50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

腰が高い、腰を落とすとは?

スポーツの世界でよく、腰が高いぞぉ~!腰をもっと落とせぇ~!などとお聞きになったことがあるかと~今日は腰が高い、腰を低く、について個人的見解ですが、長年実践してきたことをお聞きいただければと思います。

出来るだけ短めに(笑)努めたいと思います~まず腰が高いはよくある一般的な筋トレのスクワット、テレビでも見受けられる腕を胸に組んだり、両腕を前方に伸ばしてバランスをとりながら行うスクワット、これを腰が高いとイメージされて下さい。

腰を落とすですが、先日、トランプ大統領が観覧した大相撲です。大相撲は立ち合いが横からカメラで映されるので、力士の各々の腰の低さ、落とし方がよく分かりますね~

強い力士は腰が低い、落としているのは強さと正比例しています。

 

結論から申し上げますと、腰か高いは~股関節の屈筋群をあまり使っていない状態です。腰が低い、落とすは~カラダを倒す、前傾させることで股関節の屈筋群をより使っている、ということです。どちらが様々なスポーツやダンス、太極拳や空手などでよりパフォーマンス能力が出せるかと言えば、もちろん股関節の屈筋群を使う方が発揮できます。

ボディビル系やテレビなどの一般のスクワットが悪い訳ではありません~股関節を意識しないスクワットはインナーマッスルである腸腰筋群、大腰筋をあまり使わない、と使い分けしていただければと思います。魅せる筋肉、太もも、大腿部にはやはりこのスクワットが効果的です~

しかし80歳、90歳と自分の脚でアクティブに歩くためには、腰を落とす、この股関節を意識したスクワットを行うことをお勧めします。股関節を曲げる、力士の仕切りのようにカラダを倒すと、お尻、大殿筋も発達します。このスクワットを10年続けた男性の顧客ですが80歳になりますが、お尻が大きくなった~ヘルニアや狭窄症が改善された~とのお言葉、なんだか通販のCMみたいですが(笑)スミマセン~事実ですよ。

 

どちらのスクワットを行うにしても大切なのは背骨のS字カーブです。特に腰背部のカーブがないとボディービル系のスクワットは腰痛を引き起こす原因になります。このスクワットで腰背部が筋肉痛になる方は要注意です。スミスマシンでスクワットして腰背部にくる方はレッグプレスに変えたほうがよいと思います。

腰を落とした状態は何時でも動ける状態です、危険を察知した時は腰を落として様々な危険を回避、できたらと思います・・・長くなるので次回にします~どうしてスクワットをするとき胸を張る、背中を反らせていなければならないか?を。

初戦は特に緊張が・・・錦織選手、大坂選手、全仏オープン頑張れ~です!