50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

塩分補給は何故必要なのか?

梅雨明けに一気にギアを上げたような暑さ!熱中症対策に塩分補給の必要性がメディアでも報じられるようになりました~今日は何故?汗を多量にかくと塩分が必要となるのか?お聞きいただければと思います。手元にポカリスエットなどのスポーツドリンクがあれば、チラチラと表示をご覧ください~ポカリを代表例にですが、電解質濃度という表示が見て取れます~更にプラスイオン、陽イオンマイナスイオン、陰イオンに分かれ、ナトリウムやカリウムの表示があります。

電解質とは専門的になりますが、水などに溶ける前の状態をイオン、電解物質となります。一般的に言われている食塩はNaClという物質はNa+、ナトリウムとCl-,クロールという物質が溶けあって塩化ナトリウムになります。溶け合う前のプラスマイナスの状態のナトリウム、クロールが電解質、イオンという訳です。ポカリのイオンサプライと言うキャッチフレーズは大変キャッチーかと(笑)

 

カラダの中の水分、体液にはこのプラスマイナス入れ混じった様々な物質が混在しています~カラダは約60%が水分と言われていますね、その大半は筋肉や皮膚や血液などに多いらしく故にお肌の潤いは大切ということなのでしょうか(笑)汗をかくということは体熱を放散し体温を下げる、カラダの恒常性を保つと言う事です。暑ければそれだけ発汗が必要で水分が足りなくなるのが、脱水症です。

熱中症はまず脱水症状から始まり、熱疲労というカラダの体温が上昇してしまう症状や

熱射病そして低ナトリウム血症などを総称して現在の熱中症という表現になりました。どの症状もまずは水分補給が第一ですが、神経などの働きが阻害され死に至る危険性があるのが、上記の低ナトリウム血症です。故に塩分の補給が大切になってきます。

 

ポカリの表示にあるもナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムは代表的な物質で簡単に言いますと神経の働きをスムースにしています。これらミネラルはアミノ酸や糖質や脂質よりも微量なものなのですが、これらが無い、不足しているとカラダの働き、特に神経の働きが滞るので、脳や心臓の動きに影響、筋肉は痙攣、動かない、頭痛などと死に至ることもある大事な訳です・・・

特にナトリウムとカリウムは大切な物質でして、細胞と細胞外の体液との水分を調節している大切なミネラルなのです。ナトリウムカリウムポンプと言われていて、水分が不足すると細胞内の水分をこのポンプ作用で細胞外に水分を出して、カラダの水分を安定させる行為をしています。多量の発汗でナトリウムが不足してしまうと細胞内も危なくなるので、命の危険となります。故に水のみの補給は細胞外の体液の水分は供給されても、60兆と言われている細胞の中は水不足、脱水状態となってしまいます。

野生動物が塩分を求めて岩や泥などの塩分を含むものを舐めるシーンをご覧になったことがあるかと~ポカリがあると真っ先にポカリを飲むのでしょうか(笑)

 

人の血液の成分は約60%が血漿(けっしょう)という色のついていない水分で、その他は赤血球や白血球です。その血漿部分にナトリウムやマグネシウムなど存在していています~特にナトリウムが傑出して多く存在しています。ナトリウムはカリウムマグネシウムはカルシウムと拮抗した存在なので微量ですが不足してしまうと、正常な機能、カラダの恒常性が保てなくなってしまいます。味覚障害などは亜鉛の不足が原因とされていますが、長きにわたり亜鉛の摂取が不足してしまうと直接口に醤油を入れても

味覚がない、しょっぱく感じないなど言う障害が起こることも・・・回復には長い時間がかかるらしいです・・・

ポカリの表示のナトリウムなどのミネラルの割合はカラダに必要な割合になっています~塩分などは糖質とともに摂取するのがお勧めです、アスリートはまずこれらを糖質と共にそしてアミノ酸などと色々と試されているかと~しかしまずはイオンサプライをです~何だかポカリの宣伝みたいですね(笑)ちゃんとしたものなので。最近はカロリーゼロをうたう飲料、ビールなどまります、カロリーオフの飲料が花盛りですが、カロリーオフのための食品添加物は分かって知って飲まれることをお勧めします~

 

普通のスポーツドリンクに少し塩分を加えるのも熱中症対策になります~スポーツドリンクの欠点は糖質、砂糖などの過剰摂取になります・・・薄めてそして塩分は入れるなどしてお子さんの部活などに活用していただければと思います。

アスリートの競技中はカラダの中は極限状態です、市販のスポーツドリンクでは濃度が濃すぎるかと思います、下痢を起こしてしまうこともあるので薄めるなどの対策をです。しばらくは酷暑が続くようです、体調お気をつけ下さいませ~

 

 

 

筋肉が緩みやすい条件

昨日のラクビーワールドカップの前哨戦、フィジー戦に日本は見事に勝利しました~高温多湿の過酷な環境の中、前半40分後半40分をフルに動き回る強靭な肉体と精神力はいつ見ても凄い!の一言です。当然、外傷などの怪我は日常茶飯事、試合を終えてもそれらのケア、筋肉のアイシングやストレッチング、これは多分スポーツトレーナーによるものかと~使った筋群を緩めてそれからようやく入浴でしょうか(笑)試合会場を出るには意外と時間を要するようです。

今日はストレッチングの筋肉が緩みやすい呼吸法についてお聞きいただければと思います。

ラクビーやサッカー、野球にバスケットボールとカラダをトレーニングやゲームで酷使しているアスリートは筋肉を緩めることに常に敏感、緩めていたいと思っています。自分のトレーニングや試合で常に筋肉を追い込むことをしているので、筋肉を弛緩させることが大切なのは一般の方々も同様ですね~一日座業でPCの前で仕事をすることも、筋肉を動かさない筋トレ!?かと私は思います・・・故に筋肉を緩める為にはストレッチングは大切なケアのひとつです。海外ではストレッチングもトレーニングの一環として考えられています、ようやく日本のスポーツ界でもそうなりつつあります。

 

今日は凝り易い肩回りのストレッチング、呼吸法についてです~肩こりで肩まわりの筋群が硬くなりやすい人は一般的に呼吸が浅くなっている傾向にあります。PC前の座業で当然集中して緊張しているので、呼吸が浅くなるのは人間の防衛機能の一種で、血圧を上げ脈拍も上げて脳内ではある意味戦闘状態ですよね~帰宅しても浅い呼吸はなかなか戻らず肩回りはガチガチです・・・

ではこのガチガチをどうすれば?ですが、よくストレッチングをする時は呼吸をつめないで~とか、息を吐きながらゆっくり伸ばす~と言われていますよね~私も仕事で毎日同じ様なこと言い続けています(笑)

深い呼吸とはヨガや気功や瞑想、メディテーションなどでご経験があるかと~息を吐く行為は腹圧を高め横隔膜を押し上げて肺の空気を外に押し出す、という一連の動きでして浅い呼吸はこの横隔膜などの胸郭の動きが小さいということになります。肺の空気の出入りが小さい少ないと言う事はカラダへの酸素の供給が少ないことになるので、肩回りや腰回りの筋群は硬くなるは必定です・・・

 

ただ息を吐きだせばいいものではありません、カラダの他の筋群もそうなのですが、緊張弛緩が大切になります。簡単な具体例ですが大きく背伸び、鼻から大きく深く吸って、ほんの少し止めて、私は止めるではなくたわめると表現しています~少したわめて

一気に脱力フゥ~!!緊張と弛緩です。この背伸びの動作は両腕を持ち上げるのですが、この動作は胸郭も上方に広がる持ち上げられます。この動作と共に肺にいっぱい空気を吸い、入れ込み緊張させ脱力と共に一気にその空気を肺から外にフゥ~!!弛緩させます。

欲言いますと腕を水平に広げるストレッチングも行うと胸郭まわりの弛緩も促せるかと思います。ただその場で深呼吸もとても良い呼吸法ですが、胸郭まわりを弛緩柔らかくしてあげないとなかなか肩回りのガチガチは弛緩しないのが現状です。自宅では腕を伸ばしたり回したりと呼吸と共に行うと大分肩まわり、弛緩するかと思います~手ぶつけないように(笑)

 

一日座業の仕事をされている方は椅子から立ち上がる時に、大きく吸いながら背伸びして緊張~一気に脱力、弛緩の動作をするだけでも頭もスッキリします~吐く時はため息のようにお腹に少し力を入れて吐くフゥ~をお勧めしますが、ため息と思われないよう(笑)お気をつけ下さいませ~

 

 

 

ロードバイク 腰を守るこぎ方

週末に来年のオリンピックのロードバイクのテストイベントが開催されました。三鷹の北口方面にある武蔵野の森からゴールは富士スピードウェイまでと、長い距離と高低差のある丁度今、ツールドフランスが開催されていますが、それを彷彿とさせる自転車競技の大会でした。自転車にご興味がある方にお聞きいただければと思います(笑)

今週末に確かゴールかと~ツールドフランスという、いわゆる自転車競技の駅伝のようなものが現在も開催されています。23日間、3000㎞にも及ぶ高低差のあるフランス内をチームを組んで走り抜く、過酷な競技です。ニュースなどで一度はご覧になったことがあるかと~歴史は古いらしく1914年の第一次世界大戦の前から始まったようで、その頃からあの曲がったハンドルの自転車をロードバイクと言い始めたようです。

現在はマウンテンバイクやママチャリ、電動式自転車と多様化してますね~あの電動式自転車には早くて勝てないです~(笑)

 

スミマセン、本題に、自転車こいでいて、転倒などによる傷害を除くと、一番悩んでる気になる障害が腰痛です。スポーツクラブなどでも自転車よりやはりトレッドミルというランニングマシンの方が人気ですね~座って脚を長い時間動かす行為は確かに腰背部に負担がかかるのは必定です。ではではロードバイクからエアロバイクまで腰に負担がかかりにくくする漕ぎ方を紹介したいと思います。

まず普通の自転車からです~ロードバイクやトラックのスプリント競技は後程に~

両者共に漕ぐのは脚、太ももではなく、脚全体、股関節の屈筋群、股関節のインナーマッスルも動員させることです。座位でこぐ動作は太ももが主働なのは致し方ないのですが、太ももにも限界があります。負荷を上げると太ももが熱く、乳酸が溜まってきます、あれ辛いですよね(笑)それを防ぐにはペダルの足👣を少し土踏まず、アーチ寄りに移動させます。そして度々出ます(笑)鼠径部にボールペンを挟み込むようにカラダを少し前傾にして、股関節の屈筋群を使い脚全体、脚から腰、お尻を使うように漕ぎます。

故にサドルの高さを若干高く調整した方が良いかと思います。そして腰背部をS字カーブの姿勢に保つことで腰痛を予防することが出来ます。この股関節を意識した自転車の漕ぎ方に変えると殿筋群もより使えるので、シェイプやスタイルを美しくにも役に立ちます。腰背部を丸めた姿勢の漕ぎ方は始めは楽ですが、是非S字カーブの姿勢を~

 

ではロードバイクのような速さを競う自転車ですが、これも上記と同じく股関節の屈筋群、腸腰筋、大腰筋と言われるインナーマッスルを使い、使うためには股関節を曲げる、鼠径部、下腹が太ももに着く位にカラダを前傾させることです。カラダを前傾させることが腰痛の原因とされていますが、私は違う間違いと思います。前傾に着眼ではなく股関節を曲げる、屈曲させることで腰背部の負担が脚全体で分担させることができ、速く、長くが可能となります。

速く走る為に背筋群から脚全体を使うロードバイク、度々私は股関節についてくどいようですが(笑)スミマセン~日本人はこの股関節の屈筋群が弱く、使えていないのですが、腰背部のS字カーブがないので殿筋や背筋群が弱い使えていないので、現状お家芸しか期待できないのが現状です。秀でているトップアスリートはいますが多分本人も何故パワーを発揮出来ているか?自覚していないのが現状です。

是非来年のオリンピックには金メダル30個と国は目標を掲げていますが・・・現状は施設などのハード面のみの強化、指導は個々に任されているのが現実です・・・

 

スミマセン~暗い話ですね~とりあえず国が決めたことなので(笑)最大限応援してゆきたいと思います!

 

 

栄養をとるか?汚染をとるか?

昨今のマイクロプラスチックによる海洋汚染の報道から、今日はダイオキシン、地球上に存在する化学物質で最も毒性の強い、最強、最悪なものについてお聞きいただければと思います。私は専門家ではないのですが健康をトータルに考えるために昔から、食品添加物や化学物質や環境ホルモンについて情報を集めてきました。余談ですが日頃よく使う石鹸や洗剤やハンドクリーム、ローションなどの添加物は知れば、調べるほどにどうしよう~!安価なものには罠があると言うことです・・・

食品や化粧品は情報を基に出来るだけ避ければよいのですが、この超毒物ダイオキシンは残念ながら避けることのできないものです。しかし最後に化学物質をデトックスする方法を紹介しますのでご安心を(笑)

ダイオキシンの正式名称はポリ塩化ダイベンゾパラダイオキシンと言います、小学生が聞くと喜びそうですね(笑)スミマセン、笑いごとではありませんね。このダイオキシン排気ガスであったり紙の製造過程、アルミの加工や製鋼の過程などから発生して煙突などから大気へ、土壌へそして雨などから河川や海へと汚染が広まっています。プラなどは日々近隣のゴミ焼却炉で燃やされていますが、少なからずダイオキシンは発生しています・・・

とどのつまり逃げる、汚染されていない場所や物を探しても地球上には見当たらないということになります。

 

数年前に厚労省が妊婦にマグロの摂取制限を発表しました~メチル水銀がマグロには濃縮された状態で含まれているので注意喚起が一応報道されました。マグロなどの大型魚類はマイクロプラスチックもそうかもしれません、汚染物質が食物連鎖により濃縮されています、ダイオキシンも例外ではありません・・・女性の子宮内膜症や男性の精子の減少など人間に多大なる生殖障害を与えています。ガンやパーキンソン病などもそうです、詳しく知りたいかたは普通の本屋でも化学物質や環境ホルモンにつての書籍が探せるかと思います。

 

魚介類は良質なタンパク源で脂質も不飽和脂肪酸、オメガ3で最近は知られるようになりました~我々人間はタンパク質を摂らないと生きてゆけない、糖質と脂質だけでは生きてゆけない生き物故、如何に良質なタンパク質を選んで毎日摂らないと健康的に生きてゆけません。日本人はダイオキシンを取り込むのが魚介類が多い統計のよう、欧米人などは肉類が多いのが統計上の現状です。

肉類は飼育の過程で農薬類や抗生剤などもオンパレードです、例えばハムやソーセージ類は細菌の繁殖を抑えるために少なからず亜硝酸ナトリウムが添加されています。ワインにも添加されていますね~私はお酒好きなのですが、ワインは少し飲み過ぎると頭ガンガンに(笑)亜硝酸ナトリウムが肝臓で解毒しきれないのが原因かと?です。

栄養素と汚染を考慮して肉から魚から豆など穀類からと、変な言い方かも知れませんが、栄養素と汚染のバランスを考えて食が単一にならないよう気をつけることが大切かと思います。これが残念ながら現実です・・・子供たちの将来、未来のためにも是非知っておいておきたいことと思います。

 

話がそれてスミマセン~最後に取り込んでしまった化学物質をすみやかに体外に排出させるには、ダイオキシンやPCBは腸から吸収され脂肪に蓄積されるので、吸収される前に食物繊維と一緒に体外に排出!です。最近流行の様々な乳酸菌もそうですが、様々な食べ物、イモ類、野菜類、豆類、果実類、キノコ類、海藻類などを多めに食することです。筑前煮などいいですね~食物繊維はガスが発生するのはたまにきずですが(笑)

後は汗をかいて良い水を沢山飲んでデトックスです~汗をかくにはエアロビクスを是非(笑)宣伝しちゃいます~4月から市の文化交流事業で月1で無料イベントを始めました、今月は27日土曜10:00~三鷹の西多世代交流センターです。最寄りの駅は中央線、JR武蔵境です。詳しくはセンターにお問合せ下さいませ~子供さんからシニアまで多世代の方々が参加されています、前回はママと1歳5カ月の天使が参加、上は80歳代の方までと幅広い世代の方々が~皆さん楽しく汗をかいて帰られます。近くにお住まいの方はデトックスに(笑)よろしければご参加お待ちしております~

浮き指の原因 真っ直ぐ姿勢

最近テレビで浮き指、浮指にのついてその現状や改善方法が紹介されています。今日は姿勢、カラダ全体のバランスから浮指の原因を探っていきたいと思います。浮指を可視化するためにに立った状態で足の裏の重心を映し出す、機器でよくテレビで紹介されています。足の指が浮いている、床面に着いていないのが見て取れるので、指が使えていない➡指の使い方が退化している➡もっと足の指を使わないと!という説は間違いと言わせていただきます。

立った状態では足の指は浮いていますが、歩く際は確実に指は使っています~我々は二足歩行のホモサピエンスなので(笑)まさかペンギンさんのようにペタペタと歩行している訳でなく、歩く際には指を必ず使っています。整形外科医の方がネットで足裏の重心がカカト重心と指摘しているのは的を射ています。私が勝手に言わせていただいてます~真っ直ぐ姿勢、前回の横綱白鵬で紹介しました背中のS字カーブがない、どちらかと言いますとフラット、真っ直ぐな背中の姿勢を真っ直ぐ姿勢と言います。

 

この真っ直ぐ姿勢は日本人に比較的多い姿勢でして、欧米やアフリカ、南アメリカなどの殿筋や背筋群が発達したS字カーブの姿勢とは対照的です。この股関節屈筋群が発達した民族はオリンピックなどでもその姿勢からくるパワーを発揮しているのは、その体形、S字カーブの姿勢、股関節屈筋の強さが故です。100m走は究極的ですね~

この腰背部にS字カーブがない真っ直ぐ姿勢が要はカカト重心ということです。真っ直ぐな姿勢になると、なってしまうと正常な理想とされる拇指球側に重心がなくなり、小指側に重心がゆくと膝は痛い、脚がO脚になってしまうという大変な事に・・・

 

人は二足歩行歩く建物、歩くための大切な関節は一番大きな股関節でして、腰背部のS字カーブが真っ直ぐになってしまうと腰痛はもとより一番怖いのは背骨の圧迫骨折です。何もしていないのに閉経後などに自然に背骨が骨折・・・そうならないためにはボールペンを鼠径部に挟む、股関節を屈曲、曲げるクセ、動作を身につけると真っ直ぐ姿勢になることを防げます。仕事で20年実践しているのでホントです(笑)

木を見て森を見ずではないですが、足裏だけにフォーカスするのは悪いことではありませんが、原因が末端の枝葉だけに行ってしまうと本質を見逃すことになってしまいます。

 

女性は男性よりも背中のS字カーブがより明確です~日本人の俳優など芸能関係の方々も大分欧米人にカラダも見劣りしなくなりましたが、やはりまだまだ真っ直ぐ姿勢の方が多いのでカラダで演じるとなると残念ながらです・・・今年のカンヌの審査員に抜擢されたエル・ファニング、あのダコタ・ファニングの妹さんです。あの華奢なカラダですがしっかりとS字カーブの姿勢でした~あの白いドレスは彼女の人格と相まってあの年齢で妖艶と言っても過言ではありませんでした。スレンダーでもS字カーブの姿勢は見た目だけではなく機能的にも大切なものです~将来の様々な障害を予防できます。

是非椅子に座っている時はボールペンを鼠径部に挟みましょう~(笑)

 

 

横綱白鵬のS字カーブ姿勢

休場明けの白鵬関、今場所は気力も体力も充実している様子です~今のところ無敵です。今日は白鵬関の強さを背中のS字カーブ股関節の屈筋群の強さから考察したいと思います、折角の連休の雨です・・・お供いただけたらと思います。

 

相撲に興味のない方でもニュースなどで一度は横綱白鵬の立ち合い、戦っている様子をご覧になったことがあるかと思います。相撲はウエストの部分に廻し(まわし)を巻き付けて戦いに臨みます、まわしも長いと9mにもなるとのことです~故に各々の体形、姿勢でまわしの角度、立ち合いで横向きにテレビでも移されているので廻しが真っ直ぐフラットな角度な方などと十人十色なのが見て取れます。

今度、今晩でもいいのですが、相撲ダイジェストもありますね(笑)白鵬関のまわしの角度が誰よりも鋭角、お尻から鼠径部にかけての角度がどの力士よりも鋭角なのが確認いただけたらと思います。もうひとりの横綱鶴竜と比べてみると一目瞭然かと~

 

まわしの角度が前に傾いているということは股関節が屈曲骨盤が前傾していることになります。野球のメジャーリーグのホームランバッターは大概の選手がこの姿勢なのがが見て取れますね~ゴルフの松山選手そうです。股関節が屈曲していることはジャンプ力だったり走る、踏ん張るなどスポーツ、我々の生活でも欠かせない股関節のパワーなのです。骨盤が傾くので必然的、物理的に腰背部から背中にかけて背骨がS字カーブを描くことになります。白鵬関の腰背部が見事なS字カーブを形成していますよね~S字カーブが形成されると胸、胸郭も開くので白鵬関の大胸筋は広く、厚く!そしてS字カーブの背筋群が発達しているので、僧帽筋、首の両脇の筋肉が見事に盛り上がって発達しています。

股関節まわりの強さとしなやかさ、そして理想のS字カーブを形成しているので長きに渡り横綱でいられるのはそれが故なのです。残念ながら稀勢の里さんはS字カーブがありませんでした・・・最後は前に倒されたりでした・・・白鵬関が前に倒れるなんて滅多にありません、四股を踏んだ時にお尻が下に着きそうな位の柔軟性!バレエダンサーのあのグランプリエのようです(笑)

 

話は逸れますが、よく筋トレなどで夏までに、もう実質は夏ですが(笑)胸、大胸筋を発達させてから海やプールへ~とい計画の方は、遠回りですがまずスクワットでしっかりと下半身の筋群そして股関節屈筋群を!股関節を意識したスクワットは殿筋群もしっかり発達します~そして背中のS字カーブを形成、背筋群が発達すると自然と胸郭が開いた姿勢になってきます。ベンチプレスは程々で広く厚い大胸筋が得られます~スクワットを重視でルーティーンを組むと個人差はありますが、数年でカラダが変化してくるかと~股関節まわりがしっかりと柔軟性が増してくると日頃の所作、動作がしなやかになります!騙されたと思って(笑)スクワット頑張ってみるのも良いかと思います。

 

股関節屈曲の動作は椅子に座っている時に鼠径部にボールペンを挟む姿勢、動作です~ことある後に言っていますね、スミマセン(笑)スクワットの動き始めの意識はこのボールペンを鼠径部に挟む、挟み込むイメージでしゃがんで下さいませ~上がる時はお尻から上がるイメージです、股関節を曲げてお尻から上がるです~始めはこの姿勢をとると腰背部や臀部の上部に違和感や痛みを感じることもありますので、無理なくです。私は殿筋の上部に嫌な感じが~しかし今は克服してS字カーブ姿勢獲得です(笑)

自体重でのスクワットでも十分に姿勢を変えることは可能です、バーベルなどのスクワットよりは進行状況は緩やかですが、股関節の意識で必ずカラダに変化が現れるかと思います。筋トレあとはストレッチングをお忘れなくです。

 

気をつけたいスポーツ心臓

今日は実際にスポーツ心臓でもある私の経験に基づいた、現在マラソンや筋トレなど様々なスポーツ、トレーニングを行っている方々にご自分の心臓について考える、将来を考える、についてお聞きいただければと思います。

先日NHKの大河いだてんで、昭和の始めに活躍された短距離ランナーの人見絹江さんを放映していました。役者の方の熱演と当時1928年昭和3年当時のアムステルダム大会での映像も相まって素晴らしい回になりました~視聴率はとれていないらしいのですが(笑)人見さんはもともと短距離ランナー、速筋の割合が多いので頑張っても400mが限界、400m走は短距離、無酸素運動の極致なのです。しかし実際は100mで惨敗し800mを走り銀メダルを獲得しました~理論的には考えられないことです!

 

ウサイン・ボルトさんだろうが過去のチャンピオン達が400mを越えた800m中距離を走っても記録どころか失速するのは必定、何故なら上記のように筋肉自体が速筋が主体なので理論上、運動生理学上記録は無理、走れないのです。チコちゃんに叱られるでもやっていましたが、白い筋肉のブリが赤い筋肉のカツオには頑張ってもなれないと言うことです(笑)

人見絹江さんは帰国後3年ほどした24歳で夭折しました・・・帰国後も頑張ったのでしょうか、直接の死因は肺炎のようなものらしいのですが、ココロもカラダもボロボロ限界だったのでしょう・・・

 

スミマセン長くなってしまいました~スポーツ心臓という言葉聞かれたこともあるかと思います。運動すると脈拍、心拍数が上がるので運動、スポーツなどは心臓のポンプ作用のトレーニングということになります。スポーツ心臓自体はまだまだ研究段階で良い悪いと毀誉褒貶(きよほうへん)が甚だしい状態です。もし貴方自身が知人や子供さんがハードなスポーツやトレーニングをしていましたら、一度ネットでもいいのでスポーツ心臓を検索、過酷な運動が心臓に与えるメリット、デメリットを念頭に無理のない運動、トレーニングをすることをお勧めします。

私の心臓は大まかに4つある心房と心室の血液を送り出す部位、心室、左心室の壁が厚く肥大しています。心室肥大(さしんしつひだい)と言いましてこれがスポーツ心臓の代表的なものです。何故壁が厚くなったり心室が肥大してしまうのか?ですがフルマラソンなど心拍数を高い状態で保ってしまうことを長年続けると肥大してしまいます。後、筋トレなどの一気に脈拍と血圧をあげるトレーニングも繰り返すと肥大に繋がると言われています。

私は筋トレなどの無酸素運動とランなどの有酸素運動共にハードに40代まで頑張ってしまいました・・・故に今健診で胸にペタペタ貼る検査ありますよね~心電図は必ず異常がある所見なのでもう何年も検査はしていません・・・急に運動など活動を止めて家に居る生活に変わったりすると私はいつか何処かで胸が痛い、苦しいという可能性が高くなってしまいます。適度な活動は止められないということです。

 

スポーツ選手だった方が統計的には寿命があまり長くないのは、外科的ものより内臓、心臓などのダメージがあるが故かと思われます。水泳は水温30度にも満たない冷たい環境しかも塩素濃度が高い中で、幼少期からひたすら泳ぎ続けています・・・精神的なバーンアウト白血病などもオーバートレーニングが要因とも言えないことはありません。

東京オリンピックも近くなってきました、日本のスポーツはまだまだ根性主義、オリジナリティより皆一緒に頑張る、頑張らなければイジメの対象にもなってしまいます・・

皆様くれぐれもハードトレーニング、達成感はたまらないものですが(笑)無理なくお気をつけ下さいませ~