50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

膝下O脚を考察する

外出すると人の姿勢や歩き方を観察して20年を過ぎました~変態に思われないよう、何気なく見てますので大丈夫です(笑)膝下のO脚の方がここ10年くらいでしょうか、増えてきたように思われます。特に若年の女性の方の多いのですが、身長も昭和の頃に比べると高くなり、スレンダーな体型、姿勢の方が多く見て取れます。

女性の脚は前にもお話しましたが、骨盤が男性より横に広い、大きい分、物理的にいわゆるO脚になりやすいのですが、特に膝下のO脚が・・・つま先を内側にして立つ姿勢は見た目の可愛さの為でしょうか?機能解剖学的にはあまり良い姿勢、立ち方とは言えないのですが・・・

膝下O脚の方の多くは姿勢が、横から見るといわゆる真っ直ぐ姿勢の方が多く、背骨の生理的湾曲がハッキリしていない、特に腰背部のS字カーブがない!?と言っても過言でない姿勢の女性が多くなりました。生理的湾曲、S字カーブがない姿勢で立っている方は、お尻、臀部を締めるように後ろに体重を乗せて、つま先は内側に・・・

この姿勢は歩く時もカカトから歩くのではなく、すり足気味に歩く傾向にあります。

これは障害のある方や生活習慣病で筋力が低下した高齢者によく見て取れる歩き方です・・・

 

O脚を治す、直すには若年の頃から、骨の成長期まだ発達している時期から始めるのが理想です。ネットや書籍にある方法は対処療法に近いものです、時間はかかりますが

私のアイコンのスクワット(笑)股関節を意識した、股関節曲げスクワットを繰り返し行うことをお勧めします~このスクワットで腰背部のS字カーブが形成され、見た目もきれいなお尻、臀部になる、発達します。

腰回りが変わると自然と体重がカラダの中心、足の裏は拇指球側に変わってきます。

バレエダンサーのあのキレイな姿勢は股関節まわりを様々な方向に動かし、プリエなどして、股関節のためのレッスンとも言えます。しっかりとした股関節を土台に綺麗な上半身そしてすらっとした脚が作られます、これこそ機能美です。

 

左右のバランスの違いやクセの蓄積で様々な障害が生まれます、そうです外反母趾になると体重が外側に行くのでO脚になる傾向もあります・・・一度ご自身のカラダ、動きを客観的に見てみるのもいいかと思います、スマホ等で撮ってもらったり、靴のカカトの左右の減り方など調べてみたり~

腰痛や膝痛、肩こりなども、時間はかかりますがまずは土台づくり、股関節から始めましょう!