50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

食べる薬 ショウガ

豚肉の生姜焼きや刺身のツマとして、飲み物ではジンジャーエールに冷やし飴などと日頃大変お世話になっている生姜、ショウガについて今日はお聞きいただけたらと思います。

数年前にチューブに入ったショウガが話題になった様、ニンニクは臭いと刺激性があるので苦手な方もいますが、生姜焼き定食が苦手な方はいらっしゃらないかと思います(笑)ご存知ショウガは古くから中国、インドや西洋、日本も含めて薬用として扱われてきました。乾燥させた成分は更に薬効が高くカプセル入りの商品も販売されています。

 

生のまま擦ったり刻んだショウガの香り、特にジンジャーティーをフゥフゥと飲む時は心身共に温まる暖まる感じがします~これからの寒い季節は是非です~

 

ショウガはカラダを温めたり、消化を促進、胃のむかつきを抑えたり、痛みや疼きを緩める作用があるので万国で食用、薬用として扱われています。研究の例としてショウガはニンニクやタマネギより大動脈でより強力な抗凝血作用を示したとの報告があります。以前切り干し大根の煮物に入れたら美味しくなかったです、ご注意を(笑)普通のお味噌汁の具には意外と合います~

 

ショウガの効用で主なものは優れた殺菌力と血行促進効果です。更にタンパク質の消化を助けるので生姜焼き定食の時にはチューブ入りので追いショウガにしてもいいかもです(笑)あとよく研究されている作用に治癒と免疫の媒介役をしているエイコサノイドに重要な働きをしているようです。

 

エイコサノイド必須脂肪酸から体内で作られ、細胞機能を調節する、ホルモン的な働きをしているものです。サラダ油は以前は必須のオイルとされていましたが、昔は使用した油を濾して何度も使っていた時代が・・・現在ではこのオメガ6のオイルの摂りすぎがエイコサノイドを乱すと言われています。シニアは唐揚げは時々にです(笑)風邪やアレルギーの薬は言葉悪いですがエイコサノイドをいじって症状を止めようとするものです。故に薬を飲むタイミングや回数などは熟慮が必要となります。それは副作用を考慮してということです。

 

ショウガは食用はもとより火傷や皮膚炎にも効用があるようです。重度ではない火傷でしたら軽く温めたオリーブオイルにショウガの搾り汁を混ぜて、コットンやガーゼに含ませて患部に当てる民間療法があります。

気をつけていただきたいことは、殺菌力にすぐれたものなので潰瘍や痔などの出血性の疾患のある方です。症状がある際はお控え下さいませ~

 

胃腸の消化吸収はヒトの体調を司る、決めていると言っても過言ではない機能です。過度なストレスで・・・言わずもがなですね~インドのアーユルヴェーダという中国の医療よりも古いとされている伝承医学があります。詳しくは検索を~この医学の中で体調を整えるのにショウガ、ジンジャーが重視されています。体調を改善させる際にショウガを刻んでレモンと塩を入れ、しばらく食事に取り入れるようです。効きそうですよね~

 

寒い季節、ショウガやニンニク、玉ねぎなどで体調を良い状態に保っていただけたらと~ショウガを擦るのも面倒な時はペパーミントティーを是非!乾燥させてあるペパーミントは長持ちするのでお正月明けに役立つかと思います、気分も胃もスッキリです(笑)