50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ゼーゼーハーハーの無酸素運動

急に階段を上がったりするとどなたでも呼吸が上がる、ゼーゼーハーハーの経験ありますよね~あの呼吸数が上がるのは酸素負債という状態で、酸素が使われる前の無酸素状態、アネロビックの状態です、時期に酸素の負債が終わり(笑)呼吸数も正常に戻ります。

人間、ホモサピエンスはアフリカからヨーロッパやユーラシア大陸と途方もない時をかけて移動し、現在に至っています。長く移動する有酸素運動に長けている人間は繁栄できた訳ですが、途中、狩猟や敵と戦う際には、瞬時に動くための無酸素エネルギーも蓄えています。

この無酸素エネルギーは運動科学で、33秒と言われています、陸上の100mは約10秒、完全に無酸素エネルギー状態、400mは42~3秒と残り10秒は超~酸素負債状態です。故にこの400mの競技は昔から記録が更新されていない競技で、無酸素運動の極致です~無酸素運動で溜まった乳酸がカラダにそのままなので、立っていられない状態に・・・

有酸素運動の記録は今でもジワジワと更新されて、男女差も小さくなってきています、人間は今でも自分の力で大陸を移動できる人種、ホモサピエンスということです(笑)

 

ちなみに消費エネルギーのデータをご紹介します~

100m・・・25㎉  400m・・・40㎉ と無酸素運動の消費エネルギーは

ゼーゼーハーハーの辛い運動の割にはダイエット向きではないということになります。

3500m・・・ 285㎉ 10㎞・・・ 700㎉ と有酸素運動は言わずもがな

ダイエット向きです、1回の運動、消費カロリーの健常者の指標は300㎉とされていまして、私のエアロビクスのレッスンをあてはめますと、脚の動きに上半身の動きや下半身の上下動も伴うので、30分で約300㎉、ダイエットに適しています、手前味噌でスミマセン~(笑)

後、急な動きで脈が上がってゼーゼーハーハーの状態になったら、カラダをピタッと止めないで、脚を少し動かして下半身に多く行っている血液を上半身に戻すようにすることお勧めします。心臓の虚血状態(虚血系心疾患)を防ぎます。あの正月の恒例の駅伝(笑)中継所でタスキを渡した後、無理やりにでも選手を引きずってカラダを動かせるようになりました、あのゼーゼーハーハーの状態で横になってしまうと心臓が虚血状態になり、とても危険ということです。