50代からのエアロビクス

姿勢を直し腰痛を根本改善

肩の脱臼を予防する

肩の脱臼や亜脱臼は意外と多い障害のひとつです、筋力の低下や関節まわりの柔軟性の低下等でシニアの方は転倒時に肩を脱臼される方も~あと若年の方でも脱臼ぐせが長く続いてしまうこともあるようです・・・肩の脱臼を予防するには理学療法士の方や様々な治療関係の方々が推奨している、チューブやゴムバンドなどでの肩関節まわりのインナーマッスルのリハやダンベル等での無理のない筋トレがネットなどでも紹介されています。

私がお勧めする肩関節まわりの強化は、日頃の筋トレを行う際に脇を締めて行う筋トレ方法です。ベンチプレスは極力脇を締めて、肩のプレスや背中の引く動作も同じように

脇を開いた状態はとても不安定、肩関節に多大な負荷がかかります、腕立て伏せも同様です、レスラープッシュアップの様に脇を締めてです。この脇締めを行えば肩関節まわりのインナーマッスルへの配慮、表層のアウターマッスルとの共同作業が可能となります。以前お話しましたが、綱登りの動作は上半身の筋トレのベストワンです!

あとひとつお勧めですが、よくあるアームカールですが、ダンベルで行う際によく最後に小指側を締めるようにして、力こぶを意識する~これはボディビル的な方法なのですが、肩の脱臼、亜脱臼を経験した方、脱臼したくない方、肩(笑)はチューブを使い、握りこぶしを胸の中央の方へ斜めにチューブを引き上げます。渡辺徹さんの決めポーズのようにチューブを巻き上げます(笑)

肩の時にお話した三角筋、その下にインナーマッスルの棘上筋、更にその下に巻き上げる時の一番使う上腕二頭筋があります~ここに上腕二頭筋腱という腱が滑車のように肩甲骨側から上腕骨、腕の骨に埋め込まれるように密かに存在しています。

この滑車の役割をしている腱が脱臼した際に伸びてしまったりすると深い~部分にある箇所なので大変なことに~肩関節はこのような深部にある腱や靭帯、インナーマッスルそして表層のアウターマッスル全てを上手に使い、スムースな動作が可能となる訳です。

無理のない筋トレそして関節まわりのストレッチングで様々な肩まわりの障害を予防していただけたらと思います。