50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

横綱白鵬のS字カーブ姿勢

休場明けの白鵬関、今場所は気力も体力も充実している様子です~今のところ無敵です。今日は白鵬関の強さを背中のS字カーブ股関節の屈筋群の強さから考察したいと思います、折角の連休の雨です・・・お供いただけたらと思います。

 

相撲に興味のない方でもニュースなどで一度は横綱白鵬の立ち合い、戦っている様子をご覧になったことがあるかと思います。相撲はウエストの部分に廻し(まわし)を巻き付けて戦いに臨みます、まわしも長いと9mにもなるとのことです~故に各々の体形、姿勢でまわしの角度、立ち合いで横向きにテレビでも移されているので廻しが真っ直ぐフラットな角度な方などと十人十色なのが見て取れます。

今度、今晩でもいいのですが、相撲ダイジェストもありますね(笑)白鵬関のまわしの角度が誰よりも鋭角、お尻から鼠径部にかけての角度がどの力士よりも鋭角なのが確認いただけたらと思います。もうひとりの横綱鶴竜と比べてみると一目瞭然かと~

 

まわしの角度が前に傾いているということは股関節が屈曲骨盤が前傾していることになります。野球のメジャーリーグのホームランバッターは大概の選手がこの姿勢なのがが見て取れますね~ゴルフの松山選手そうです。股関節が屈曲していることはジャンプ力だったり走る、踏ん張るなどスポーツ、我々の生活でも欠かせない股関節のパワーなのです。骨盤が傾くので必然的、物理的に腰背部から背中にかけて背骨がS字カーブを描くことになります。白鵬関の腰背部が見事なS字カーブを形成していますよね~S字カーブが形成されると胸、胸郭も開くので白鵬関の大胸筋は広く、厚く!そしてS字カーブの背筋群が発達しているので、僧帽筋、首の両脇の筋肉が見事に盛り上がって発達しています。

股関節まわりの強さとしなやかさ、そして理想のS字カーブを形成しているので長きに渡り横綱でいられるのはそれが故なのです。残念ながら稀勢の里さんはS字カーブがありませんでした・・・最後は前に倒されたりでした・・・白鵬関が前に倒れるなんて滅多にありません、四股を踏んだ時にお尻が下に着きそうな位の柔軟性!バレエダンサーのあのグランプリエのようです(笑)

 

話は逸れますが、よく筋トレなどで夏までに、もう実質は夏ですが(笑)胸、大胸筋を発達させてから海やプールへ~とい計画の方は、遠回りですがまずスクワットでしっかりと下半身の筋群そして股関節屈筋群を!股関節を意識したスクワットは殿筋群もしっかり発達します~そして背中のS字カーブを形成、背筋群が発達すると自然と胸郭が開いた姿勢になってきます。ベンチプレスは程々で広く厚い大胸筋が得られます~スクワットを重視でルーティーンを組むと個人差はありますが、数年でカラダが変化してくるかと~股関節まわりがしっかりと柔軟性が増してくると日頃の所作、動作がしなやかになります!騙されたと思って(笑)スクワット頑張ってみるのも良いかと思います。

 

股関節屈曲の動作は椅子に座っている時に鼠径部にボールペンを挟む姿勢、動作です~ことある後に言っていますね、スミマセン(笑)スクワットの動き始めの意識はこのボールペンを鼠径部に挟む、挟み込むイメージでしゃがんで下さいませ~上がる時はお尻から上がるイメージです、股関節を曲げてお尻から上がるです~始めはこの姿勢をとると腰背部や臀部の上部に違和感や痛みを感じることもありますので、無理なくです。私は殿筋の上部に嫌な感じが~しかし今は克服してS字カーブ姿勢獲得です(笑)

自体重でのスクワットでも十分に姿勢を変えることは可能です、バーベルなどのスクワットよりは進行状況は緩やかですが、股関節の意識で必ずカラダに変化が現れるかと思います。筋トレあとはストレッチングをお忘れなくです。