50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

足裏重心と姿勢の関係

今週、浮指についての番組がありました~今日は足の指や足裏の重心の意識について、カラダ全体から考察したいと思います。マラソンの解説者でもある金さんの著書にもあるのですが、走る時歩く際も同様です、足裏の重心は、カカト➡足の外側➡拇指球

とあります。土踏まず、アーチの部分には体重はかからないことになります。カカトの部分は詳しくは少し外側、靴などのカカトを見てみると、すり減る部分はカカトの少し外側になります~その外側の減り方が極端に外側が減っていると~しかも右足左足バラバラだとアンバランスですね、利き脚の多い右足にその傾向が多いです。とどのつまり、最後は拇指球側に重心が移動して踏み切ることが出来れば問題はありません。

 

しかしカカトのすり減り、重心が小指側、外側にある状態で長年歩いたり走ったりとしているとまず障害の恐れがあるのは膝痛です。

体重、重心が外側にゆく傾向は致し方ないことです~ロボットなどの脚、以前ホンダの二足歩行が出来るアシモくんは脚の部分は真っ直ぐですよね~例えが良くないですね(笑)人間の骨格は骨盤から脚、大腿部は少し内側に斜めになり、膝関節の所で少し

真っ直ぐになります。二足歩行の人間の進化の過程かと思われます。骨盤は女性の方が横に広いので男性に比べて体重、重心が外側の傾向が多いのは致し方ないです。女性の方はこの物理的な要因や出産のダメージ、骨粗鬆症外反母趾などで重心が小指側、外側を続けていると、高い確率である日突然膝が~になります・・・

ではそれを防ぐ、予防するには拇指球側、日頃の足裏の重心を親指側、内ももを少し締めた感覚で歩く、走る等をすることです。膝関節は一度痛める、長年かけて突然発症する膝痛等は運動やリハで治すことは大変難しいのです・・・バレエダンサーの方が常にバーレッスンで拇指球に体重乗せてプリエなどで、自分のカラダのクセをノーマルにしています。常に意識をしていないと特に利き脚側から崩れる、外側に~です・・・

 

結論を申し上げますと、将来の膝痛や腰痛の予防のためにバレエダンサーではないですが常に良い姿勢を意識して日常動作やスポーツなどを行うことです。ポイントは骨盤、股関節です~浴衣などの和服を着た感覚、帯をお腹、腰の辺りにしっかり締めて、和服の歩き、着物が乱れないよう少し内もも締めた感覚で~そのように歩くと必然的に拇指球で踏み切る、美しい、キレイな姿勢が身について、膝痛や腰痛、肩こりを予防することになります。既に痛い、不安な方は今からでも大丈夫です!私はエクササイズの中で

取り分け股関節と足裏の重心をうるさい位(笑)改善はさせられますが一度痛くなった膝痛だけは完全に治すことは難しいのです・・・

 

一度カカトの減り具合や足裏を観察をよろしかったら~ストップダッシュするスポーツをしている方は小指側に多少は固くなる部位があるかと思います~しかし拇指球側に明らかに重心がなく小指側に重心がかかっていることが判明したら、まず姿勢!内ももを少し締める感覚で歩いたり走ったりを是非~自然に拇指球側に変わっていきます。

ボクサーのあの激しいステップ、彼らのあのシューズの裏は拇指球の部分から減って穴が開いてゆくみたいです~一度つま先立ちを良かったら、その際、指で踏ん張らないで拇指球に重心、体重を乗せてみて下さい!これが拇指球が体感できるかと(笑)

ただ立っている時の重心も拇指球、内側ですが、足の指に力を入れない、踏ん張らない様ご注意を~この足の指の踏ん張りも障害の恐れがあります、詳しくは別の機会に~