お肌に大切なのは水分?それとも油分?
前回から2週間14週経過したので、皆さんの腕の辺りの皮膚はターンオーバーによりすっかりとリニューアル!?入れ替わった頃ですね~お顔の皮膚は4日前に既に新たな角層にです。
今日は皮膚を健全に保つには?です。古来から肌を美しく!?保つために様々なオイル、油分的なものを塗ることをして来ました。
結論を端的に言いますと肌の表面の角層(ラップ1枚位の臓器、詳しくは前回を参照)
に大切なのはアミノ酸と水分なのです。
故に肌の表面に油分を塗ると言う事は、角層中の水分やアミノ酸などを一時期守る為ということになります。
気分としては乳液やクリームなどを塗るとその瞬間はしっとり~保湿~と感じますよね(笑)
その油分が消えると角層の水分は徐々に消える、蒸発へと向かいます。手が石鹸による手洗いや洗い物の中性洗剤でガサガサになるのは致し方ないのですね・・・
消毒液で頻繁に除菌する昨今ですが家庭用のハンドソープで1度手を洗った方が、角層に及ぼす影響は火を見るよりも明らかです・・・・
話戻ります~肌の角層の表面に油分的なものを塗るのは決して悪いことではありません。私も自作のグリセリンを乾燥しやすい部分に欠かせません、この季節(笑)
個人の見解ですが、お肌、角層にはそんなに高価なものは必要はないかと思います。前回話しましたがヒトの皮膚は臓器でもあり、外界からの様々なウイルスや細菌や化学物質などから身を守るバリアの役割を果たしています。
以前お茶の成分?の石鹸が流行して、多くの方々が酷いアレルギーに・・・肌だけでなくカラダ自体に深刻な影響が・・・痛ましいことがメディアでも取り上げられました。
その大切なバリアである皮膚特に最前線の角層、厚さ20ミクロンでしかない角層を健全に保っているのは水分とアミノ酸なのです。
肌に何も塗らなくてもヒトの角層はその中に専門的な用語ですが、角層細胞間脂質というものが存在しています。脂質っていうと嫌な感じですが(笑)
角層はレンガが積み重なっているような感じなのですが、そのレンガの間にその脂質、油のようなものと水分とアミノ酸がバリアとしての役割を担っています。
肌にクリームなどを塗るのはそれらを守っている、クリーム自体が角層に対して栄養的な役割を果たしていることではない、ということです。
細胞間脂質の中で大切なものがアミノ酸です。手元にある資料を見てもこの天然保湿因子のアミノ酸は17種、有名どころはセリンやアラニン、アスパラギンやチロシンなどです。チロシンは他の効用後程お話しますね~
水分はヒトのカラダは60%と言われています。故に腎臓など様々な代謝を考慮して高齢になっても水分を努めて摂ることは大切なことかと思われます。
脂質は皮膚の中性脂肪が分解して生じるグリセリンが強力な保湿効果を示しています。
話まとめますと、肌を健全に保つには食べ物や水分ということです。水分はちょっと暑いだけでもヒトは脱水症状や熱中症になってしまいますよね~モデルの方が1日に何リットルも水を飲む!?なんて健康法もありますが?これからの季節はおコタにみかんとお茶ということで(笑)
タンパク質、様々な肉類魚介類や乳製品、豆類などありますが、話は別の機会にしたいと思います。9種の必須アミノ酸のバランスが大切かと思います。
例えば大豆は畑のお肉と言われていますが、必須アミノ酸のひとつのメチオニンが残念ながら少ないのです。故に食べ合わせが大切なのですがまたの機会に~
20種のアミノ酸の中の9種以外にお肌を潤すアミノ酸、チロシンがあります。
話少しそれますね~チロシンは乳製品や鶏肉から摂れるアミノ酸の一種です。
このチロシンは疲労を癒しストレスを緩和してくれます。20種のアミノ酸はいずれも脳を形作るブロックになり、チロシンは神経組織を活発にスムースに働くために大切な役割を担っているようです。
脳の中心部のドーパミンが極端に少ないとうつ病などの障害になりやすいことは認知されています。ドーパミンは目標を達成した時に感じる喜びと関係が深い物質、恋におちたり(笑)美味しいスイーツ食べた時、運動を調節したりと様々な要因が知られています。抗うつ剤を多用すると、私は脳をいじっていると思います・・・ニューロンが変性してパーキンソン病などの原因に、との報告があります。
日本の現状の医療体制では医師は神様です!?私の顧客方も言われるままに多種の投薬・・・ある意味でヒトは多種の異物が体内に存在していても、それなりに生きられる生物なのでしょうか?私は驚異のヒトの免疫力、抵抗力!?と思います・・・
スミマセン深刻な話にです~肌を健全に保つということはカラダ自体を健全に健康に保つということかと思います。
ひとえに健康、バランスのよい食事という漠然とした表現がありますが、ちょっと何言っているかよく分かんない~ですよね(笑)
私はアミノ酸のバランスかと思います。詳細はまたの機会そうだ~くなるので(笑)
今簡潔に言いますと、先ほどのチロシンは皮膚が紫外線によりメラニン色素を作ってバリア機能を果たすための大切なものです、これはチーズや牛乳や鶏肉などに多く含まれています。乳製品類や肉類ばかり食べれば当然脂質も多く摂ることになりますよね~適度に肉類、適度に魚介類や豆類とちょっと面倒くさいかもしれませんが、食が単一的にならないように常に考慮して食事をする、ことでしょうか。
今日の夕食のタンパク質は鶏肉と秋鮭を一緒に煮る煮てしまう(笑)ズボラ料理。でもアミノバランス的には合格点かな?です。そうだ~この季節お鍋ですね~