50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

高タンパク質低炭水化物食

例えばの話ですが、刑務所や拘置所に収監されてそこの食事を食べ続けるとします、そうすると好むと好まざるに関わらず体重は減っていきます、麦ごはんやみそ汁にお漬物やフリカケの食事では、麦ごはんの炭水化物は消化吸収されてまず脳細胞に、そしてカラダを動かすエネルギーに~この炭水化物の量、タンパク質も足りていないので、生命を維持するために、毎食後食間、体内の大切なタンパク質を脳の為に血糖、グルコースに変えなくてはならない非常事態に陥ります。

故にシャバに戻ると(笑)カラダは体重は減少し筋肉もやせ細った状態で出てきます~某有名人でいらっしゃいましたよね~ 一見健康そうに見えますがカラダの中は様々な機能のバランスが崩れ、いわゆる自分の健康寿命を生きることが叶わなくなってしまう

可能性が高くなってしまいます。

では例えば、高タンパク質でほとんど炭水化物を摂らない、毎食にステーキとビタミン・ミネラルを考慮してグレープフルーツの食事が出てきたとします~タンパク質をしっかり食べているので炭水化物は摂らなくても生きていけるのでは?と思われる方が多いのが現状です・・・

ステーキと果物は一見健康的な食事に見えます、見る見るうちに体重は1週間ほどで減少してゆきます~この減少、現象の内訳です~炭水化物を食べないのでまずステーキのタンパク質を脳の為にグルコースに変換してブドウ糖にし、脳のエネルギーにします。

そして残りのグルコース、血糖をカラダを動かすエネルギーとして使うのですが、次の食事までの飢餓、空腹の時間はどうなると思われますか?カラダはグルコースがないと動いてゆけないので筋肉などのタンパク質更にを血糖、グルコースに分解しなくてはならない状況になってしまいます。

本来は炭水化物がまずカラダの脳などのエネルギーとして使われ、タンパク質はカラダを修復するために貯蓄され使われる、使われなくてはなりません・・・

本来一日のタンパク質は大体60g、総摂取量の12~3%くらいが理想とされています。高タンパク食を続けると、消化、分解、排泄にあたり多量の水分が必要になってきます~腎臓は多くの尿素窒素を排出させようとフル回転せねばならず、飲む水だけでは足りなくなるのでカラダ自体の水分を使うことになってしまいます~

大切な筋肉も減りカラダの水分も減るので、面白いように見る見るうちに体重が減るのはこの訳です。

 

昨今は血糖値を上げない、糖化するなど糖質は悪いものとして扱われています・・・医師が実践して更にテレビが取り上げる!?ことも・・・

タンパク質はカラダの修復にも大切なものですが、摂りすぎに注意していただければと思います。毎食、適度な炭水化物、デンプンを摂り、そして適度な運動を行い健康でアクティブな毎日を~何かのCMみたいですね(笑)