50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

骨盤を立てる?傾ける?

今朝、ピアノのコンクールをニュースで見ました、120名位から最後に6名が選ばれその6名はオーケストラで最後に演奏をする~音楽は素人なので演奏者の座る姿勢ばかり見ていました、仕事柄(笑)座って演奏を行う代表のピアノやバイオリンは見た目より、大変過酷なものです。

以前スポーツクラブでピアノやバイオリンの演奏を仕事とする方と話す機会がありました。お二人とも体力向上より肩こりや腰痛の解消を目的、重点にトレーニングをされいました。バイオリンはあのバイオリンを持つ、保つ姿勢がとても過酷の一言、しかも長時間座っての演奏と腰痛などの障害で辞める方もいるとのことです・・・

演奏者のサイトでも腰痛を予防するために座る姿勢がやはり大切、骨盤を立てて座る、という表現をしているものが多く見られます。よくメディアでも骨を立てる!?と聞ボれた方いらっしゃるかと思います。座っている時は骨盤を立てて、では立っている時は?立位でも骨盤を立てたら、大変なことになります・・・度々フギュアスケートの紀平選手を取り上げますが、この度も見事な逆転優勝!彼女のあの脊椎のS字カーブの姿勢がもたらしたものです~彼女は骨盤を立てるではなく、骨盤を傾ける、股関節を屈曲させた姿勢を持っているからです、見た目もキレイですよね~故に16歳であの滑らかなすべりとジャンプ力、安定したトリプルアクセルが可能となる訳です。

 

スミマセン、話を戻します(笑)演奏だけでなく長い座業を仕事とされている方で腰に不安がある方は少なからずいらっしゃるかと・・・まず骨盤を立てるから意識を変え、

以前もお話しましたが鼠径部にボールペンを当てて、そのボールペンを挟む、少し圧迫させて座る、これが股関節を屈曲、股関節を曲げる姿勢です~そうすると腰背部はS字カーブの姿勢になり腰への負担が軽減されます。立った姿勢の際も骨盤を立てるではなく、股関節を曲げる、少し緩めた感覚を~その場で軽くジャンプして下りた時に股関節がクッションアブソーバーになり少しお尻が後ろに、股関節が緩みますよね~いわゆる

臨戦態勢の姿勢です(笑)

先ほどのボールペンを挟む姿勢ですが、少し腰背部に違和感、張る感覚が出る方は、椅子を少し高くしてカラダが自然に傾くように~腰背部に何かクッションや衣類を入れる、背中と椅子の間に入れて物理的にサポートするのもひとつです。少しずつ椅子の背もたれに頼らないよう頑張りましょう~

昨日は男性、今日は女子駅伝が(笑)速い選手はカカトがお尻に近づいた、股関節から

回転したような脚の動き、走りをしています~これが股関節の屈曲です、悪い表現でスミマセン、遅いランナーは骨盤が立った姿勢をしているので、カカトの位置は低くすべるような走りを・・・その着眼でよろしかったら御覧ください👀