50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

スクワットを使い分ける

今日はスクワットを大きくボディビル系のスクワットとパワーリフター系、パワーリグテイングと言う重量を争う競技のものと2つの使い分けをご理解いただけたらと思います。ボディビル系は一般の普及しているもので、NHKのBSで最近、歌手の西川さん、あの♪消臭力~の方ですね(笑)膝を前に突き出さないようバランスをとるため両腕を前に伸ばして行っているものです。パワーリフター系はあの三宅選手に代表する重量挙げをイメージされて下さい。

結論を簡潔に言いますと、一般のスクワットは太もも中心、パワー系は股関節の屈筋群

股関節のインナーマッスルの大腰筋などを更に動員するということです。

パワー系は重量を極限まで上げる、持ち上げるものなので、カラダ全体、股関節を使う!ことがボディビル系の一般のスクワットとの違いです。

ではどちらを選べばいいの?ですが、私はパワー系の股関節を曲げる、屈曲させることを意識したスクワットをお勧めします。何故なら?この股関節を意識したスクワットは殿筋群、お尻ですね~お尻をしっかり刺激出来るので腰背部のS字カーブ、生理的湾曲を形成できます、いわゆるお尻の上がったウエストがくびれた体型をつくることが出来ます。大腰筋は歩く、歩行のための主動筋です、最期まで自分の足腰で歩くために大切な筋群です、太ももは二の次です。

日本人の女性はウエストのくびれはあっても殿筋、お尻が上がった、ヒップアップした体型の方は少ないのが現状です。殿筋の大きい発達した人をあまり見かけませんよね~アスリートは別です。

ボディビル系のスクワットは悪いものではありません、生理的湾曲、特に腰背部がしっかりとしたS字カーブがある方お勧めのスクワットです。私は20年かけて改造、作り上げました~目標はレスリングの吉田選手のあの体型です(笑)

ご自分の姿勢、体型、特に腰背部の生理的湾曲がどうなっているか?一度確認していただければと思います。長時間の座業や立ちっぱなし、歩行などで腰が痛くなる方は是非一度ご自身の姿勢を客観視してみると腰痛の解決につながるかと思います。