50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

骨盤を立てるとは?立てても大丈夫?

月曜日の朝ドラの後の番組内容が、猫背やストレートネックについて行っていました~日頃の座り方、座り姿勢で猫背を3種類、首から肩、背中、腰背部の3つの猫背に分類していました、面白い分け方です~基本姿勢は骨盤を立てて座るを推奨していました。

この度は骨盤を立てるについてお聞きいただけたらと思います。

人のカラダは建物で言えば基礎、柱や鉄骨の部分が背骨や骨盤などの部分になります~

カラダは筋肉や靭帯、腱などの組織が骨を支えて立つ、座る、歩く等の動作が出来るのは言わずもがなですね~姿勢や座り方などの大概の情報は骨盤、骨にフォーカスされています~例えば骨盤を立てて座っている時の筋肉は?立つ際に一番使う筋肉群は?

カラダの使い方、安全に障害を配慮した筋肉の使い方は?このような知りたい本当の情報が少ないのが現状です。お金にならないが故に研究がされないのは致し方ないのですが・・・

医師やPTや様々な治療師、私の様なベテランのアマチュアも(笑)タテの関係ではなくヨコの関係が広がることを望んで止みません~スミマセン、本題に~

 

骨盤を立てるは結論から申し上げますと間違いです、骨盤を立てると支えている腰背部

の筋群に負担が、緊張を加え続けてしまいます。立った姿勢は最近ようやっと世間は腰背部はS字カーブが必要、骨盤は前傾が必要と昨今なってきました~座る時に骨盤を立てるは腰痛養成行為と言っても過言ではありません。アスリートを引き合いに出しますがフィギュアスケートの紀平選手やザギトワ選手が椅子に座る際に、骨盤を立てて座るでしょうか?座っていても腰背部はキレイなS字カーブが想像されますよね~

長い座業で腰を疲れさせない為には股関節を曲げる、屈曲させて腰背部にS字カーブを

作ることです。以前ボールペンを鼠径部に挟むように~と述べたことがあります。バランスボールで座業をされている方もいるとのこと、骨盤立てたらすってんころりになってしまします。この股関節を曲げた状態は股関節の屈筋群が使える、椅子から立ち上がる際は膝上の太ももの筋群とこの股関節の筋群が共同作用で立ち上がることが出来ます。股関節を曲げると腰背部の負担が股関節と殿筋群に分散される訳です。

股関節屈曲はある意味で有事、緊急時、危険を察知した際などの機敏な対処が可能となります。骨盤を立てて座っていると股関節屈筋群を即座に使えません~電車など座った際は背もたれにどっと体重をかけないで、股関節を少し曲げ背もたれに寄りかからないで~

もしも万が一の危険に備えていただければと思います。でも特に冬の温かいシートは眠気を誘います~(笑)

 

立位、立った姿勢でもこの股関節曲げを意識した姿勢、世間では前傾と言われていますが、いずれ股関節の重要性が説かれる日が来るかと~この少し股関節を曲げた、緩めた

立ち方も有事に直ぐに対処できる姿勢です。骨盤を立ていると機敏な動作が出来ません。もしゾンビが襲ってきた際は(笑)股関節を曲げて戦うか?逃げるか?ご判断を~

 

先ずは日頃の座り姿勢の股関節の意識から始めていただくと、腰の不安が知らないうちに無くなるかと思います。背もたれは数分に徐々に頼らないようになります~腰の不安が無くなってくると自然と日頃の立ち姿勢にも変化が現れてきます~気長に待ちましょう~