50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

筋肉が緩みやすい条件

昨日のラクビーワールドカップの前哨戦、フィジー戦に日本は見事に勝利しました~高温多湿の過酷な環境の中、前半40分後半40分をフルに動き回る強靭な肉体と精神力はいつ見ても凄い!の一言です。当然、外傷などの怪我は日常茶飯事、試合を終えてもそれらのケア、筋肉のアイシングやストレッチング、これは多分スポーツトレーナーによるものかと~使った筋群を緩めてそれからようやく入浴でしょうか(笑)試合会場を出るには意外と時間を要するようです。

今日はストレッチングの筋肉が緩みやすい呼吸法についてお聞きいただければと思います。

ラクビーやサッカー、野球にバスケットボールとカラダをトレーニングやゲームで酷使しているアスリートは筋肉を緩めることに常に敏感、緩めていたいと思っています。自分のトレーニングや試合で常に筋肉を追い込むことをしているので、筋肉を弛緩させることが大切なのは一般の方々も同様ですね~一日座業でPCの前で仕事をすることも、筋肉を動かさない筋トレ!?かと私は思います・・・故に筋肉を緩める為にはストレッチングは大切なケアのひとつです。海外ではストレッチングもトレーニングの一環として考えられています、ようやく日本のスポーツ界でもそうなりつつあります。

 

今日は凝り易い肩回りのストレッチング、呼吸法についてです~肩こりで肩まわりの筋群が硬くなりやすい人は一般的に呼吸が浅くなっている傾向にあります。PC前の座業で当然集中して緊張しているので、呼吸が浅くなるのは人間の防衛機能の一種で、血圧を上げ脈拍も上げて脳内ではある意味戦闘状態ですよね~帰宅しても浅い呼吸はなかなか戻らず肩回りはガチガチです・・・

ではこのガチガチをどうすれば?ですが、よくストレッチングをする時は呼吸をつめないで~とか、息を吐きながらゆっくり伸ばす~と言われていますよね~私も仕事で毎日同じ様なこと言い続けています(笑)

深い呼吸とはヨガや気功や瞑想、メディテーションなどでご経験があるかと~息を吐く行為は腹圧を高め横隔膜を押し上げて肺の空気を外に押し出す、という一連の動きでして浅い呼吸はこの横隔膜などの胸郭の動きが小さいということになります。肺の空気の出入りが小さい少ないと言う事はカラダへの酸素の供給が少ないことになるので、肩回りや腰回りの筋群は硬くなるは必定です・・・

 

ただ息を吐きだせばいいものではありません、カラダの他の筋群もそうなのですが、緊張弛緩が大切になります。簡単な具体例ですが大きく背伸び、鼻から大きく深く吸って、ほんの少し止めて、私は止めるではなくたわめると表現しています~少したわめて

一気に脱力フゥ~!!緊張と弛緩です。この背伸びの動作は両腕を持ち上げるのですが、この動作は胸郭も上方に広がる持ち上げられます。この動作と共に肺にいっぱい空気を吸い、入れ込み緊張させ脱力と共に一気にその空気を肺から外にフゥ~!!弛緩させます。

欲言いますと腕を水平に広げるストレッチングも行うと胸郭まわりの弛緩も促せるかと思います。ただその場で深呼吸もとても良い呼吸法ですが、胸郭まわりを弛緩柔らかくしてあげないとなかなか肩回りのガチガチは弛緩しないのが現状です。自宅では腕を伸ばしたり回したりと呼吸と共に行うと大分肩まわり、弛緩するかと思います~手ぶつけないように(笑)

 

一日座業の仕事をされている方は椅子から立ち上がる時に、大きく吸いながら背伸びして緊張~一気に脱力、弛緩の動作をするだけでも頭もスッキリします~吐く時はため息のようにお腹に少し力を入れて吐くフゥ~をお勧めしますが、ため息と思われないよう(笑)お気をつけ下さいませ~