50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

甘い物の誘惑

今日は甘い物、スイーツの糖分の問題点についてお聞きいただけたらと思います。昨今のこの状況下どうしても食べていまう甘い物、決してスイーツなどが良くない悪いという訳ではないのでご了承下さい。

 

糖質という言葉は近年浸透した感じがあります~糖質はデンプン(ご飯、パンや麺類、ジャガイモなどの野菜類いわゆる炭水化物です)、グリコーゲン(肝臓に糖質が変化してグリコーゲンというエネルギー源に変わり存在)そしてグルコース、これがブドウ糖です。大まかにこの3つ、デンプン、グリコーゲン、グルコース糖質と言われています。

 

スイーツや和菓子などに使われている砂糖はいわゆるブドウ糖です。スイーツはこのブドウ糖に脂質やタンパク質が合体して、我々を魅惑し続けています(笑)

ブドウ糖は摂り過ぎると昨今は糖尿病の原因になるので悪者扱いにされてしまっています。詳しくは省略しますが、糖分はカラダに入ると直ぐにエネルギーになってしまうのは周知の通りです。ブドウ糖、血糖をインシュリンが取り込むと逆に低血糖状態におちいるので、摂りすぎは・・・ということです。

糖質の消化吸収、配分やコントロールが個々により違うので、糖尿病になってしまうハイパーアクティブ、よく言うキレる子供を~大人も子供も食べ過ぎは気をつけたことに越したことはありません。糖尿病は昨今言われている基礎疾患です。

 

デンプンなどの炭水化物はカラダにそのカロリーを蓄積して、必要な時に使うことができます。興味のある方はグリセミック指数でお調下さい。血糖値に影響を及ぼすものを数値化したものが出ています。

 

少し専門的ですがお聞きください~糖分は小腸から吸収され大部分が肝臓でエネルギーとなるグリコーゲンとして貯蓄されます。一部は血液中に血糖として筋肉内に取り込まれ筋肉グリコーゲンとして貯蔵されます。

このエネルギーとなるグリコーゲンをカラダにいっぱいして、様々なスポーツ特にフルマラソンなどのために行うことをカーボローディングと言います。詳しくは検索されて下さい。イチローさんが現役のころ試合に向けて温麺やトーストやグレープフルーツなどの炭水化物を多く摂っていたのがそれです~

 

これも余計ですがスミマセン~フルマラソンなどの長い時間の競技が始まると体内では~脂肪酸➡筋グリコーゲン➡血糖➡脂肪酸という順にエネルギーを使います。この脂肪酸は詳しくは遊離脂肪酸というもので、安静時はテレビを見たりジッとしているときは血糖よりこの脂肪酸をエネルギーとして使われているようです。座ったままエアロビック運動という訳ではありません(笑)

フルマラソンにしても飢餓状態にさらされた時は、人間は最期はカラダの中に蓄積された脂肪酸が大切、如何に使えるか?ということになります。故に究極のサバイバル時は水とマヨネーズがあれば生き残れるかも?と私は思います。

 

70㎏の方でグリコーゲンの貯蔵量は肝臓に約70g筋肉に約120g血液体液中に約20g合わせて200gほどで、カロリーとしては800㎉ほどの熱量でしかありません。サバイバル時のために脂質が多いマヨネーズは!?必需品でしょうか(笑)現実に山で遭難した方が水とマヨネーズで長い期間を耐え救助されたようです~

 

甘い物は決して悪い物ではありませんが、血糖値の急激な高低に伴う副作用的なことを考慮してTPOで食べていただければと思います。テレワークなどで画面でディスカッションする時の前や、運動不足解消のためにジョギングやウォーキングに出かける前には、糖分は控えて、小腹が空いていたらバナナを~バナナはちなみにグリセミック指数値高いです~

 

砂糖が広まってまだ2000年ほど、それ以前はハチミツや熟した果実などが甘い物でした、気分が高揚したり疲労感が早く回復するというDNAは我々の中に脈々と引き継がれています。自宅に居る時間が長くなるとどうしても甘い物の誘惑が・・・確かに血液中にブドウ糖が多く存在しているのはカラダに良いことではありません~

まずは食べるタイミングと頻度を考慮していただければと思います。

 

フランス菓子、まだスイーツという言葉がなかった当時、尾山台のオーボンビュータンのスイーツは最高でした~当時は持ち帰り専門だったので九品仏で失礼させていただきました(笑)