50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

発酵食品で守る

腸の中には400、500種にも及ぶ有益な細菌と悪い細菌がいると言われています。

今日はこのよい菌と悪い菌についてお聞きいただけたらと思います。

 

腸内の細菌がヒトの健康状態を維持していることはヨーグルトなどに含まれている様々な乳酸菌、専門用語でプロバイオティクスと言うらしい、商品によってはこのプロバイオティクスの表示がありますよね、何だか効きそうな名前です。

 

生まれた時のヒトの腸には細菌がいないようです、最初の細菌にさらされるのが赤ちゃんがオギャ~と泣いた時に様々な細菌が体内に、これらの細菌感染を防ぐために母親の授乳からラクトフェリン、プロバイオティクスが赤ちゃんに移されて免疫機能として赤ちゃんを守っているようです。

 

発酵食品と言うとまず思い浮かべるの納豆の納豆菌やヨーグルトの乳酸菌類ですね。

日本の伝統発酵食品は麴菌(こうじきん)なしでは語れません。米や豆を発酵させて作られる菌です。この麹菌なくては味噌も醤油も純米大吟醸(笑)も作れないのですよ~この麹菌はどうやら日本独自の菌らしく、平安時代から足利義満あたりから麹菌を販売するようになったようです。

 

神田明神近くの天乃屋さんってtVで観たことがあるかと、地下のムロで蒸したお米に麹菌をポンポンとまぶしているシーン、ムロの石の壁もカビカビ~相まった菌で美味しい甘酒が!近年は飲む点滴と言われて少しブームになりましたね~

甘酒は発酵の過程でブドウ糖だけでなくタンパク質も豊富に作られ、しかもビタミンB群もあるので消化吸収もバッグン!故に飲む飲める点滴とは最高のネーミングかと思います。

 

これだけの栄養食品、飲み物なので温めて飲むイメージがありますが江戸時代は冷やして夏に飲んでいたらしいです。最高の熱中症対策というわけです。

 

スミマセン話飛びました~納豆嫌いの友人が、あんな腐った豆食えない~とこれ見よがしに目の前で食べたりしていました(笑)発酵って腐るのではないのです。

冷蔵庫からミルクをコップに注ぎそのまま放置すると、空気中の様々な腐敗菌、カビも空気中には多く浮遊しています、ミルクは時間が経過すると腐り始めます。

 

しかし乳酸菌などがミルクを発酵させるとヨーグルトに変化したりバターやチーズの発酵食品に様変わりします。チーズまでになると永遠に腐らないようです。

ヨーロッパでは50年100年もののチーズはざらにあるようです(笑)日本のくさやもそうですね~あれも腐らない、もの凄い臭いですが!?スウェーデンにニシンを原料にした地獄の缶詰!?というのがあるようで、TVで観たことがあります、屋外で人気のない場所で缶を開けないといけない、もの凄いいい匂いのようです(笑)

臭いの分子ってなかなか取れない残りますよね~

 

先に言いたいこと言っておきますね~もう既に知れ渡っていることですね~腸内を有益な細菌を優勢にしておくと免疫システムをより強固なものにすると言う事です

 

腸はとても複雑な生態系のようです。ある細菌は健康を破壊し発がん性物質や毒素、突然変異原を腸内に放出してしまいます。

この突然変異原が今騒がしているコロナの変異株に似ています。専門用語では抗原変異というらしい。これらの悪い細菌は腸の腸壁の浸透性が増してしまい感染の原因になってしまったり、アレルゲン、抗原ですね悪い抗原を通過させてしまったりするようです・・・

 

ぬか床などで発酵作られる植物性の乳酸菌や納豆菌、ヨーグルトは最近種類が増えましたね~アシドフィルス菌ビフィズス菌、ブルガリクス乳酸菌、あの国名がついてるヤツですね(笑)

常によいと言われている発酵食品を常日頃から食卓へ、この時節柄ご自身の免疫力、健康維持に役立てていただけたらと思います。

 

後は余談です~私はビール酵母で発酵させているぬか床で野菜を糠漬けしています。6~7年になります。キュウリなど入れる時にぬか床を混ぜるだけで、野菜を出したら後は冷蔵庫で保存できる便利なぬか床です。最近はキュウリばかりでキュウリでぬかをグリグリ混ぜるズボラな感じになっています(笑)でも添加物なしの手作り漬物は最高です。

糠漬けはグルタミン、うま味成分で有名ですね~が発行すると生まれるようです。

このうま味成分どころではない働きがグルタミンにはあるのです。グルタミンは腸の健康にとって大変重要な栄養素なのです。

カラダが病やストレス下にあると体内のグルタミン濃度が下がることが分かっています。疲れやストレスが溜まり焼肉や唐揚げ食べるぞ~となると腸内は悪い細菌が幅を利かせてしまうことに・・・

美味しいけどカラダにはあまりよろしくない!?食べ物を食した際は、帰宅後に乳酸菌系の錠剤、なんとかミンとかドラッグストアで購入できます、予防していただけたらと思います。

 

あと女性に多い酵母感染症、いわゆるカンジタですね、口腔内や尿路や大切な箇所によく起こる女性の敵です。酵母菌は実はパンなどに欠かせない菌なのですが、酵母菌は実はカビの一種なのです。カビと検索するとカンジタもカビと出てきます。カビと酵母は真菌と言われていて胞子で増えるキノコもカビの仲間になります~

膣カンジタなど発症してしまったらあまり抗生剤に頼らず、乳酸菌を多くとりパンやアルコールは止めてチーズなどの発酵食品を控えて、自分の免疫力で治すことをお勧めします。酵母菌はしつこいので抗生剤で抑えても度々発症となってしまします。

 

もうひとつ発酵食品ではないですが、ユーグレナってご存知でしょうか?TVで少し前にCMが。そうですミドリムシなのです、田んぼやため池などの水たまりに緑色になって浮かんでるヤツがユーグレナミドリムシなのです。これが沢山浮かんでいるとオタマジャクシが見にくいのですよね(笑)鞭毛があり動物、植物の両面を持つのでスバラシイ!?サプリとして販売されるようになりました。太古の昔にミドリムシちゃんに葉緑素のようなRNAが居ついてしまい、ゾウリムシのようでありながら光合成もしてしまうという、凄い生物です。

 

クロレラスピルリナも昔から有名ですが、今はユーグレナでしょうか、このサプリを飲む際は是非、夕暮れにな!です(笑)