50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

最大酸素摂取量は体力の指標

三浦雄一郎さんが南アフリカアコンカグアに86歳で挑戦するとの報道がありました。80歳の頃と現在では最大酸素摂取量が3割は減少しているので、低酸素ルームでの順化や低中程度の登山で体力を戻す、体力向上に努めていると映像が流れていました。最大酸素摂取量とはよくアスリート達の中では出てきます。数値にしますとマラソンランナーは70位トップランナーは80を越えます、高いに越したことはありませんがスポーツ心臓という危険性もあります~これは別の機会に~

一般男性は50前後、女性は30~40と鍛錬すれば最大酸素摂取量はある程度向上、

体力は向上します。アメリカではこれをMET、メッツという指標で一般の人の体力の指標にしています。入院してリハで5METSに最大酸素摂取量が向上したら退院の目安としています~とても合理的です。保険制度の違いもありますが、アメリカではちょっとした心臓疾患でしたら案外過酷なリハで、MET向上に努めている様です~

 

この最大酸素摂取量を向上、低下させないためには心臓のトレーニングを、やはりエアロビック運動、有酸素運動が重要となります~もちろん筋トレで筋肉、筋力を低下させないことも大切ですが、加齢と共にエアロビック運動の割合を重視することをお勧めします。ただ歩く、ウォーキングするだけでなくある程度脈拍を上げる工夫、坂道や階段、少し速いペースで歩く時間を入れる等、少しは心臓に負荷をかけることです。そして特に足腰の筋トレ、スクワットや階段上り等を加えれば、80過ぎても海外旅行も夢ではありません(笑)

スポーツクラブなどにあるエアロバイクで10分前後で最大酸素摂取量を計測するプログラムがありますので、ご興味はありましたら~我々が普通に吸っている空気には2割程度しか酸素がありません、高度が2000m越え8000mになると更に30%ほどの酸素になるとのこと~ほんとデッドゾーンです。富士山登頂を計画されている方は少し前から定期的にエアロビック運動をして、当日の体調を整えることをお勧めします。

知り合いが2000m過ぎでいわゆる高山病で戻らざる負えなくなってしまいました・・・