50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

土踏まずの疲れ・アーチくずれ

先週テレビの健康番組でアーチくずれ、偏平足が日本人の7割にも及ぶ!?などと言っていました~今日はアーチ、土踏まずについてお聞きいただければと思います。

 足の骨は26個と言われていまして、手のひらを見ていただくと足の裏とよく似ていることが見て取れます。構造上、手によく似ています。生命線や感情線などがある部分が足の裏のアーチ、土踏まずにあたります。足は見にくいので手のひらを見ながら今日はお読み下さいませ~(笑)足の関節は指の部分とアーチの部分とカカトの部分と3つに分けられ、アーチ部位は5つのブロック状の骨がお城の石積のように、このアーチ部位はクッションの役目があるので、崩れる、ダウンするのはよろしくないと言うことです。しかしもともと偏平足気味であったり、逆にアーチが強すぎる足の甲が高い凹足の方もいるのが現状です。長く歩いたりスポーツで土踏まず、アーチ部位が疲れなければ、見た目形状はそんなに気にしなくてよいかと思います。

 

よく歩いたり様々なスポーツやダンスなどをしていればアーチは保たれるので、予防は運動、活動を怠らないことが重要になります。あと重要なのが足裏の重心ですが、足の重心のみにフォーカスすると木を見て森を見ずになります~カラダを建物とすると一番大きな関節、股関節から考えなくてなりません、詳しくは別な機会にです。

今日は足裏ですね~自然に歩くとカカトの少し外側から着地して小指側へ重心が移り、最後に親指側で離れるがバイオメカニクスになります。この重心が小指側にかかってしまう傾向が多く見られます、誰しもです。そうなるとアーチのクッションも本来の機能を果たせず、土踏まずが疲れたり、足底筋膜炎というアスリートによくある障害が発生することになります。故に重心は常に拇指球側に意識が大切です。

 

足裏には目立った筋肉はなくこの足底筋膜という靭帯がふくらはぎから操り人形のように指を曲げたり伸ばしたりの役割をしています。手の指も同じですね~故に足裏、土踏まずが疲れた時はふくらはぎの筋群のストレッチやケアが必要になります。腓腹筋とヒラメ筋は必ずストレッチをして後は足底筋膜のストレッチをこれは足の指を折り曲げてお尻をカカトに乗せて負荷をコントロールします~いきなり行うと抵抗するかと思います。ゆっくり行って下さいませ~最後に指を5本全部足の指の間に突っ込んでウリウリと、始めは痛いですよ~(笑)でも次第に緩んできます。余力がありましたら土踏まずをツボ押ししたり青竹踏みでしょうか~足裏のツボ押しはとても良いものですが、治療の世界では刺激はほどほどに~と聞いたことがあります。

 

あとは靴やシューズをアーチパッドなどのアーチサポートを探して、適度にアーチを支えてくれるようにするのも予防になります。経年劣化でアーチパッドがつぶれてしまう傾向にあります。ソールの硬さは硬過ぎず、柔らか過ぎずを試し履きで確認を~最近は柔らかいソールが流行っているようですが、私はお勧めしません。一日締め付けられている足、家に帰ったら解放させてあげましょう~