50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

カラダの回転を上手に使うコツ

1977年以来42年ぶりに日本人女性で全英オープンに優勝した渋野選手、おめでとうございます!!今日は彼女の運動能力やあの激しい見事なスィングフォームについて

お聞きいただければと思います。

彼女の笑顔や駄菓子などは!?充分にメディアでも取り上げられていました(笑)渋野さんのご両親はお二人共に、陸上競技の砲丸や槍投げなどの投てき競技をされていたとのこと~そこから渋野さんの筋肉はいわゆる速筋の割合が多い、瞬発的な力を発揮する筋肉を多く遺伝的に引き継いだと考えられます。引き締まったアスリートのカラダが見て取れました。もしマラソンランナーを志していたら20㎞位までのパフォーマンス能力が限界ということになります。中学になるまでソフトボールを両立していたことは、様々な筋肉を使うことで肩や肘、腰や膝などの障害の予防につながったかと思われます。

昨今の野球の甲子園至上主義!?による10代の若年からの様々な障害・・・アスリートだったご両親でよかったと思います

 

今日はゴルフのカラダの回転を使ったスイングを如何に安定させるか?です~野球やテニスも同じようにツールを使った競技でゴルフにも似ていますが、ゴルフの止まったボールを打つ!のは経験された方はお分かりですね~野球でホームランを打つ、テニスでオンラインのショットを打つ等と同様、それ以上に大変難しいことなのです。屋外で雨が降ろうが風が吹こうが同じショット、スイングを続けるのは大変、過酷なスポーツです。しかも個の戦いなので日本人は苦手とされていますが、渋野選手のあの笑顔のメンタリティは見事なものでした~最後は鳥肌が立ちました(笑)

 

テニスや野球やもちろんゴルフをされている方にもご参考になると思います。ゴルフでよくアドレスを安定させて~と聞かれたことが~自分の足の幅や膝の曲げ方をビギナーの方は暗中模索の状態でスイングをしているかと思われます。

私が言うのはこれだろうな?と既に思っていらっしゃいますよね~その通りです!(笑)アドレスを安定させるには股関節を曲げる、ことです。

ゴルフの雑誌やハウツー本などでは、ズボンの鼠径部にシワを寄せるようにお尻を突き出す~と表現しているものがあります。鼠径部にシワということは鼠径部にボールペンを挟むと同じ原理です。立った状態ではボールペンは挟めませんが、椅子に座ってボールペンを挟んだ状態から立ち上がるとボールペンが何処かで落ちますよね~その姿勢、少しカラダが前傾してお尻が出た姿勢がゴルフのスイング、下半身を安定させる姿勢です。

 

下から行きますとまず①足の裏全体のベタァ~という感じで体重を意識します。つま先やカカト側にいかないよう~②股関節を曲げてそれから膝を少し緩める③胸を張る

④クラブを引きながら体重を後ろ脚に移動さて、ほんの少し力を溜める⑤一気にカラダの回転と共に体重を前脚に~タイミングはチャー、シュー、メン!で打ちます(笑)

これはあくまでビギナーの方向けなのでバッテイングセンターやゴルフの打ちっぱなしでお試しいただければと思います。肝は股関節を曲げてアドレスを安定させることです。股関節を曲げると腰背部への負担も軽減されます。ゴルフの一定方向の体幹の回転運動は腰痛を引き起こす要因になっています。是非、股関節曲げの意識を~

 

股関節を曲げ下半身を安定させると腰背部や上体、上半身の力は思ったほど必要ないことが感じられるようになります。カラダ回転だけで安定したショットを打つことも可能です~まずは長くスポーツを楽しむためには股関節を上手に使い、腰背部の負担を軽減させて先々は日頃のボールペン挟みで(笑)美しいS字カーブの姿勢でいつまでもジーンズとTシャツの似合うカラダを~です!

 

そう最後にカラダ、体幹の回転の伴うスポーツ、スイングをよく行っている方は、ストレッチング、ウエスト部分の捻り、絞る動作を念入りにです。1mくらいの棒、バーなどを首の後ろ、肩に背負いながらフゥ~と吐きながらゆっくりと、左右や少し斜めに絞ったり捻ったりと無理なく動きの伴うストレッチングを行い、見た目も柔らかくしなやかなウエストを作りましょう~