50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

子供の股関節と閉眼片足立ち

スミマセン~ふたつ共に股関節についてなので(笑)お聞きいただければと~お子さんがいらっしゃる方はよく観察してみるとよろしいかと思います。ご存知の通り、子供、新生児の股関節の寛骨臼(かんこつきゅう)はまだ形成されていなく、非常に不安定な状態です。成長と共にその軟骨性の関節は発達してソケットのような成人の寛骨臼になるので安心なのですが、成長の過程で様々なスポーツやクセで正常な発達が阻害される場合があります。

5歳くらいでようやく成人に近くに、15~16歳くらいでようやく成人のような完成されたソケットのような関節になります~故に若年のうちに無理やり開脚、第三者の力で行うものやボール等を過度に蹴ることを続けたり(これは股関節より背骨のすべり症や脊椎分裂症の危険性が大です)未だ根性主義が根強く残る日本のスポーツ・・・スポーツはいいものですが、くれぐれも無理なく子供さんを見守っていただけたらと思います。中学生くらいまでは自分の体重(自体重)の筋トレをお勧め下さい。

 

次いでではありませんが(笑)未だに閉眼片足立ち、体力テストや65歳以上の体力測定、文科省推奨らしい!?が行われています。平衡性を測るものらしいのですが、誰しも一度は学校等で経験あるかと~何故?取り上げたかと申しますと、あの片足で立った際に立った脚の股関節、特に大腿骨頭、ソケットの部分にもろに負荷がかかるようになっています、機能解剖学的に。

この股関節の付け根の負担を減らすのは股関節を曲げる動作です、あの座る時の股関節曲げです(笑)股関節を曲げることで重心が自然と真ん中、カラダの中心に移動するので付け根の負担が軽減されます、子供のころ、石けり、ケンケンパでピョンピョン片脚で跳んで遊びましたよね~あの頃は安定して遠くに跳ぶために、股関節を使って跳んでいたかと~(笑)

シニアの方の閉眼片足立ちの体力測定は注意が必要になります、一度でも股関節の障害や痛み、不安がある方は中止することをお勧めします。