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姿勢を直し腰痛を根本改善

ビタミンBで心臓を守る

これから寒くなる季節、血圧の急激な上下で心筋梗塞や冠状動脈疾患などの心臓病の危険性が高くなります~今日はたくさんあるビタミンBの中の3つB6B12葉酸についてお聞きいただけたらと思います。

ビタミンBはB1から始まってB2からB12と何がなにやら分かり難いのが現状です、パントテン酸ナイアシン、ビオチンなどビタミンBに含まれるので、専門家も覚えるのがひと苦労です~それだけビタミンB群は大切ということなので、様々な肉体疲労、肌荒れ、口内炎や肩こりなどを緩和する、医薬品として長年CMでも有名ですね~内服液にもビタミンB群が入っていてファイト一発~です(笑)

 

B1糖質をエネルギーに変える特に脳の原動力でもあります、動物性のタンパク質や卵などに含まれているのですが、戦後の食糧がままならない時期などはB1不足による脚気(かっけ)ひと昔前は内科で診療を受けると膝を組んで医師がゴムのハンマーのような物で膝をコンコン~と 覚えのある方は昭和ですね(笑)現在は普通に食べていれば全く心配はありませんが、アルコールの多飲や清涼飲料水などは体外に排出されてしまうのでお気をつけ下さいませ。

 

心臓病、動脈硬化などはコレステロールが原因とされていますが、ホモシステインという物質が20世紀の終わりに、動脈に打撃を与えると立証されました。現在ではこのホモシステインの濃度が高いと心臓病のみでなく、脳の疾患、うつやパーキンソンに多発性硬化症アルツハイマーと~糖尿病や関節炎、腎不全にガンと枚挙にいとまがありません・・・ホモシステイン詳しくはご検索下さい~

このホモシステインを他の物質に変換させるのが葉酸B6B12です。口から食べたタンパク質をB6はタウリンなどのアミノ酸に、B12と葉酸はそれをメチオニンという9種の必須アミノ酸に変換し有効活用、ホモシステインから身を守ってくれています~

肉類など多く摂るとホモシステイン値が上がるのでビタミンB群はとても大切になります、市販のプロテインなどには必ずB6が添加されているのはこの訳です~

最近、ビーガンや様々なベジタリアンが流行りのようですが、日本の精進料理は元祖ベジタリアンです(笑)様々な形態の食べ方があるようですが、ベジタリアンの方はこのビタミンB群は特にB1、2、6に12は動物性食品に多く含まれているので、豆類や穀類などでB群をしっかりと思います。葉酸は女性の妊娠期に特に多く必要なのはご存知の通りです~

葉酸はDNAの合成や細胞分化などに欠かせない栄養素です~光や熱に弱いのでホウレンソウを食べる際は加熱を最小限に努めたい食品です。以前も紹介しましたがホウレンソウのしゃぶしゃぶ、沸騰した湯で大きな葉でも10秒、土や汚れも落としながら~ホウレンソウ~という味がします(笑)

 

このB6は食べ物ですと、バナナ、鶏肉や牛肉、卵や大豆、くるみ等に、B12あさり、カキ、鮭やマグロなどに~葉酸ホウレンソウ、ブロッコリー、オクラや芽キャベツ、豆類などにようさん(笑)含まれています。これからの季節、お鍋にはこれらのタンパク質や野菜類を入れてカラダに美味しいひと時をと思います。ホウレンソウやブロッコリーは入れたら直ぐにお食べ下さいませ~