50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

カラダ(筋肉)を守る防衛機能

テレビ番組で、つまづき転倒を防止する足のセンサーを発動させる~と言う事を紹介していました。センサーとは何?ですが、今日はそのセンサーについてお聞き下さい。

筋肉には2つのカラダを守る防衛機能、器官が存在しています、専門用語ですが、筋紡錘(きんぼうすい)とゴルジ腱器官、何だか強そうな名前です(笑)の2つです。筋紡錘は昔、脚気の検査、医師がゴムのハンマーで膝小僧を叩いて、膝がその反応でピョン

と脚が動くの~ご経験ありますよね~あれは筋紡錘が反応するもので脳まで刺激が行かないで、脊髄から直ぐに戻るという反応、伸張反射と言うものです。

ゴルゴではなく(笑)ゴルジ腱器官は腱の近くに存在しているようで、こちらは防衛反射と言われています。どちらも過度な筋肉の伸展、伸長があると脳まで刺激が行かないで脊髄を介して直ぐに筋肉をそれ以上伸ばさないようにする、カラダに備わった大切な防衛機構なのです。

電車などで居眠りをして首がカクンとなる反応がそれに当たります。首の筋肉が反応しないのは眠りが深いのか?お疲れか?二日酔い?様々な要因かもです(笑)

 

この筋紡錘と腱器官が発動するのでカラダは守られていると言っても過言ではありません~何らかの障害などでこのリミッターが発動しないと筋肉は通常よりもの凄いパワーを発揮できるのですが、カラダは筋は耐えられなく障害の危険性が高くなります。

スーパーサイヤ人に変身する際にはこのリミッターを解除させるのかもです(笑)

またの機会にこれは話したいと思いますが、今流行りのシューズの裏にカーボンファイバーが装着してあるものは、筋のパワーは発揮できますが限界近くになった際はカラダは自分を守れるのか?です・・・

 

反動をつけるストレッチングやモニターを真似した無理なポーズなどはくれぐれもお気をつけ下さい~筋や靭帯、腱は一度怪我をしてしまうと100%回復するとは限りません~大谷選手の肘に移植した腱も長いリハビリ・・・元の状態に回復する保証はありません・・・ウォームアップが不十分だったり疲労が溜まっていたろすると、この防衛反応が鈍くなるので、こちらも留意していただきたいと思います。