50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

ふくらはぎ 鍛えるべきか?

今日はふくらはぎの筋肉についてお聞きいただければと思います。CMで女性が皇居まわりをジョギングし始めて、こむら返り、腓(こむら)ふくらはぎの筋肉がつってしまって男性におんぶされる~という面白いCMがありまして、何のCMでしたか?スミマセン~(笑)高畑充希さんが出ているものです。

このこむら返りと言われるふくらはぎの筋肉の痙攣の原因はウォームアップやストレッチングが足りていなかったか?走り方か?疲労か?沢山の要因が考えられます。ふくらはぎは俗称でして膝から足首あたりを下腿と言うのですが、そこを昔は腓(こむら)と言っていたようで、ふっくらとしている部分なのでふくらはぎ~となった様です。

以下、腓腹筋(ひふくきん)、下腿筋群と言わせていただきます~人は二足歩行に進化してこの下腿部に様々なストレス、負担がかかるようになりました、ハイヒールや合わない靴、堅い床や舗装道路など、そして激しいスポーツなどの動きは必ずと言っていいほど障害を引き起こしています。シンスプリントと言われる骨の間の骨間膜の障害や更に進んでしまった疲労骨折~トップマラソンランナーでも頻繁に発生していますね・・・アキレス腱断裂、これはサッカー選手だったベッカムさんがでした・・・

このような激しい動きを伴うスポーツ、格闘技系も含め、これら障害を予防するには適度な筋トレと柔軟性を高めるストレッチングと栄養や疲労などを考慮したコンディションニングが大切になります。では一般の方はどうなの?ですが、最低限でも柔軟性を維持するストレッチングだけは必要なことです。では筋トレは?ですが、私は敢えて積極的に毎日行うようなものではないかと思います。何故かと言いますと、よくあるカーフレイズ、つま先立ち等を行うと筋力はつきますが、それに伴う柔軟性が低下したり足の指に力が~足の指で踏ん張るクセがついてしまう~これは足の爪が巻き爪になってしまったり、下腿筋群の沢山ある筋群が強くなるために個人のクセと相まって、原因がつかめない障害へと・・・テレビで紹介された血流を促すカカト落としは良いと思いますが、鍛えることは諸刃の剣になってしまします。すでに健康のために行われている方は加齢と共に更にストレッチングを重視していただければと思います。

 

黒人系のアスリートの下腿筋群、彼らの腓腹筋は他の民族に比べたら細い感じしませんか?今度テレビなどで観る機会ありましたら~黒人系のボディビルダーはふくらはぎにシリコンを入れる方もいる様~テレビでよく観られるケニアエチオピアのランナーのあのきれいな下腿と、何故太く発達しないの?と思われませんか?彼らは下腿筋群を発達させなくても股関節屈筋群や大腿部、殿筋群、背筋群の発達とそれらを上手に連動、連携させる術をカラダで実践させています。もしですが彼らが力士になったらですが、相撲により適度に発達するかと~オリンピックなどの陸上競技で彼らの身体の運動能力が嫌というほど見て取れます・・・日本人頑張れ!と言いたいですが・・・

 

ボディビルなどカラダを筋肉を形作ることを目的とされている方はカーフレイズなど筋トレ頑張っていらっしゃるかと思います~私も20代に昭和に真剣に行っていました(笑)それ以前から陸上やテニスで足の指を踏ん張るクセがあったものを、更に鍛えることで助長させてしまい・・・それ以降のジョギングなどのランで下腿筋群の深い部位の筋を痛めてしまいました・・・指の踏ん張りは危険なのです・・・インナーマッスル鍼灸などでもなかなか治療が難しい箇所、自分で原因を探り様々なストレッチングなど試行錯誤して、ようやく再発させない術を、です・・・鍛えた後の達成感、充実は素晴らしいことですが、加齢と共に更なるストレッチング、是非行っていただければと思います。ストレッチングは裏切らないです(笑)

お正月の休みを超える大型連休と改元と相まって気ぜわしい毎日です~色々とお気をつけ下さいませ~