時全員筋肉がやせ細った状態でした・・・

無事でしたがもしもう少し救助が遅れたら亡くなる方もいたかもしれません・・・体内の脂肪、脂質は飢餓状態では無くてはならないものです。

 

例え話ですが、GWに少し暴飲暴食、焼肉、ラーメンを食べてしまったとします~私なのですが(笑)GW明けて体重も体脂肪も変わらないとします、その脂肪や糖質は何処へ?行ってしまったのでしょう?カラダを休ませるために家に居るとカラダは

脂質を主にエネルギーとして使っていました。消えて無くなった訳でなく、ちゃんと生命維持のために脂質やグルコースを使っていたということです。間食、甘い物は食べていないです(笑)

脂質、脂肪は実は優れたエネルギーです、澱粉、炭水化物、グルコースは直ぐにエネルギーになるのでカラダに溜めておくには限界があります~また例え話です~キャンプなどで薪を燃やした経験があるかと思います、薪自体は直ぐに燃えにくいので小枝や新聞紙をまず燃やして徐々に薪に火をつけますよね~この小枝や新聞紙がグルコースで薪が脂質とイメージをされて下さい。人のカラダも同様に脂質、脂肪、血液中、肝臓や皮下脂肪、内臓脂肪も非常時、飢餓状態ではエネルギーになる大切なもの、薪なのです。

過剰に蓄積されるとカラダには脅威になります、お気をつけ下さいませ~運動により脂肪を燃焼、使うには、激しすぎないエアロビック運動、脈拍を上げ過ぎない、ハァ

ハァしない運動を出来るだけ長く行うことですが、散歩、散策でもいいかと思います。出来るだけ60分、90分と長く。ランチは炭水化物忘れずに(笑)グルコースをエネルギー使った後に体温が上がってくると脂質、脂肪が使われ易くなります。中程度の運動、活動を長めにがポイントです。

短距離ランナーはグルコース、長距離ランナーは脂質をエネルギーに~体内のグリコーゲン、これは肝臓にあるものですが、これらは小枝や新聞なのでいずれ枯渇してしまいます。トップランナーはこのグリコーゲンをあまり使わない、脂質を使うのが上手な方が優秀ということなのです。日頃のトレーニング方法や栄養などのコンディションニングでカラダが脂質を薪の様に使う、使えるようになるまで日々のトレーニンング・・・

アスリートの方はコンディションニングお気をつけ下さいませ~

肉類や乳製品類の脂質は多すぎるとカラダには害になるのは自明の理です~外食が多い方は頻度を考えながら、昨日はハンバーグ今日は焼き魚と(笑)選んでいただけたたらと思います。