50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ジャガイモって凄い!

先日NHKの番組、食の起源でご飯は敵か?味方か?という番組がありました~ナビゲーターはTOKIOのメンバーが4名揃って、あの島では4名揃うことなかなかありませんね(笑)糖質を制限する食は短期的には結果を早期に出すのに有効だが、長く続けると健康を損なう寿命が縮むと様々なデータを出してご飯、デンプンの大切さを説いていました。今日は番組と重複する箇所がありますが、デンプンの重要性についてお聞きいただけたらと思います。

 

人類は狩猟による肉食中心の食生活から、農耕による草食中心の生活に変わってから爆発的に人口が増加し現在に至っています。それはお米や小麦や大豆にジャガイモなどの穀類、デンプンを主食とした、肉や卵なども食べているので草食まがいの食生活が人口の増加と長命をもたらしました。

最近!?16世紀にスペインは南アメリカの民族、文明を滅ぼし、その際にその地で栽培されていたジャガイモがヨーロッパに伝わりました。経路など詳細はネット等でお調を~ジャガイモは、あのアイルランド、強かったですがラクビー日本勝ちましたね(笑)アイルランドの人口をジャガイモは200年で100万から700万まで増加させたそうです。それだけジャガイモのデンプンはお米や小麦に比べたら栄養価が優れていた故のようです。9種のアミノバランスがジャガイモはすごく良いのです。熱でビタミンCも壊れにくいので、お米や小麦は若干劣勢でしょうか~

 

人口が増えるということは人の身体の全てのエネルギー、体力、免疫機能、生殖機能などが高まったのでしょうか~その為にはタンパク質、アミノ酸20種の内のカラダで作れない9種の必須アミノ酸といわれるものが、ジャガイモは他のデンプンより優れていたからなのです。ヨーロッパは岩盤などが多く日本と違い、あまり農耕に適していない所が多く、アイルランドは適していたのでしょうか~このアミノ酸スコアに優れたジャガイモを主食として人口が増えたのですが、ウィルスなどで飢饉が人口減少、これがアメリカへの移民につながったようです。

 

お米を精米すると9種の必須アミノ酸リジンというアミノ酸がひとつ吐出して少なくなってしまいます。日本は魚の文化、魚の干物や焼き魚、納豆や豆腐もですね~リジン

を補充していました、アジア圏などはデンプンを多く食べてリジンを満たしていました。うどんでしたら2㎏摂るとリジンは大丈夫なようです、毎食180グラムのソフト麺だと2袋ずつ、1日6袋食べればです(笑)しかし当然カロリーオーバー!脂肪などに変換されてしまうので、労働などで動いているのが条件です。昔は労働が当たり前、子供も毎食ご飯3膳食べていれば、子供は風の子でした~アミノバランスもそれなりに摂れていてしかも走り回って(笑)半袖半ズボンでも風邪などひかず、凄い免疫力ですね~

番組で画像で説明していましたが、脳はブドウ糖、糖質しかエネルギーに使えなく、ランチ前にやる気が失せてくるのはこの為ですね(笑)朝を食べていないとカラダの中では大変~ブドウ糖を筋から変換したり肝臓にブドウ糖を発注したりとドタバタ~それなりに人体は飢餓状態を乗り切る術はあるので大丈夫ですが、あまり脳細胞にはよろしくないのは自明の理です。朝からデンプンをです~

 

人類、我々ホモサピエンスは肉食から草食に変わり繁栄しています。肉食で滅びた種を考えればデンプンはアミノ酸も摂れる完全食と言えます。このデンプン、複合炭水化物はクリーンエネルギーです。草木と同じようにカラダで使った後は水と二酸化炭素で排出ととてもエコなのです。

タンパク質はカラダの修復に欠かせないのですが、人口増加にもです、多く摂り過ぎるとデンプンと違い窒素を最後に排出する際にカラダに負担、負荷がかかるのが必定、致し方ないのです。ネットでも調べられます、一度ご自身の1日のタンパク質量はどのくらい?か分かると良いかと思います。1日最低60g多くても120gを目安に、活動量や疾患などを考慮して下さいませ~

 

デンプンの話でしたが、中に含まれているアミノ酸は健康に生きてゆく上で一番大切な栄養です。寒い季節、風邪のウィルスやインフルエンザウイルスなどに負けない免疫はタンパク質の摂取が大切です。お鍋には魚介類や肉類に豆腐など入れて、お酒の当てには肉じゃがやジャーマンポテトでしょうか(笑)十分アミノ酸摂れている時はご飯は控えめにです~アミノ酸摂り過ぎたら水分を頻繁にとり、尿素窒素の排出を手助けして下さいませ~