50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

シットアップ(上体起こし)の効果

もし腹筋のエクササイズでひとつしか選択肢がないとしたら?私は上体起こしの腹筋運動をお勧めします。体力テストで足を誰かに動かないように固定してもらい、両膝を曲げて立てた状態で上体を起こす、巻き上げる腹筋運動、30秒で何回出来るか?嫌なテストでした(笑)

腹筋の構造の詳細はお調下さいね~上体を曲げたり捻ったりと様々な動き、動作が出来るようにタテにナナメに沢山の腹筋が存在しています。そうあと胃や腎臓などの内臓を守るためにも腹筋は大切な役割を担っています。腹筋自体は比較的に薄い、腕や脚のように厚みのある筋肉ではなく、薄目で柔軟性に富んだ筋肉です。解剖学的だと姿勢を保持するための役割が最大の役割です、筋肉の性質は赤筋、遅筋がメインのエアロビック的な筋肉です。故に長い時間の姿勢の保持が可能になっています。

 

赤筋、遅筋と白筋、速筋は簡単に例えますと、前者は泳ぎまくっている長距離ランナーのマグロの赤い筋肉、後者はヒラメや川魚など短中距離ランナーの白い筋肉のお魚さんです~変な例えでした(笑)詳しくはネットでお調下さいませ~

 

どうしてシットアップが?ですが、この上体起こしの腹筋運動は腹筋だけでなく、股関節の屈筋群に更に背筋群も使う複合的なエクササイズだからなのです。

腹筋のトレーニングは大きく分けると3方向の動作に分けられます。正面の腹直筋、捻りの動作の腹斜筋、そして腹直筋の下部、鼠径部あたりの筋肉、これは上体を起こす動作ではなく、お尻から巻き上げるリバースカールになります。サッカーはジャンプして様々な方向にヘディングを行うのでこの3つの腹筋群を鍛える必要が出てきます。

上体起こし、シットアップは腰に不安のある方は起き上がらない腹筋運動、動作をお選び下さい。そして股関節の屈筋群を鍛えるにはスクワット、股関節曲げスクワットを行って下さいね(笑)

余談ですが一番辛くて効果のある!?腹筋運動は映画ロッキーでロッキーが山小屋で行っているドラゴンフラッグというものです。所説ありますが始めはブルースリーがやっていたとか~腹筋、背筋、股関節屈筋群から全身を鍛えるものです。詳しくはネットで~よい子はマネしないようにしましょう(笑)