50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

イチローMR.の筋トレ

イチローさんが日本の草野球でプレーしているシーンがメディアで流れました。46歳と思えない見事なプレーぶりでした~今日は筋トレの方法、初動負荷終動負荷につてお聞きいただけたらと思います。

 

まずは終動負荷チューブによる筋トレが代表とされています。チューブはゴム製なので常に張力があるので、始めから終わりまで負荷がかかるのは想像がつかれますよね~ダンベルは垂直に負荷が加わるので、例えば5㎏の負荷をカールする時には初めも途中も最後も負荷がバラバラ、違う負荷が加わることになります。

でもダンベルなどの器具は反動をつけたり、最後の筋の収縮だけを行う等多くの手法があるので、ダンベルやバーベルは基本の筋トレに使われています。

 

初動負荷とはこれも字の如くでして、運動動作の初めに負荷がかかり、あとは慣性で行い最後にはちからを抜くと言うのが初動負荷なのです。この筋トレ方法はイチローさんや瞬発力を必要とするスポーツで行われている筋トレの方法です。まだ90年代の始めに紹介され始めて、現在は専門の器具やクラブもあるようです。

 

自慢ではないですが~結果自慢ですね(笑)20年以上前ですがイチローさんが渡米する前に筋トレをしているシーンに出くわしたことがあります。彼は高重量の負荷をスミスマシーンでカーフレイズを行っていました。ただならぬオーラを発しながら反動をつけて高重量をカーフにかけていました。よくあのカラダで高重量を~!です。後でこれが初動負荷の筋トレだと知りました。

考案者の方の説明です~その運動の主動筋を最大限に伸張したポジションをとり、一気に筋を短縮させ加速的に、また慣性を利用して一連の動作を繰り返す方法~とあります。

 

個人の見解ですが初動負荷は、競技などで結果を出す目的のある方向け、しかも基本は以前から終動負荷の筋トレでベースの肉体をつくり上げる、そして怪我や障害の可能性も高いので初動負荷を行う際にしっかりとウォームアップを行い、ストレッチや回復期などのケア、コンディションニングを行うことをお勧めします。

 

乳酸の溜まり方は初動負荷の方は運動が終わった時が一番高いようで、3分後ぐらいには下がってくるようです。終動負荷は運動を終えてからジワジワと乳酸が溜まります~筋トレされている方は分かりますよね~終えたら鏡でアイソテンションという、傍から見るとナルちゃんと言われますが(笑)あの時に乳酸がジワジワ来るので必要な動作ですね~あの乳酸が溜まる焼けるような感覚、たまりません(笑)

 

筋肉量でしたら上記のように乳酸が溜まりやすい終動負荷なのですが、競技によっては筋肉のつけ過ぎによるパフォーマンス能力の低下を起こしてしまうことがあります。筋肉が重いと言うよりは筋の使い方、コーディネートが出来ない、発揮できないということです。アスリートはそのジレンマにいつも立たされています・・・大相撲があまり器具を使った筋トレをあまり行わないのは、筋肉はあるけど使えない、実践的ではないので基本は四股踏みやテッポウに実践の取り組み等に淘汰されているかと思われます。

男性に筋トレブームと言われています、筋肉は確かに裏切らない(笑)速効性があるのでついついオーバーワークになりがちです。くれぐれも乳酸溜め過ぎ、お気をつけ下さいませ~ストレチングも入念にされて下さいね~

 

人間のカラダは加齢と共に誰でも、心肺持久力や筋力、柔軟性等が衰えてきます。様々な健康法やスポーツがありますが、どれかに特化せずにヨガもやる筋トレもやる、有酸素運動のウォーキング、ランやハイキング等とカラダを様々な方向から鍛える、ケアしていただけたらと思います。まずはPC終えたら背伸びのストレチングから(笑)