50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

民族による姿勢、体格の違い

昨日NHKでアマゾンの先住民族、絶滅寸前の民族のドキュメントを放送していました。沢木耕太郎さん、ノンフィクション作家、あの深夜特急が有名ですね~沢木さんが独り残された言葉の疎通がとれない人に会いに行く内容でした。

アマゾンに住んでいる他の先住民族も出ていたのですが、その体格、お尻、殿筋の発達に私は目を奪われました~殆ど裸なので体型、姿勢がよく見て取れました。

筋トレもしていないのに(笑)見事に発達した背中、背筋群に殿筋!腰背部がきれいな

S字カーブをしていました。タンパク質もしっかり摂っているのか、アスリートのような所謂、筋骨隆々の体格です。何故?そのような体型、姿勢に?私の考察をお聞きいただければと思います。

 

現在の世界の民族を大きく2つに分けるとします、狩猟民族と農耕民族です。1万年前はこの2つでしたが文明の発達により様々な民族が~日本人は本来は農耕民族なのであのアマゾンの先住民族とは体格、姿勢が異なります。彼らは今でも狩りなどが中心の狩猟民族、純狩猟民族と言ってもいいかもしれません。ちなみにヨーロッパは岩盤中心の土壌のため農耕に適していなく、狩猟民族です。そして15世紀からの侵略の歴史はご存知と通りです~

狩猟が中心の生活は槍などの武器を持ち、常に獲物を得るためにしゃがんだ姿勢や中腰の姿勢で狩りを続けなければなりません。この動作の繰り返しが背筋と殿筋の発達に繋がるのです。低い姿勢で機敏な動きをするためには、股関節を曲げる、屈曲させなければなりません。アフリカの民族、マラソンではエチオピアケニアの選手がよく見られますが、彼らも先祖は狩猟民族です~アメリカの黒人はアフリカからの奴隷が祖先、体型もアフリカ系と違いがあります。

陸上競技で特に100mなどの瞬発系はアメリカやジャマイカなどの黒人が強く、マラソンなどのエアロビック系はアフリカの選手が強いですね~それは民族の違い、体型の違いからきます。

日本は火山灰の体積した比較的柔らかい土壌なので農耕が発達し現在に至っています。もし日本も固い岩盤の土地なら狩猟、侵略しなくてならなかったかもしれません~

では2020年のオリンピックで陸上競技の100mで優勝するにはどうすれば?ですが、筋トレなどで股関節の屈筋群をしっかり鍛え、背筋群と共に殿筋群を鍛え、発達させれば日本人が100mで優勝することも夢ではありません~今更、狩猟民族にはなれないので(笑)スクワットをする際は意識を股関節に持っていくとキレイな背中、S字カーブにキレイなお尻、殿筋を獲得できます。

筋トレで胸の筋肉を広く、厚くしたいのでしたら股関節の屈筋群を鍛えないと、スクワットなどでしっかりとした背筋群、殿筋群をつくらないと胸の発達は限界があります。脚をメインに胸はプレスのみと脚の疲労は辛いですが、しばらくすると胸郭が開いた広く、厚みのある胸、山のような僧帽筋に変わってきます~