50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

座業から腰を守る

重い物を持ち上げたり移動させたりする様々な職業、腰に不安を抱えていらっしゃる方が多いのですが、一日中デスクワークの方、タクシーやトラック等の運転手の方やピアニストやバイオリニストの方々も腰痛に悩まされています。座った状態を長く続けるのは意外に腰に負担がかかるのですが、今回は日頃の座り方についてお聞きいただければと思います。

そもそも二足歩行として進化してきた我々ホモサピエンスは常に歩き続けて、移動して

現在の人類、世界が形成されてきました~人は動かないと動けなくなる、カラダが筋肉がその様な宿命です・・・長く~座っていることは我々人類にとってはとても過酷なことなのです。3千、5千年前の縄文時代の人々は長く椅子などのような物に座ることがあったのでしょうか?スミマセン~変な想像でした(笑)

 

話はやはり骨盤を立てる、立てて座る論争になります~人が座っている状態はカラダの一番大きな関節、股関節を折り曲げて椅子に座るのですが、確かにスケルトンの状態だと骨盤は立っています、しかし周りにある沢山の靭帯や筋肉群はどうなっているの?どうすればいいの?座っている時の筋肉、使い方まで言及されていないのが現状です・・

私が推奨している姿勢、背骨、特に腰背部のS字カーブですが、座っている際にこのS字

カーブを意識して座てみると股関節が屈曲することになります~私が推奨しているボールペンの鼠径部挟みです(笑)この動作をしてみるとお分かりになるかと~直ぐに立ち上がれる姿勢、ポジションであることがお分かりになるかと~尾籠な例えですみません、割れそうな便座に座ってしまった時、何時でも立ち上がることが出来る姿勢です(笑)足の裏に体重が重心があり、股関節は屈曲状態~これはなんとスクワットをしている状態と変わらないのです!

よく言われている骨盤を立てる座り方は筋肉を使えていない、人形が座っている状態~なのでただバランスをとっただけの状態なので、腰の負担は軽減どころか悪化させるだけです。タクシーの運転手の方は車のシート、座席はリクライニング状態なので腰の辺りにあえてパッドなど入れて、防御本能ですね、腰を守る、腰背部のS字カーブを作ろうとしています。実はトラックなどのベンチシートの方が腰には優しいのですが・・・

長くPCの前に座らなければならない職業は大変過酷な仕事と私は思います・・・

画面やキーボードにカラダを合わせると多分椅子を高くして、足が浮いてしまう方が多いかと思います~その際は股関節を曲げた状態で両足の裏がフロアーにしっかり着くように足元を調節、電話帳や何かを足の裏に敷いて踏ん張れるようにしてみて下さい。

足が踏ん張れ股関節やお尻の筋群が使えると自然と背中のS字カーブができ、胸を張った上半身になり肩こりも予防出来ると思います。見た目もキレイです~先日初めて電車で背中をシートに着けないで座っている女性の方が、多分20代かと~チラチラ見て👀

しまいました~ごめんなさいでした(笑)

ピアノやドラムの演奏時も同様です~出来るだけカラダ全体で座れるよう、脚やお尻、腹筋背筋を使える上記の座り方~に椅子などの環境を色々設定して試していただければと思います。