50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ストレスは交感神経 運動不足は副交感神経

このご時世、様々なストレスや運動不足で体調が優れない方もいらっしゃるかと・・・今日は健康である為の、自律神経の調整作用白血球の防衛作用についてお聞きいただけたらと思います。

 

昔、自律神経失調症という言葉を聞いて思わず神経が出張!?などと勘違いしたことが(笑)最近はあまり聞かれなくなった自律神経失調症、軽視してしまうとココロやカラダに大事な病を引き起こしてしまうものです。

自律神経は交感神経副交感神経に分けられ、カラダの各器官を動かしている神経、心臓がそうです~不随意で自分ではコントロール出来ない、自然に動いていると言ってよいかもしれません、忍者は出来るかもです(笑)副交感神経も同じく不随意で、夜に眠る際にこの神経に変わり眠りに~と言われていますね。

 

交感神経は脊髄の両脇を頭の下辺りから尾骨まで走っていて、心臓なら胸の辺りの脊髄から出ていて心臓を動かしています。副交感神経は迷走神経というまたギャグに使えそうな(笑)神経がメインになっていて、後頭部の下辺りから迷走神経へと交感神経とは全く異なったものなのです。交感神経が興奮など光の部分とすると、副交感神経は抑制など影の存在と言ってもいいかと思われます。

 

無駄話でスミマセン~迷走神経が走り始める部位は延髄という部分なのですが、アントニオ猪木さんの延髄蹴り~聞いたことがあるかと(笑)後頭部の辺りを足で蹴る、胃の木さんの必殺技でして、延髄の上から脳の中心に脳幹という部位があります。脳死はこの脳幹が停止して心臓が止まる、延髄から脳幹は人間にとって重要な部位なので、航空機などのエマージェンシーの時は身体を丸めてクッションを後頭部に~ということです。何かあったらまずは後頭部を守る、そして決して延髄蹴りは真似しないようにです(笑)

 

ストレスに直面すると我々はまず交感神経が緊張します➡血流障害が起こり顆粒球という好中球、好酸球という白血球が増えます➡様々な組織破壊の病へと。

 

運動不足や無気力などに直面すると副交感神経が優位過剰に➡カラダは疲れやすくなり、リンパ球が増えるアレルギー疾患や元気が出ない病へと。

 

白血球は大まかに分けるとリンパ球の仲間白血球の仲間の二つに分けられます。リンパ球がT細胞やB細胞というと共に抗体、免疫を作る、ウイルスと戦ってくれています。

もうひとつはマクロファージという比較的大きな貧食細胞、アメーバみたいのが血液中にうじゃうじゃ居ます(笑)ウイルスは小さいのでリンパ球系の免疫さん達が日々戦ってくれています。故にいつもカラダの血流を良く保つ、白血球などを全身へは免疫力、抵抗力を保つということにです~

 

例えば悩みが絶えなかったり無理ばかりしていると交感神経緊張を作ってしまいます。あとカラダの冷えや様々な薬物、これは処方されている薬なども含みます、これらも交感神経緊張の原因となってしまいます。

 

ふつうストレスを受けると脈拍が増加し、血圧が上昇して、血糖値などが上昇し交感神経緊張となります。怖いのは時には副交感神経反応が起こることです。

この逆転した反応は個人差によるものらしいのですが、激しいショックに見舞われると

脈拍が下がり血圧も低下、ショック状態にひどいと失神などにも~よくドラマなどで演者がショックを受けて気を失うシーンありますよね~

 

まぶたが痙攣したり、結膜下出血とい目の白目の部分が真っ赤になってしまう症状、よくテレビでもキャスターなどが真っ赤にしているシーンが、多分ですが顔や目などのこの症状は疲れやストレスによる自律神経の乱れが原因かと・・・ちなみにこの結膜下出血は大事ではないのですが、気になるようでしたら蒸しタオルなどで温めると血液が早く無くなるかと思います。

 

人間は日々社会の中でのストレス、化学物質や放射能、ウイルスや細菌などにより、自律神経と白血球などの免疫機能がフル活動、ある意味でぎりぎりとところで生きていると言ってもよいかもしれません・・・

今のご時世、不安の波が押し寄せています・・・ストレスは様々な映像で、運動不足はスクワットで緊張と弛緩のバランスを~ストレッチングはお忘れなく(笑)