50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

足の指は 踏ん張る? or 踏ん張らない?

今日は足の指の使い方についてお聞きいただけたらと思います。

昨日テレビの映画でルーシーというスカーレット・ヨハンソン主演の映画がありました。

ルーシーは320万年前に二本足で歩き始めたアファール猿人とされていて、エチオピアで保存の状態が良く発見され、ルーシーと名前がつけられたそうです。そう映画のルーシーはここからつけられたのかと思われます(笑)

 

足の指は地面に接している大切な部位なのですが、あまり確かな情報が無いのが現状なのです。美容や運動やシューズメーカー、リハビリ関連や整形など各方面で情報があるのですが、横のつながりが無く何を信じてよいのか?困りますよね~

 

忙しければ自分の足は爪を切る時ぐらいで、足の裏を観察したり指を日頃どの様に?使っているのか?なんて有体に言ってどうでもいい~ですよね。

指を踏ん張ろうが踏ん張るまいが?仕事をリタイアしてから考えれば!?

それでは遅いので心の何処かに?脳神経細胞の何処かに(笑)留めていただければと思います。

 

結論から言いますと日頃普通に歩いたり通勤したりと生活する上では、足の指を踏ん張る必要はありません。踏ん張りグセというのがありまして、幼少期にスポーツなど激しく動くと必ず足指は踏ん張りカラダを安定させようとしますよね~

 

私はエアロビクス・ダンス的な動きを仕事でしているのでよく指がつる!?足裏の足底筋膜を使うのでカーフ、ふくらはぎの筋群と共に負担がかかっています。

指を踏ん張るクセはなかなか抜けない、直せないのが現実なのです。

 

加齢などの原因で高齢者がスリ足で歩く状況を想像しみていただけますか。スリ足は脚を持ち上げる股関節屈筋群の衰えが原因なのですが、転ばないようにするために足の指を踏ん張りながら歩く、これは致し方ないのです転倒したら大変なので。

 

足指を踏ん張る踏ん張り過ぎると膝関節自体に負担がかかります。変形性質関節症の原因のひとつでもあります。膝が痛いと歩かない歩けない・・・高齢者の巻き爪、聞いたことありませんか?指を踏ん張るので爪が内側

に曲がってしまい痛い・・・爪が自分で切れない・・・

踏ん張って歩くことは悪循環なのです・・・

 

若年でも巻き爪はありますがテレビでやっている浮指!?足の指を使えてないから?というのは疑う余地とても大です。足の指が地面に付くのと?踏ん張るとでは天と地の差があります。踏ん張るためにその様な形状のシューズを購入する必要はありません。

 

原因は立ち姿勢が真っ直ぐ、ストレート、背骨の生理的湾曲が少なくいわゆる真っ直ぐ姿勢。この姿勢は語ると長くなるので(笑)言葉のまま認識されて下さいませ~

姿勢がストレート(最近はストレートネックという症状も、これと一緒でストレートは

よろしくありません)だと足指が地面から離れ気味になるという訳です。

だからと足を踏ん張るクセをつけてしまうと本末転倒です、浮指対策はまずは姿勢からです。

 

私たちホモ・サピエンスは二足歩行となり前脚は!?解放されて自由に各大陸に移動出来るようになりました。二本の脚、足はカカトの骨が異様に発達して巨大に、そしてもうひとつ巨大な親指です。

衝撃を吸収するためにカカトの骨が大きく、カカトから歩いて最後に親指で蹴る、もうひとつ重要な機能が発達しました、それは足裏のアーチ、土踏まずです。

 

ルーシーの足裏はまだここまで発達、進化していなかったかと思います(笑)

 

足指はあくまで日頃の歩行などのバランスを保ったり、使う時は?バスケットボール一度は体育の授業でやりましたよね~あのボールを持った時に行うピボットターン、軸足で動くあのピボットです(笑)

 

詳しく説明しますとターンをする際は多少は中指から小指も踏ん張りますが、基本は

拇指球(親指の付け根部位)を意識してターン、ステップするとスムースにカラダが動けますよ~動きが激しいボクシングなどは最たるものです、いい選手は拇指球部位に穴が開くようです。

ダンスをされている方は拇指球ターンを是非!お試しを~

 

足指の踏ん張りグセは身に付いたものなので修正はなかなか困難です、ではケアをしましょう~です。一日の終わりに足裏から手の指をグッグ~と差し込み、グリグリと指を解放させてあげて下さい。痛いですご覚悟を!?私もストレッチ最後に行うルーティーンです。

レッスン後直ぐに行うと私は指がつる~です(笑)このような時は足底筋膜、土踏まずのストレッチをしてからです~

 

自身の足裏一度ご覧になってみませんか?左右のバランス、タコの位置?靴のカカトの減り方、左右のバランスと地面に接している唯一の二本足です。左右のバランスやクセは長年かかって上半身へ・・・膝痛、腰痛、肩こり、ストレートネック等、幼少期の捻挫

意外と成人になっても影響が残ってしまいます。

心配でしたらひとつの分野の専門家だけでなく、多くの情報をと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のクセを知ることは将来の自分の健康に繁栄するかと思われます。