50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ふくらはぎの筋肉は鍛えるべきか?

陸上のサニブラウン選手が100メートルの記録を更新し来年のオリンピックに期待がかかっています~筋量、体重も増えて体幹!?も強くなったとのメディアで報じていました。ふくらはぎ、カーフはどの様に?どんだけぇ~?(笑)鍛えたのでしょうか?

 

スミマセン、本題に~ふくらはぎの筋肉は一日働いて帰宅すると、パンパンに張って痛くて眠れない~など経験がおありになるかと?この現象は人間、二足歩行のホモサピエンスなら(笑)誰でも起こることです~重力で脚の血液が戻りにくい結果です。血液を上半身、心臓に戻すには動脈と違い静脈は血管の中の弁を、周りににあるふくらはぎ等の筋肉が動くことによるポンプ作用で重力に逆らいながら心臓に戻しています。

スポーツ等の鍛錬者でも起こる現象です、帰宅してエクササイズは辛いので(笑)5分位でもソファーなどで横になり両脚を心臓より高く持ち上げて、物理的に血液を心臓に戻すことです~しかし筋肉は動かさないのでこれでは不十分なので、立って少しでもふくらはぎの筋肉含め、下半身の筋群のストレッチをすると大分緩和されます。

 

ふくらはぎの筋肉の鍛錬ですが、私はあえてお勧めはしません。スポーツなどで俊敏な動きを伴う動作があるのでしたら、ある程度筋トレなどで鍛えることはやぶさかではありませんが、一般の方々は鍛えることで逆に障害を引き起こすことが多くなります。あえて言わせていただきます~医師も含め治療師の方は良かれと思いカーフレイズ、つま先立ちやタオルギャザーという足指や足底筋膜などを刺激することを指導されているようです。実際言われるがままにリハや筋トレをして痛めてしまった方が今までに多いことか・・・私は実際にカーフレイズや足の指の使い過ぎ、ランニング等でふくらはぎの筋肉を傷めたことが・・・鍛え過ぎ使い過ぎは諸刃の剣です、究極はカラダの使い方、カラダのバランスなのですが、まだまだ日々、実践して検証中です。

 

昔カカトがないスリッパが流行しましたが、消費者庁にふくらはぎの障害のクレームが多く寄せられました。高齢になりあまり歩かなくなると転倒しまいと足指を踏ん張るクセがつき、その踏ん張りのクセで家の中での転倒が増え、足指の踏ん張りによる巻き爪になってしまったり・・・巻き爪痛いようです。足指の踏ん張りは膝関節にも負担がかかります~予防策は脚を持ち上げる大腰筋を鍛えることです。

ランやジョギングで膝関節のお皿辺りが痛い方、膝蓋骨の中やその下辺りが腫れるような痛み、触るとブニブニしているかと~この症状は足指の踏ん張り、クセかと?踏ん張りにより足の親指にタコが出来ない様、拇指球側に重心をとお気をつけ下さいませ。ランが普及したことは健康上も良いことですが、安易に行うと自分のクセ、ローインパクトな刺激が障害に繋がりますので、異常を感じたらとにかく勇気を出して中止、休ませることです。しくじり先生のアドバイスです(笑)

 

カラダ全体の動きをトータルに観る、診ることはまだ学問になっていないのが現状です。カラダの動きから健康を考えた方法、メソッドは色々あります~自彊術や真向法、そして私がお勧めする、長きにお世話になっている操体法。これは書店でも置いてあるかと思います~あの骨盤や股関節のバランスを治す、直す動き、お勧めですよ~

30年前は私はカラダのバランスもバラバラ・・・とにかく鍛えなくて!の日々、何名かの治療師の方に出会っていなければ今もワンツ~♪仕事を出来ていなかったかと思います・・・先ほどは言い過ぎた感がありました、お許しいただけたらと思います。

探せば多くの素晴らしい有能な治療師の方がいらっしゃいます、そのような方はメディア向きではないので根気よく探していただければと思います。私は免許がないのでカラダに触ることは出来ませんが、カラダを心地よく動かし汗をかき、良好な生活を送る術の仕事をしております~一応宣伝まで(笑)