気をつけたい空気清浄機のカビ

家電量販店の空気清浄機の売り場ではありとあらゆるキャッチフレーズ、性能の表示があふれています。今日は清浄機の内部に溜まりやすいカビについてお聞きいただけたらと思います。

まずカビについてお聞き下さい。カビは家庭ではハウスダストとダニに次いでアレルゲン、カビアレルギーの原因になっているようです。カビは有機物が存在するところなら生息、地球上のどこでも存在できる生き物！？です。

小惑星リュウグウにもし有機物があればカビも生息できるはずですね（笑）カビというのは俗称でして菌類の一種の糸状菌を指すようです。カビと酵母が合わさると真菌（しんきん）、この真菌はニュースで流れた水虫、薬に睡眠導入剤が混入されてしまっていて問題になっています・・・水虫もカビの一種のようです～酵母や胞子が大きいキノコはカラダには有用なものなのでご安心を～

カビの胞子はウイルスよりは大きいですが目に見えない状態で浮遊しています。有機物を見つけると付着して分解、吸収して生命活動を行っています。太古の昔から人類はカビと共存関係にあります。カビは金属やプラスチックでも繁殖、最も繁殖するのが動植物由来の物、家具や革製のカバン等や畳、また接着剤も好むようなので住宅建材や電子部品などウイルスよりも強力！？な生存力です、プラスチックで出来た空気清浄機はカビにとってはパラダイスのようです・・・

空気清浄機が悪い訳ではありませんが構造上、空気を吸って様々な機能のフィルターを通してウイルスやハウスダストを除去するまではいいのですが、最後はファンの力で清浄機の外へ排気されるこの段階に問題があるようです。

フイルターやファンは大概はコストを考慮しプラスチックで出来ているので、カビはこの部分に付着、繁殖となっています。面倒くさいですが、フイルターの掃除はもとより分解可能な範囲で排気の部分のファンやプラスチック部分も掃除が必要となります。

お子さんがいらっしゃる家庭ではカビがアレルゲンにならないように留意していただければと思います。

よく使用している施設で空気清浄機を置いていただいていますが、私はオフにしています～スミマセンです（笑）空気清浄機は高額なものでも安価なものでも、掃除などの手入れ、ケアが必要なのでアレルギーがある方はお気をつけ下さいませ～

最後にアレルギーは免疫反応の一種なのはご存知でしょうか？コロナ禍で自粛時期にテレビでやたら抗体検査でIgE抗体という言葉が出てきました。アレルギーも同じ原理で

例えばカビを吸い込み血液中に行くとこのIgE抗体が反応してしまうのがカビアレルギーなのです。反応しない方はカビに対してアレルギーでは無いということです。

ワクチン接種してこのIｇE抗体が全身に血液中に巡る状態が抗体が出来ると言うことになります。インフルエンザワクチンは前年に日本で様々なワクチン株を混合して、作っている様なのですが、新型コロナのワクチンもメイドインジャパンであって欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・

運動や入浴などでカラダを温め血流を良くすることも、免疫機能を高めることにも繋がります。寒くなってきましたカラダを冷やさないようお気をつけ下さいませ～