50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

皮膚の本来の役割

朝夕の寒さや昼間の紫外線などでお肌のダメージが気になる季節になりました~今日は日々ケアしているお肌、皮膚とそのケアについてお聞きいただけたらと思います。

 

先に結論からです~人間の皮膚は様々な臓器と同じ大切な器官で、人間の脳の発達と同じく驚異の進化を遂げました。皮膚は常に乾燥した外気中で生活していても、アフリカや砂漠、北極や南極でもです(笑)常に体内の水で満たされた状態で進行している生命活動を維持している、バリアとしての働きをしています、天然の革袋のようなものが皮膚なのです。

 

皮膚は順番に、角層(角質とも言われています)表皮真皮皮下組織(皮下脂肪や筋肉組織)なのは何となくですが周知されていますね~角層は垢(あか)なのですが角層は既に役割を終えた細胞、死んだ細胞で新陳代謝しているのはご存知の通りです~ターンオーバーという現象で表皮の細胞がグングン下から上がって来て、そして垢、角層となり剥がれ落ちています。ターンオーバーはちなみにラグビーで攻守が変わった時の用語でしたね~私は両面焼きの目玉焼きをイメージします(笑)

ターンオーバーの期間もカラダの各所によって違うようです、日々乾燥や紫外線が気になるお顔や頭皮は比較的に早く、腕などの部位は14日なのが顔面は10日以内と早いのが特徴です。カラダも日頃見せない部位や更に見えない部位(笑)スミマセン~尾籠な表現です~これらの部位は柔らかく腕などに比べたら角層の数は少ない部分となっています。

男性の背中の皮膚は女性の背中より固いのは、槍(やり)を持って狩りをしていた頃(笑)に度々怪我を負ったので皮膚が固く、角質層が多くなったと言われています。

背中は強めにゴシゴシされると気持ちいいのはこの訳かと思います。

 

一番上の皮膚、角層は食品のラップほどの薄さ、10~20ミクロンくらいで大変薄いバリアです~この皮膚の下は極端な言い方ですが無菌状態といっても過言ではありません。この薄い角層がないと生きてゆけないのが人間です~なので血が出るような怪我で真皮や皮下組織まで傷ついた時は免疫機能が総動員されて、血を止めたり細菌を撃退したりと凄いと思われませんか?ツバつけとけば治るよ~というのは如何なものかです(笑)皮膚のケア洗うキレイにする行為は、最近は手の平で柔らかくで十分というのはこの訳です~

 

この角層、垢の部分は日々、紫外線や様々な物質、化粧品や石鹸などと戦っています。

お顔は角層も薄くターンオーバーも短いので、化粧品や洗顔料など変えると反応がしやすい部位ですね~いわゆる敏感肌です。角層を通過してしまう物質は様々なものが身のまわりにあふれています~紫外線もなのですがビタミンDを形成して骨粗鬆症の予防になるのですが、浴びすぎは皮膚炎、シミなどの原因になってしまします。

その予防は保湿なのは周知のとおりです~保湿のポントは水分です、しかしひと昔前は

水分より油分とされていた時期があります。現在は研究も進みお肌を水水しく~は様々なものが開発、販売されています。出来ればお肌のケア、紫外線対策や寒風摩擦、これは違いますね(笑)お肌のケアは食べ物にも注意を向けていただければと思います。

 

よくコラーゲンがタップリ~とメディアで聞かれる言葉ですが、コラーゲンは体内で常に分解と再生が繰り返されていて、臓器の形を作る役割を担っています。細胞と細胞の接着剤の役割など膜や繊維となって存在しています。アキレス腱などはコラーゲンの塊です~主原料はタンパク質、アミノ酸です。タンパク質は人間が出来ていると言いても過言ではないほど大切な物質です。分子の状態がアミノ酸と言われています~20種ほどのアミノ酸、これは体内で合成がされていますが20種の内の9種が作れないので必須アミノ酸と言われています~鍋にはお肉や魚介類などで9種や他のアミノ酸を網羅しましょう(笑)

 

スミマセン~もう少しお付き合いを~この9種以外の中のチロシンというアミノ酸があるのですが、このアミノ酸皮膚のメラニン色素を合成するのに大切なものです。メラニン色素は太陽の紫外線の害か身を守る、防御する天然のサンスクリーンです。チロシンは検索を~白髪が出るかと思います、チロシンを多く含む食品、小麦胚芽や高野豆腐などお調下さいませ~

 

アミノ酸のバランスのアンバランスによるカラダの影響は直ぐに出るものではないですが、様々な影響が発症してしまうと治癒させるには大変な時間を要してしまします・・・様々なタンパク質をバランスよく摂り、角層の中の水分を保ち皮膚をしなやかに、滑らかさを保つと共に、体外の毒物や微生物の侵入から守る良好な皮膚を保っていただければと思います。