50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

プロテイン神話

NHKの朝の番組でタンパク質、プロテインについて特集していました~1日50gのタンパク質摂取を目安にと、昨日またまたお客様にこの50gについて火消し(笑)に大変でした~多分この50gは今話題の!?厚労省が推奨していた体重1㎏に対して1gの昔の情報かと思われます。 女性の方でもやはり最低1日60gのタンパク質を摂った方が良いかと、スポーツや筋トレなど目的に応じてもっと必要になりますが、普通の生活で健康状態で、風邪やインフルエンザや手術後などはもう少し多い方が良いと思われます。

朝はあまり摂らなくとも、日々働いている方はランチでガッツリと夕食で飲んだり食べたりでタンパク質は意外と80g、100gと多く摂っているので不足は心配ないのですが、問題、課題はそのタンパク質に脂質が多く含まれているので、如何に脂質を摂らないで良いタンパク質を摂るかの選択にかかってきます。美味しいものほどです(笑)昔、若手のスポーツ選手でも通風が多かったのはこれが原因でした~

 

最近ようやく糖質制限ダイエットが下火になりましたが、未だに高蛋白質低炭水化物・糖質の食事を実践されている方も多いのが現状です。食事の理想の比率、タンパク質は12~15%、脂質は20%、糖質、グルコースが60%と言われています。タンパク質の摂取はスポーツなどで増えることはありますが、基本はこれがモデルケースと考えていただいて良いかと~糖質、グルコースが多いかと思われますが、車で例えればガソリンになるグルコース、カラダ、筋肉にも多く必要ですが一番糖質の大食漢が脳、脳細胞なのです。朝を抜くとカラダは糖質がないとタンパク質を糖質に変換して脳の活動に使います、タンパク質これは主に筋肉です~タンパク質は変換されてエネルギーにも成りうることが出来ますが、これはあくまで緊急、エマージェンシーの時にです。故に3つのバランスが毎食大切になってきます。人間は緊急時、水分さえあればカラダの筋肉などから糖質、グルコースに変換して脳のエネルギーに3~4週間生き抜くことが可能です~日頃から適度な脂肪も蓄えておけば更に生き抜けるかと(笑)脂肪も寒さや緊急時に大切なもの、適度にです~

 

食事がなかなか摂れずフラフラしてしまった経験おありになるかと~いわゆる低血糖状態で、激しいスポーツなどで完全に動けない、オールアウトの状態もこのグルコース、糖質の枯渇、エンプティが原因です。脳は糖質しか使えないので毎回毎回の食事による上記の摂取バランスが大切になってきます。

タンパク質や糖質、脂質は余分に摂れば当然それらは脂質に変換され財形貯蓄されます(笑)糖質はいままでのブームでお分かりですね~タンパク質も同様なので、番組で料理にパウダー状のプロテインを入れて食べるシーンがありましたが、それは当然余剰なもので余剰金として貯蓄、脂肪にです(笑)余分なタンパク質を摂るとカラダは代謝の際に燃え残りのようなもの、アンモニア尿素窒素を体外に排出しようと腎臓はフル活動しなくてはなりません。沢山の水分が過程で必要になるので、水を飲むことになりますがそれでは追いつけなくなるので、カラダ自体、細胞から水分を供給せざる負えなくなりカラダの水分が減ることに・・・そして体重は減ることになります・・・カラダの中の大切なミネラル分なども当然減ってしまいます~高タンパク質は余剰の脂肪以外にも大変な危険、リスクをカラダは負うことになってしまいます。

焼肉食べ放題などタンパク質を多く食べてしまった際はこまめに水分を~代謝させるためのビタミンB群のサプリやビール酵母をとり、尿素窒素対策をです(笑)

 

タンパク食、糖質、脂質のこの三角のバランスはどれが欠けても、偏ってもいけないものです~脂質は細胞を形作る大切なものです、テレビでも最近オリーブオイルやエゴマ油や亜麻仁油など紹介されています。脂質も欠かせない栄養素ですがここでは割愛させていただきます。課題はタンパク質から如何に良くないとされている飽和脂肪酸、お肉などの脂肪を摂らないか!にかかてきます~肉は脂身の少ないものを選び、植物性のもの大豆や穀類やオメガ3と言われるお魚類、肉も魚も穀類もバランスを考慮して食べれば様々な疾病の危険性も下がるかと思います。

そうです~タンパク質の消化吸収率というものがありまして、食べれば全部吸収、身になる訳ではありません~少し多く、多すぎずTPOに合わせて摂っていただけたらと思います。朝に20gはなかなか大変かと思われますが、私は卵6~7g、納豆これも7gくらいかな?ご飯に漬物にお味噌汁で何とか20gは確保出来ているかと~

これでもレッスン後はカラダはエンプティ状態です、帰るまでにバナナか塩飴ちゃんのお世話になっています(笑)