寝る前のホットミルクの誤り

牛乳は冷蔵庫には欠かせない飲み物、食品ですがこれほどメリットとデメリットが混在しているものもないかと思われます。１５年くらい前までは私もミルクは睡眠の導入にはホットミルクが良いとわざわざコンロで温めて（笑）飲んでいました～牛乳のタンパク質、アミノ酸のトリプトファンと言うものがよい睡眠をもたらすことが証明されていました。

現在はこの眠りを誘う物質はミルクを飲んでもなかなか脳に入ってこないことが分かりました、トリプトファンが脳に入ろうとしても他のアミノ酸が押しのけて入ってしまうとのことです。ホットミルクはカラダも気持ち温まり大変良いものですが、睡眠の導入としては？ということです。

しかもスキムミルクやローファットミルクは事実、眠りを誘うどころか精神的なエネルギーをかきたて覚醒させてしまいます。徹夜する時はコーヒーと砂糖も入れたホットカフェオレを飲めば、眠眠打破～です（笑）

いい意味でミルクのある種のアミノ酸は神経伝達物質ではるドーパミンなどを産出、

このいわゆる脳内ホルモンはあなたを興奮させ思考をより迅速により正確にさせます。

しかし乳脂肪の多いミルクはこの脂肪が脳の鋭敏さを低下させる傾向にあります。

故に普通のミルクは乳脂肪３．５％位です～最近は低脂肪乳や無脂肪乳もあるのでTPOで使い分けていただければと思います。

ミルクは安価で容易に購入できる大切なタンパク源ですが、出来れば特に女性の方はミルクの乳脂肪分に気をつけていただきたいと思います、脂肪の多量の摂取はガン、特に乳がんをプロモートしてしまうことはご存知ですね～

あとミルクはアレルギー反応の引き金になってしまったり、慢性関節リウマチの症状や痛み、下痢なども招いてしまうことも・・・

悪いことばかりなので最後に良い事を～ミルクは骨粗鬆症を予防、消化性潰瘍を予防、

慢性気管支炎の予防、精神的エネルギーを高める～どうだぁ～です！あとカステラやあんパンに欠かせないものです（笑）