50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

牛肉の飽和脂肪

輸入牛肉の関税が下がりより安価に購入出来るとのニュースが流れました~今日は輸入牛肉の危険性とその飽和脂肪酸につてお聞きいただけたらと思います。

2001年にBSE狂牛病が発生して輸入牛肉に脚光が浴びるようになりました。大手の牛丼店もその当時は豚丼に商品を代替えていたのは覚えている方も多いかと思われます。それ以来日本の牛肉は出荷する際には必ず検査を経てからと、義務付けられました。

アメリカの日本に輸出される牛肉の検査は、当時の報道でも不十分としか言えない状況でしたが、なし崩し的に輸入再開となり現在に至っています。

 

輸入牛肉の危険性として挙げられるのは牛の飼育用に女性ホルモンが使われていることです。このホルモンを投与するとよく食べるようになり、効率よく脂肪を蓄えられるとのことなのです。故に日本の和牛も加齢と共にやせ細ってくるので出荷前にしばらくこのホルモンをペレットで、映像で牛が耳に何かつけているシーンを見たことがあるかと思います。

日本ではこの女性ホルモンは天然型のようなのですが、アメリカの牛は合成型、多分この方が安価なのでしょうか?を使用していて、残留性が高いのが問題となっています。

 

ホルモン剤は医療でも用いられているものですが、効果などは諸刃の剣で効果と安全は表裏一体となっています。肉に残留されたしかも環境ホルモンと言ってもよいものが、微量でも体外から摂取することは大変危険性が高いと言えます。

特に妊娠中の女性の方は出来れば輸入牛肉は避けていただきたいと思います。EUは輸入を禁止する措置をとったりしています、外食のチェーン店は大概は輸入肉を使用しています~出来れば日本の牛をです。

 

脂質は飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分けられるのは周知の通りですね~詳しくは長くなるのではしょります~牛肉や乳製品などの飽和脂肪酸は摂り過ぎると動脈硬化を招くことは認識されています。ベトナム戦争で亡くなった十代の兵士の解剖所見では、殆どに冠状動脈のコレステロールの沈着が確認されたようです。

現在ではサラダ油やオリーブ油などの不飽和脂肪酸の摂りすぎ、特に熱などで酸化したオメガ6系の不飽和脂肪酸の摂りすぎも危惧されています。詳しくはネットお調下さい~脂質についてまたの機会にです~

肉類は全てが飽和脂肪酸ではなく不飽和脂肪酸や様々な栄養素が含まれています。

アラキドン酸という脂質の一種が肉類や卵に含まれています。この脂質は脳神経の伝達を増強し脳を活発化させると言われています。脂質、コレステロールは細胞を構成するのに大変重要な栄養素です~故に前回の三大栄養素の割合でも紹介したように、タンパク質より脂質の割合が高いのはこの為です。

 

しかし飽和脂肪は飽和脂肪、割合として出来るだけ控えたいのは必定です~肉類や特に乳製品類、ミルクやチーズなどは程々に、魚介類や穀類や複合炭水化物、デンプンなどで動脈硬化に効果的な~スミマセン座布団一枚取ります~(笑)多様な食べ物からタンパク質や脂質を摂っていただけたらと思います。